花より薩摩琵琶さん

滅相も無いですよ。
やはり琵琶の世界を楽しみにしている読者がいらっしゃるのかと思われます。
ゲストさんでも良いから、会話に入ってこられると面白くなるはずなのにね。
ダメだしされるかも・・・(*ノ・ω・)ノオオオオォォォォ (2005.08.20 16:46:12)

薩摩琵琶大好き

薩摩琵琶大好き

2005.08.19
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昨日の「るんたrunta」さんのコメント内容、ズート考えてました。面白い!でも「作詞:作曲の能力必要だ!!」・・・どなたか「何か作詩」できていて、薩摩琵琶で演奏しても好いかな(?)なんて作品あったらお寄せ下さい。でも、今の私の「能力」だと、「謡い方に合わせて、少々手直ししないと、謡えないんだよね・・」それくらい「独特の物があるんであります・・・・」

◎話変わりまして、東京での薩摩琵琶演奏会のお問い合わせ!明日あります!
サントリー小ホールです。13時半開演。自由席:4500円学生3000円

お薦めの、薩摩琵琶演奏家は「友吉鶴心」さんと「中川鶴女」さん。鶴田流さんです。フリーページの薩摩琵琶演奏会情報ご覧下さい。琵琶の演奏会の場合、「売り切れ」はほとんど夢(?)なので、当日券あると思います。団体もしくはサントリーホールに、お問いあわせ下さい。

この「国際現代琵琶楽会」は、昨年出来た新しい団体です。日本琵琶楽協会とは別個の団体ですが、詳細はホームページありますので、参考になさって下さい。問合せ 国際現代琵琶楽会 03-3700-5950


私個人としては、生き生きと(薩摩)琵琶(楽)の普及、宣伝・向上が出来るんであれば、沢山こうゆう団体があって欲しいと思います。一つだけですと、どうしても、「保守的傾向:硬直的傾向」が強いような感じがします・・・が。母体は「鶴田錦史先生」です。

いくつもの団体や会派や流派が、それぞれ芸の上で「競い合えば」、きっと、琵琶楽も生き生きと躍動する「♪」になるかも!!芸で競えばいい!!

明日20日は、地方の薩摩琵琶:平家琵琶の演奏もあります。どうぞお近くでしたら、聞きにお出かけ下さい!
・・・・・・・・・・・・・・・・・


追伸(18:15)るんたruntaさんの記事に「秀次切腹の死装束」の記載あります。沖縄と関係あった!!凄い!今日のコメントをクリックして、そこから飛べます!!内容は見てのお楽しみ!!

・・・・・・・・・・・・・・・・・♪♪
曲名:関白秀次  (作詞:伊藤松雄、作曲:榎本芝水)

城を捨て 弓矢を捨てて武士(もののふ)が 唯だ身ひとつに取りすがる

仏の縁 法の道 ゆくて寂しき旅路かな」さても関白秀次は 修羅の都を逃

れいで 七百余年法燈の 光絶えせぬ霊場たる 高野の山を指して行く」

昨日までは都の地・・(略)・・今宵は敗残亡命の 配所に似たる青巖寺

過ぎこし方や行く末を 思ひめぐらし案ずれば 身は流木の浮き沈み 

ああ人の世は夢なれや 夏草そよぐ風さへも 運命の秋を偲ばせて

月の光は水のごと 木々の梢を洗ふなり」髻(もとどり)切って秀次は

・・(略)・・法の衣を身に纏ひ 淡路守と碁を囲み 丁たる石の音にさへ



み仏迎ふ魂祭り 九百九十の寺寺に 諸行無常と鳴り渡る 鐘の響きもあな

尊と」時しも俄に 聴ゆる人馬の声 峰谷だににこだまして 雨か嵐か雲行

の 乱るるままに寄せきたる すわ何事ぞ慮外にも 精舎を囲む数千の軍兵

関白殿の御首級(みしるし)を 申受けんとおめきたつ・・・(略)・・・

やがて巳の刻となりぬれば さらばとばかり肌くつろげ 前に控えし三宝よ



雀部が介錯狂ひてか 銀蛇斜めにひるがえり 肩先きかけて斬りつくる 

秀次後方(しりえ)を顧りみて 心静かにうろたへな 声朗らかに励ませば

はつと答えて淡路守 再び血刀振りかざし 南無とばかりに風を斬る・・・

(略)・・法悦の中に生きんとし 法悦の中に死を賜ふ 人の運命の儚さよ

春風秋雨四百年 語り伝ふも涙なれ 語り伝ふも涙なれ 」
・・・・・・・・・・・・
作詞者は「演劇の脚本家」のようです。薩摩琵琶榎本芝水先生の曲に、よくみかけます。あまり(?)演奏会で聴きませんが・・榎本先生の流れの方の間に、伝承されているんですね。口語に近くて、解り易い!!

