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遠くから私の海が引き寄せられて月の痛み月に引かれた反対側の国の海でも満ち潮だという
January 30, 2005
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気がついたらここに居た以前の記憶は全くないここは世界の端っこだけどその外側は見えない所世界の隅っこで叫んでいても外を通る時間に聞こえはしない
January 29, 2005
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食肉市場から空のトラックさっきまで乗っていたのは牛だろうか豚だろうか
January 27, 2005
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花には顔があるから癒されるいつも私を見ていてくれるでも葉にも色があるから木には形があるからいつも受け止めてくれる存在がセラピストだから小さくてもいいから生きている緑を自然が作った癒しの形を部屋に置いてみてただ植物は酸素を出すばかりじゃないあなたと同じに酸素と水が必要なんです
January 26, 2005
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あと何十億年かかろうとどうしても見たい生命の行き着く先を住む場所を変え形を変えて生き続ける生命の目的は何なのか遙かな遠い未来で待っているものに会いよく来たねと褒められる種はなんだろうすでに私はそれを見るために生まれたかもしれないのにこの場所で挫折しているあるいは生命すべての生命力とは未来を見たいという好奇心
January 25, 2005
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個室に入れた奥さんを毎日見舞う元会長それ以外の時間は飲んでばかりさんざんいじめたけどあんたバイタリティーあるね言われて今夜は一緒に飲む将来伝記に載るかもしれない三歳児の発言を書き留めるそれぞれ別の人の姿です。
January 24, 2005
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私の核は立方体地表までの距離がところにより違う熱く取り巻くマントルは角張った核のまわりで流れない大陸のプレートはシワだけよって新しい海を造れない
January 23, 2005
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18%のしたたかさ8%の艶やかさ混ぜて錆びない女になろう触れてもわからないほどの傷が無数に光るヘアーライン
January 22, 2005
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テレビにも出たというぶくぶくの大猫が寝ていた登山口の店石油ストーブに給油する回数を愚痴っていたおばあさんと猫のいる茶屋せがれが今日はいないからそんな言葉を10年以上経って突然に思い出す
January 21, 2005
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便利な都心に墓があるから仕事で近くを通るたび少しやましい
January 20, 2005
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太古の海で生まれた命が陸で生まれた生命を淘汰したかもしれないけれどあいの子だっていたかもしれない私はきっとその子孫海から生まれた生命に凌駕されてしまった陸の生命の系譜を継ぐからだろう私が砂漠に憧れるのはこの身体が終わったら腐って水を出すよりもカラカラに干乾びて沙漠の砂と混じりたい粉々になって流れたい撹拌されてぶつかり合い互いの重力でひかれ合ってまた新しい命をつくる宇宙の多くの星での形水の無い世界でのぬくぬくとした褥で生まれた海の命がやがて滅びるその後に砂の命の世界が来るささて私の役割は滅びる定めの生命に余命を悟られないように環境保全や平和を叫ぶ
January 19, 2005
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笑った顔を見たことが無いと近所で言われた人の遺影はハスに構えたさわやか笑顔
January 18, 2005
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いくら神が怒っても火山のそば 海のそば崩れそうな山のそばで暮らすことは止められない日本人がたどり着いた土地だから地震の無い地球を作ることは無理だけど戦争の無い世界を作ることは出来る私たちには
January 17, 2005
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何か歪みが生じたか付着した汚れのせいなのか拭いきれない涙を流しワイパーがギルギル泣いている
January 16, 2005
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そういえば22~3まですべての会社が金儲けを目指してること気付かなかったいいものを作ることが私たちに与えられた使命なんだと喚いてたなあ
January 15, 2005
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女神が問う彼の愛を得る代わりあなたは何を差し出しますか?健康、子供それとも野心五行で歌うことですか
January 13, 2005
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モノトーンの部屋のあちこちに蜜柑を置いた陽気な色が私を変えてくれるだろう
January 12, 2005
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おびただしい種類の思い出が収められてるひきだしのいったいどこに在るのだろう今の心に効く薬幼い頃の風景は春の色した糖衣錠失恋の時に書いた詩も今は粉々オブラートで飲もうグロテスクで変なにおいの思い出を強く閉めたら別のが開いたカレー色の思い出を少し取り出し薬研で挽いて試しに少し白湯で飲む美しかったインド洋の海辺の景色人々の活気カレーの匂いで・・・
January 11, 2005
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ここで10分休んだら最後でアクセク後悔するに決まってる立ったままうどんを食べる自分の力に自信がなくて休みモードに入れない一度座ると立ち上がれないビールでも飲みながら楽しくやればよいものをだらだらとしてやる気がなくなることが怖いせっかく半日寝ていられるのに朝からカリカリはずみ車を回してる
January 9, 2005
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何を考えているか解らないって?別の人の気持ちを考えていたから私のほうはカラだったの
January 8, 2005
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冬に荷物を捨てたらその分だけさらに深い闇がさらに寒い空間が拡がった蔵の中願ったり夢見たりしても決して実現しないとわかっている事は早目に泣いて諦めるか空想の世界で叶えてみせるまだ子供のうちに死んでしまった友達と空を飛んでそれぞれの未来の夫を見に行こう孫たちに囲まれて火の鳥も来ない辺境の星での大往生
January 6, 2005
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様々な事があったと仰ぐ空月齢は三つ増えただけまだ真ん丸い雲が作れず神の失敗作ばかり空に浮かぶ失敗作でも十分癒される彼でさえ作れぬと思えば
January 5, 2005
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つきたての餅肌だから外側だけシワシワに固くなっていく
January 4, 2005
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干上がった池底をさらにえぐって蛇行する細い流れが光る固そうに見えるその土は踏んでみたらぬかるむに違いない新しい靴がひきとめる諦めきれない僅かな水が溜まって春には周囲3キロの用水池満水の夏にも水底でのたうつ冬の流れ
January 3, 2005
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