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60年代から80年代にかけてイギリスで大人気だったレーベル「Jean Varon」の立役者だったファッション・デザイナーであるJohn Bates(ジョン・ベーツ)のexhibitionに行ってきました。
・会場は先日コンサートで行った衣装博物館とアセンブリールーム(The Museum of Costume and the Assembly Rooms)開催中~2006年8月28日
一説によるとJohn Batesは、イギリスでMary Quantより先にミニスカートをこの世に送り出したとも言われています。彼がチーフデザイナーだった「Jean Varon」は、Diorやオートクチュールに憧れていてもなかなか手が届かない普通のOLでも買える値段のブランドとして当時大人気で、イギリスのママ世代には知名度が高いようです。
入り口のお洒落なポスター
しかし同じ時代に活躍したデザイナーZandra Rhodesなんかと比べるといまいちその功績が認められていない彼の才能を取り上げようとBathの衣装博物館のキュイレーターがドレスのコレクションを始めました。John Bates本人からの提供も受け、広告を出して一般人からドレスを貸し出しを募り、ついにはebayでヴィンテージドレスを購入までしたそう。
色とりどりのジャージー素材にほどこされたステッチが印象的なStichingシリーズ 、マネキンの顔がちょっと怖い
キュイレーターの情熱が実り、ついに400点ものドレスが集まり今回は80点ほど公開。舞踏会のような雰囲気でというJohn Batesの希望により、通常の博物館の展示会場ではなくアセンブリー・ルームに展示されることになりました。
エンパイアラインのセレクション・公募してウェディングドレスは個人から借りているものだそう
豪華絢爛・アセンブリールームにテーマ・ラインごとに並ぶドレスは、当時の流行が読み取れ、なかには今でも充分おしゃれに着こなせそうなものもあり、多いにインスピレーションを受けました。残念ながら、雑誌で展示会の広告を見て、楽しみにしていた繊細なつくりのドレスは、倉庫に保存されており、今回展示されていなかったようです。
面白いなと思ったのは、Drow a picture, win a prize!-「ドレスの絵を描いて、商品を当てよう」と題して、カードとペンが置いてあり、大人も子供も自分のお気に入りのドレスの前でスケッチしていました。私もとりあえず参加♪
左から5番目、一番下が私が描いたドレス、なにか当たるといいな~
ひとつ気になったのは、イタリア人観光客。修学旅行かなにかだと思うんですが、団体で来ていて、展示されているドレスにベタベタ触るは、展示用の台をいすのように使うは、マナーがなっていない!観光で疲れているのはわかるけど、いすは両脇に置いてあるし、カフェも併設されているんだからそこに座らなくても・・・。
マネキンと修学旅行生の見分けはつきますか・・・(笑)
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今日の一品・ミルクピッチャー再び 2006.05.03 コメント(10)
意外な掘り出し物か!? Palissy 2006.04.21 コメント(10)