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このごろ はっかいさんから今日の一句が届かないと思っていたら、ここのメッセージに たくさん入ってました。 足跡を消すや日輪早苗の田 麦秋の色になりけり道祖神 麦秋や占拠されたる秋津州 麦の穂は波となりけり道祖神 祈りつつ合鴨放つ早苗の田 全身で泣く子我の子梅雨の空 傘捨ててワルツの二人天の川 大緑陰眩しきものは眸子のみ 明け易し語りし小屋の梁太し 麦の穂や他郷暮しの老夫婦 萬緑や餓鬼踏みつける広目天 井の中に集く虫の音ペガサスへ (イノナカニスダクムシノネペガサスヘ) 子等の枹しなふ明日は秋祭 (コラノバチシナウアシタハアキマツリ) 目を細む爺や子等吹く祭笛 (メヲホソムジイヤコラフクマツリブエ) 秋祭明日は天女のやうに舞ふ (アキマツリアスハテンニョノヨウニマウ) おはようさん全細胞は秋の中 (オハヨウサンゼンサイボウハアキノナカ) おなじ陽が大夕焼となりにけり (オナジヒガオオユウヤケトナリニケリ)
2007.09.15
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久しぶりの俳句が届きました。安曇野の真清水美味し腸へ俘虜の伯父逝きて幾年鳥帰る鱧の煙稽古帰りの舞妓たち麦秋や他郷暮しの幾山河本堂の下はからから蟻地獄滴りや信じることは美しく山荘の朝の勃起や夏の霧麦の秋瑞穂の国はパッチワーク断層湖底へ底へと新樹光吾を解く原始の森の泉かな我が母の末期の水にこの泉小屋開きさっさと蜘蛛の逃げにけり河原の子等の擦り傷青き嶺涼風を求め上向く豚の鼻穂孕みの田から安曇は凪となる連山夕刻その子の父も夏帽子夏の旅もてなす婆の水一杯臍の緒や忘れてならぬ原爆忌帰省子の篠笛流る梓川岨道は萩のトンネル木曽の旅ささやかな光数多や天の川餞の金平糖や藤村忌一時帰宅盆の夕餉へ躄る母釣り糸に曳かれて行くや夕の秋掌に幼き頃や猫じゃらし遊園地ぽつんとひとつ夏帽子篠笛や今年もしまふ盆提灯語部に少女の涙終戦日稜線に秋は降りけり黒部川露けしや車座となるホームレス秋燕乱舞いざ大雨の来る気配星月夜ギターと帰る高速道井の中の蛙なきけり天空へ
2007.09.14
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