雨に打たれて散るその白い花びらには何とも言えない雰囲気があって、子供五頃にも好きな情景だった。梅雨の時期になると、そのほのかに甘い香りのするアカシヤの並木道を思い出す。
本当はニセアカシヤという名前で、何でニセという言葉が付いているのだろうと子供心にも思っていた。
長じてから調べて、アカシヤというまったく違う花がある事は分かったが、似ても似つかぬその花のニセものという意味が理解できないでいた。
明治期に日本に輸入された当初は、このニセアカシアをアカシアと呼んでいた。
後に本来のアカシア(ネムノキ亜科アカシア属)の仲間が日本に輸入されるようになり区別するためにニセアカシアと呼ぶようになったという。和名はハリエンジュ(針槐)。
花を花序ごと天ぷらにして食べる。花をホワイトリカー等につけ込んでつくるアカシア酒は強い甘い花の香りがする。精神をリラックスさせる効果があると言われる。
花から上質な蜂蜜が採れる。
ニセアカシヤ
ギンヨウアカシヤ
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」と
タイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
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