歌 と こころ と 心 の さんぽ

　それはこういうものだった。

　「愛情たっぷり、異性に関心もありもてる人です。一途な愛で結婚。勉強もよくされて、志は高く、自分の力で人生を切り開いておられます（親や他人の力でなく）。信心深いです。少し気が弱いでしょうか？」

　私は、ブログという公の場で「当たってます！」とは言い難くて、否定的な返信をした。後から良く良く考えて見ると、「信心深い」という部分以外は当たっているような気もしている。厳密に言えば”当たるとも遠からず”というところなのだけれど、状況次第では”ズバリ的中という事にならないでもなかった”という思いが尾を引いている。

　もし、育った環境がサンドイッチ現象と言われるようなものでなかったら、もう少し違う人格或いは性格になっていたはず。そういう事をいろいろ考えると、手相に現れているのは最大公約数的なものであって、個々には微調整が必要な暫定的な占いなのだろうと思う。
　潜在的にはその要素を持っているのに、後天的な要素による性格によって本来の自分が出ていないという事。それは、良い場合もあれば損をしている場合もある。

　本当の占いは、そんな諸々のことを全て鑑みた上で結論を出すのでしょうが人相や手相は人の生きてゆく途中経過を表しているに過ぎない。手相も人相もその環境によってどんどん変わっていくものだから。
　手相を見て未来が分かるかと言えば、それは本人の心次第という事になるのだろう。

　手相の一体どの線にこれらの相が現れているのだろうか。興味をそそられる。

◆２００６年５月８日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、２００９年２月中旬より再スタートしました。
◆２０１１年１月２日からは、楽歌「ＴＮＫ３１」と改題してスタートすることにしました。。◆２０１４年１０月２３日から「一日一首」と改題しました。

★ 「ジグソーパズル」 　自作短歌百選（２００６年５月～２００９年２月）

☆ 短歌集 「ミソヒトモジ症候群」 円居短歌会第四歌集２０１２年１２月発行

● 「手軽で簡単絞り染め」