『頭ぐしゃぐしゃ』の彼方に・・・

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chang-wei

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May 13, 2006
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カテゴリ: 雑感
<ぴょん太の楽しい戦争>

現在の国の政策や、それによってもたらされる国民生活の変化などについて、ちょっとコウルサイ内容のコラムがずずっと頭から終わりまで続く、一般の週刊誌とはちと違う週刊誌であり、たぶん好き嫌いが分かれる雑誌である。

小生はうわべは「あんまり好きではない」を誰にともなく標榜しつつ、深層心理的には、こういう「噂の真相」的若干キナ臭さを残した雑誌は決して嫌いではない。
ときに、痛快と思える記事に出遭えることもあるので、期待感が少しだけあったりする。

で、この雑誌には月1回、表題のようなタイトルの漫画が登場する。石坂啓さんの作。
ここに出てくる「ぴょん太」というのはウサギなのだが、時事ネタを面白おかしく掘り下げては笑い飛ばしたり、辛らつもしくはシニカルなコメントを加えたりしている。

ぴょん太の言葉=石坂さんの考えなのかどうかは知らないけど、ときに、おそらく雑誌編集部全体が声を大にして述べている論議とまったくアベコベのことを、このぴょん太がしゃべることがあり、なかなか笑える。
たとえて云うなら、葬式の席でブラックユーモアを云うような内容の話。




<大好物?>
ホリエモンが裁判で無罪を主張していくことを、弁護側を通じて標榜したという。
また、ムラカミファンドのムラカミ氏が、阪神電鉄「乗っ取り」(?)について強硬姿勢を世に示したという。

我が身に直接的には全く関係ない話題ではあるので、その良し悪しについて何も云えないのだが、ジャーナリズムは揃って彼らのことを、ダーティイメージで語り、そのまま彼らの思惑を果たせぬまま、蛇の生殺しにしてしまおうとしているように見えてならない。

しかも皆が皆、同じ方向を向いているような気がする。
阪神ファンだとか阪神の社員だとか、ライブドアの事件発覚直前までライブドア株を買っていた「被害者」たちがそういう態度を示すのはわかるのだが、全く関係ない一般生活者までもが、ホリエ&ムラカミを白眼視している。

世論のこういうさまを見ていると、その是非とは関係なしに、少しイライラする。
これが世論というものであり、バッシングというものなのだろうか。
えてしてこういう「こきおろし記事」の内容は、日を追うごとに陳腐化するに違いないにも関わらず、しつこく反復され続けることだろう。なのに世論はそれを読んで「ウンウン、そうだそうだ」と、決して否定しなくなってくるのである。

小生としては、この話題について、そろそろ前述の「ぴょん太」に登場願い、クソミソ世論など次々にポリポリかじり捨てて欲しい。
というか、ぴょん太はこういう展開の世論は、垂涎ものの大好物の筈なのである。





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最終更新日  May 13, 2006 07:32:21 PM
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野鳥大好き @ Re:ちょいと試みに・・・(11/21) あのな…、解ったよん。
chang-wei @ Re[1]:やれやれ・・・(11/20) 野鳥大好きさん >やれやれ…でしたね。あ…
chang-wei @ Re[1]:やれやれ・・・(11/20) setattiさん >私のPCも時々おかしくなる…
野鳥大好き @ Re:やれやれ・・・(11/20) やれやれ…でしたね。あはは、赤ちゃんなん…
setatti @ Re:やれやれ・・・(11/20) 私のPCも時々おかしくなるから困ってるん…

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