♪ 百年の短かからずや三万と六千五百の未知を生き来ぬ
10万人当たりの数が一番多い島根県なら、1万人いればその中に9人の百歳以上の高齢者がいるという勘定になる。女性だけに限ってみれば、10万人あたり141.58人だから、女性一万人に14人が百歳以上の高齢者だ。これは凄い事だと思う。凄い事になっていると言うべきか。
100歳以上の高齢者数は、厚生労働省の資料によれば、1963年には153人に過ぎなかったのが、1981年には1,000人を超え、1998年には10,000人を超え、2012年には51,376人とはじめて5万にを越えた。2014年は昨年より7,444人増えて58,820人である。男女別では女性が圧倒的に多く87.1%となっている。
人口10万人当たり の100歳以上高齢者数の上位3県は、「島根県」「高知県」「鳥取県」の順である。島根県が前年度比50人増、人口10万人当たりでは90・17人で、2年連続の全国一となった。最も低いのは「埼玉県」である。
2009年度までは沖縄県が1位であったが、その後、どんどん低下してきている。(2009年度 1位、2010年度 2位、2011年度 3位、2012年度 5位、2013年度 8位、2014年度 11位)
まるで西高東低の冬型の気圧配置のように分かれているのが分かる。
人口10万人当たりの100歳以上高齢者数を色分け
今年100歳になった人は1914年・大正3年の生まれで、子供時代を大正で過ごし、人生の大部分を昭和の激変の中で生きて来た人たちだ。75歳となった平成以降の25年間は「林住期」を過ぎて「遊行期」を豊かに生きている幸せな人達。
吾々団塊の世代は、彼らとは少し違う。折り返し点の頂点にいる様なもので、例えてみれば、ボールを投げて落ちてくる前の上死点のような位置にいる。上昇の高度成長も終わり、人口の減少と低生産性の下降へ向かうその頂きにいる。
農薬や食品添加物、公害や化学物質による複合汚染などをまともに喰らった団塊世代。それ以降の世代は、防腐剤・安定剤・人工甘味料・着色料・安定剤などの食品添加物など人工的科学物質が体の機能を著しく変えてしまい、そう長生きは出来ないだろう。
社会もまた、長生きをさせてくれないだろう。
人口知能が人間を超える「技術的特異点」2045年まであと21年だ。団塊ジュニア世代以降には、ロボット(人口知能)と共存する時代となって、ロボット人口の推移が統計に加えれれたりするのだろう。
◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題してスタートすることにしました。◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
★ 「ジグソーパズル」 自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)
☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集2012年12月発行
● 「手軽で簡単絞り染め」
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