歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2018.10.10
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カテゴリ: みそひともじ

♪ 胎生のごとくに事を進めゆき腹に嘘なす卵を抱ふ


 中三日のウォーキングは久々に長浦の奥の丘陵地へいってみた。
 自然と言っても人手が入った人工的な荒れた自然というべきものが広がるエリア。人口減、高齢化、離農、過疎、物欲、金銭価値などなど今とこれからの日本の縮図が垣間見られる場所でもある。



 路辺のあちこちにカタバミの花が咲いている。黄色いのが普通と思っていたがここにあるのは紫のもの。緑の草の中で補色の個のいろはかなり目立ち、淋しい荒れ果てたエリアに華やかさを演出している。
 かなり大きな竹林があり、全く手入れがされていないために竹が密集して人が通り抜けることなど出来ない程だ。管理用の道か、真ん中が通れるようになっている、以前入ったことはあるがどこまで行けるのか行けるとこまで行ってみることに。
 荒れ放題のこのエリアで人に会うことはほとんどないが、一部はまだ手入れしてあるところもあって、下草が刈ってあったりする。


昼顔?

木瓜の狂い咲き

 荒れ果てた竹藪の中へ入っていく

 反対側に出て振り返ったところ。

葛が繁茂した荒れ地の向うに中電の火力発電所の煙突が見える。


 やけに大きな柿の木、7~8mはあるだろうか。自然を謳歌している感じ。

 東側の丘陵地に出た。耕作地で田畑がが広がっている。


休耕田には秋桜が定番になっている


田んぼの横の水路にメダカらしきものが
たくさん泳いでいた。後で孫と一緒に捕りに来よう。この日は、12,200歩ほど歩いたが大して疲れを感じなかった。

民家で出合ったこの美しい薔薇の花。何という名前のものだろうか?

 午後になって何時ものように孫がやって来たので、さっそくメダカを取りに行く。いとも簡単に捕れたので拍子抜けした。
 なんかメダカにしては大きすぎるし、生息している場所もちょっと違う感じで、カミさんがメダカじゃないかも知れないと言いだした。取りあえず持ち帰ることに。

 その帰途、一つだけ家にあった椿の実を見て、孫が自分で採りたいといっていたので、家の近くで降ろしてもらった。

持っていた車で遊んだり


採った椿の実を並べたりして

急に「オシッコがしたいー!」
ぎりぎりで、セーフ!


とった実をポケットに入れて持ち帰る。
三つに裂けて、実が弾けたあとの外皮は
なかなか味がある。


例によって料理のまねごとをして、お皿にていねいに盛り付けをした。
「弁当」と、全部容器に入れて持ち帰った。

 で、肝心のメダカはどうだったか。しげしげと眺め、ヒレの形や体型、背中の色など吟味する。うーん、メダカじゃないな~。

この敷いてある新聞の写真は加計学園の、いい加減な記者会見で厚顔無恥を曝したあの人。
リンクしているのが偶然とはいえ、何と皮肉なこと。



 どうやらメダカではなく「カダヤシ」だったようだ。上から見た感じではメダカに見えたけど、背中にハッキリした筋はないし、横から腹びれを見ると一目瞭然。まさしくその特徴がカダヤシそのものだ。ガッカリだ。
 カダヤシは繁殖力が旺盛の上に卵胎生で、卵を他の生物に食べられる恐れがないのでメダカを駆逐して大繁殖している。 特定外来種 に指定されていて、 飼育・販売・放出すると懲役3年以下か300万円以下の罰金 だとか。


この尾の説明はちょっと信じ難い。カダヤシの尾はこんな風に丸くなかったようだ。
角にほんの少し丸みがある程度に見えるが・・。

 不衛生な時代に、蚊の退治を考えボウフラをたくさん食べてくれるというので、外国から導入したものだ。メダカだと思って飼っている人も多いようだが、カダヤシと分かったら「絶対に池や川に逃がさないで下さい」と呼び掛けているぐらいなもの。

カダヤシ

左がオス、右がメス
こうしてみると尾はやはり丸っこい感じだねぇ。



メダカ

オス:クロメダカ × メス:ヒメダカ で交配種を作ったりされる







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最終更新日  2018.10.10 15:25:38
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
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