高野山青巖寺は現在の「金剛峯寺」です。柳の間で秀次は切腹しました。秀次に乱行はあったのか?、謀反はあったのか?なぞの多い事件だそうです。
瑞泉寺に「秀次縁起絵巻」があり「秀次切腹事件の模様」を伝えています。
小説としては「澤田ふじ子著」の「有明の月」があります。

・・・・・・・・・・・・・
この曲ではありませんが「切腹」場面(!?!?)が薩摩琵琶曲では多い!!んです。・・最初「ビックリ」こきました!!なじめなくて!(当たり前か)どう「謡う?語る?」か・・・本当に困りました。生々しいんだもの(ヤーダ!)・・・で結果「淡々と、でも、哀しみと慈しみの心で、上空から、異次元の世界を見る感じ」「グレーの色」の感じ??

はあー・・・修行の道遙か・・・





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Last updated  2005.08.19 16:51:18
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Re:おりから文月十四日・・・聴ゆる人馬の声??(08/19)  
るんたrunta  さん
つながりを見つけましたよ。
http://plaza.rakuten.co.jp/runtarunta/diary/200504030000/
です。 (2005.08.19 17:27:36)

凄い!秀次さんが「芭蕉布」羽織ってた!  
るんたruntaさん凄いです。驚いてるんたさんの方に書きこみました。みなさん読んでね! http://plaza.rakuten.co.jp/runtarunta/diary/200504030000/
>です。
-----
(2005.08.19 18:12:19)

Re:凄い!秀次さんが「芭蕉布」羽織ってた!(08/19)  
るんたrunta  さん
花より薩摩琵琶さん

大興奮ですね。

水差しになるかもしれないですが、当時の薩摩藩と琉球国は主従関係(言わば占領国)ですから、微妙な感情が無かったとは言いがたいですね。
「人頭税」は、最も重い重税を課していたと言うこと。
その中に「芭蕉布」もあった事。
複雑です。 (2005.08.19 18:45:16)

ごめんなさい  
そうすると、薩摩から秀吉へという流れなんですね。歴史的事実は、こんな所にも出てくるんですね。確かに複雑です。お酒でも飲んで下さい。ごめん!
(2005.08.19 21:40:54)

Re:ごめんなさい(08/19)  
るんたrunta  さん
花より薩摩琵琶さん

話題性などは、抜群なのですが・・・
歴史を知る古い人はどう感じるのか

この切腹を命じ、記述を残した事と着ていた服装に至るまで、事実確認は出来ないそうですが(しばしば権力者の書き換えは極当然)
また、記載した事は、先人は知っていた事かとも察します。

明治政府を建てる資金やコネクションなど、この税や貢物を土産に話を進めたとも・・・

でも歴史を語る上では、必要不可欠な事かと思い書き込みました。

うまく過去の関係から抜け出せる手だては無いモノでしょうか

(2005.08.19 22:11:41)

Re:おりから文月十四日・・・聴ゆる人馬の声??(08/19)  
るんたrunta  さん
ここで書き込むか迷いましたが、提案があります。

琵琶の世界で、シガラミが無ければ良いのですが・・・

人頭税は、明治維新を過ぎた20年も経っても続けられていた時、宮古島の二人の人物が陳情をして、長きに渡る悪税から救った実話などは、沖縄県内でも知る人は少なく、宮古島・八重山諸島の離島のみの話となっているようです。
沖縄本島で、人頭税は聞きません。
離島の税となっていた感があります。

この話を、宮古や八重山で語る(勿論琵琶語り)事が出来れば・・・スゴイ歴史に残る事になるはず なのですが・・・
(2005.08.20 00:06:12)

歴史的事実ですよね  
私が知らなすぎる事が多いんですよね。調べてやってみます。琵琶でも、「旧薩摩藩」に拘るのは「極お年より」のみ。聴いて貰えるのを励みにして。。資料収集からスタートですが・・ (2005.08.20 05:36:11)

凄い!またですが  
るんたruntaさん[アクセス103]でした!これで、100越えたの3回目!(8/15が128,8/16が107)読者(?)はるんたruntaさんを、支持してるのかも? (2005.08.20 05:42:31)

Re:凄い!またですが(08/19)  
るんたrunta  さん

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