この時期になると必ずジョウビタキ(尉鶲、常鶲)がやって来て、物干し竿を見張り台にして縄張りを主張している。
ジョウビタキは、チベットから中国東北部、沿海州、バイカル湖周辺で繁殖し、非繁殖期は日本、中国南部、インドシナ半島北部で越冬する。
日本では冬鳥として全国に渡来するスズメ目・ツグミ科(ヒタキ科)に分類される、オスは赤茶色の腹部で羽に白紋がある14cmほどのかわいらしい小鳥だ。
尾を上下させながら「キッ、キッ」とか「カッ、カッ」と甲高い声で威嚇するように鳴く。この打撃音が、火を焚くときの火打石を打ち合わせる音に似ていることから、「火焚き(ヒタキ)」の名が付いたとされる。
オスもメスも縄張りを作るらしく、番でいることが多いメジロとは違って何時も単独で行動している。
この真上に物干し竿がある。
物干し竿に止まるので洗濯物が心配なところだが、飛来する時間帯が早朝か夕方なので、洗濯物を干す時間とはずれている。なので、糞で汚されるという心配はまずない。
我家では毎年、この時期に見られる風物詩。
ジョウビタキそのものは秋の季語だが、屋根の上にする糞はさすがに季語にはなっていない。この際、冬の季語にしたらどうかと思ったりするが、糞を詠った歌などそうそうは無いので、それは無理な相談かな。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」と
タイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
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