『頭ぐしゃぐしゃ』の彼方に・・・

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chang-wei

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October 13, 2006
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カテゴリ: こころについて
「ぼくの歩く道」という番組が、新聞で紹介されていたけど、この手のドラマは近頃多いなあ。

山田洋二監督の映画「学校2」は見たけど、基本的にこういうドラマを見るのには抵抗がある。
たぶん共感はするんだろうけれど、どっちかといえばそれは同情とか「辛いなあ」という感覚に近い。

話の最後で主人公やその家族が救われるような展開はあるのかな。
あるとしてもそれは、ムリヤリそういうふうにストーリーを持っていってるってことじゃないかなあ、と、どうしても思っちゃう。

放映することになまじ反対なんかしないけど、このドラマを通じて、いったい何を訴えたいというのか。
「ノーマライゼーション」とかいう、しょせん日本では絵に描いたモチでしかないような観念か?
いえるのは、こうしたドラマをやったところで、同様の子やその家族には救いなんてないだろうってこと。


精神障害児を抱える家庭に対して、東京都は知事の判断で、何年後かから扶養に関する補助をやめるというような報道が、今年の6月ごろにあった。
この件に対する定例記者会見での知事の発言には、例によって私は殺意を覚えましたけどね。
ああたしかにナベツネ以来だわ、殺意を覚える権力者。ホリエモンだのムラカミだのコイズミなんていう、塵のような存在に対しては抱かなかった思い。

閑話休題で、他にこのドラマ見てる人が、自閉症児に対してどんな感想を持つのかなあ、というのを考えるのも気が滅入る。
多くの人たちは「こいつ●●じゃねえの」とか思って見るんだろうな。
「クサナギくんって●●役も上手いじゃん」なんて云われたりとか。それもしょうがないことでもあるんだよなあ、わからないもんな。

けど、少なくともこれだけは「理解しようと思って欲しい」のは、本人達はちゃんと判断できず振舞えないことに対して、世間から色眼鏡で見られてることに、少なからず恥や屈辱を感じているということ。
そして、それを自分でどうすることもできないことに、なおのこと苛立っているんだ。





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最終更新日  October 13, 2006 05:48:03 PM
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コメント新着

野鳥大好き @ Re:ちょいと試みに・・・(11/21) あのな…、解ったよん。
chang-wei @ Re[1]:やれやれ・・・(11/20) 野鳥大好きさん >やれやれ…でしたね。あ…
chang-wei @ Re[1]:やれやれ・・・(11/20) setattiさん >私のPCも時々おかしくなる…
野鳥大好き @ Re:やれやれ・・・(11/20) やれやれ…でしたね。あはは、赤ちゃんなん…
setatti @ Re:やれやれ・・・(11/20) 私のPCも時々おかしくなるから困ってるん…

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