歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2013.02.04
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♪ 通い来て屋根に白斑描きたるヒタキの糞の季語となるべし









 この時期になると必ずジョウビタキ(尉鶲、常鶲)がやって来て、物干し竿を見張り台にして縄張りを主張している。

 ジョウビタキは、チベットから中国東北部、沿海州、バイカル湖周辺で繁殖し、非繁殖期は日本、中国南部、インドシナ半島北部で越冬する。
 日本では冬鳥として全国に渡来するスズメ目・ツグミ科(ヒタキ科)に分類される、オスは赤茶色の腹部で羽に白紋がある14cmほどのかわいらしい小鳥だ。  









 尾を上下させながら「キッ、キッ」とか「カッ、カッ」と甲高い声で威嚇するように鳴く。この打撃音が、火を焚くときの火打石を打ち合わせる音に似ていることから、「火焚き(ヒタキ)」の名が付いたとされる。

 オスもメスも縄張りを作るらしく、番でいることが多いメジロとは違って何時も単独で行動している。





この真上に物干し竿がある。




 物干し竿に止まるので洗濯物が心配なところだが、飛来する時間帯が早朝か夕方なので、洗濯物を干す時間とはずれている。なので、糞で汚されるという心配はまずない。

 我家では毎年、この時期に見られる風物詩。
 ジョウビタキそのものは秋の季語だが、屋根の上にする糞はさすがに季語にはなっていない。この際、冬の季語にしたらどうかと思ったりするが、糞を詠った歌などそうそうは無いので、それは無理な相談かな。





◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」と
  タイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。

「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)






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最終更新日  2017.12.12 10:41:48
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

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