歌 と こころ と 心 の さんぽ

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2019.06.28
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カテゴリ: ことば

♪ ピピちゃんと共通語なく虹の橋通じ合えないおとことおんな




 自動翻訳機の出した訳を鵜呑みにするのは危険だという話。大阪メトロが「堺筋線」を自動翻訳機を使って「サカイ・マッスル・ライン」と訳し、そのまま公式サイトに載せて問題になったとか、「香港が中国になるのはとても悲しい」という英語を中国語に訳すと「とてもうれしい」という怪しげな現象を引いていて、興味を持った。


拡大します。

 私もたまに英語の単語や文章をGoogle翻訳やExciteで訳すことがあるが、確かに日本語に訳すことはかなりハードルが高い様で、妙な文章になっている。その反対に日本語を英訳した場合、どこまで正確なのかは知る由もない。自分のHPにサイト全体を英訳するボタンを設置していたこともあるが、今はそれも外してある。


 1973年、長崎県生まれ。専門は、言語学、自然言語処理。著書に、『白と黒のとびら-オートマトンと形式言語をめぐる冒険』、『精霊の箱-チューリングマシンをめぐる冒険(上・下)』(共に東京大学出版会)がある。
 川添愛さんは、もともと日本語を専門とする言語学者で、私たちが「母国語をなぜ話せるようになるのか」を分析する研究していた。その後、「 自然言語処理 」というコンピューターで言語を扱う分野に移って約10年。言葉を理解する機械を研究・開発する現場に携わってきた人らしい。

 「言語学の目的は、言葉に関係ある現象を科学的に説明することですが、 自然言語処理 はコンピューターを使って言語を分析する先に、何か役に立つものを作ろうという意識があります。検索エンジンや、IBMのワトソンのように質問したら答えてくれるコンピューターなど、実生活に応用されています」



 「人工知能に対する見方にもかかわるんです。人間のやっていることをたいしたことないと思うなら、人工知能もすぐ人間並みになると認識するでしょう。でも、実はかなり高度なことを人間はやっている。開発はまだまだ発展途上です。この本が、人工知能に対して言語学の側から活発な議論が生まれるきっかけになればうれしいですね」



顔と声とが一致しない感じ。おちゃめなところも有るようで、好感が持てる。
(クリックでYouTubeへ)

 友人が気楽な感じでインタビューしている。part1で本を出版するに至った経緯とかエピソードを、part2で「働きたくないイタチと言葉が分かるロボット」の内容について語っている。藤子不二雄の漫画の話が出て来たりしておもしろい。
 この本はなかなか面白そうだということが分かって来て、まんまと引っ掛かって読んでみたくなったぞー。

 「Ai kawazoe」の名でTwitterをやっていて、そこのプロフィール画像がこのイタチのイラスト。そのイタチを使うようになった経緯がpart3で語られている。本のネタバレになる話もあるらしく、全部は聞かない方がいいようなので、私も途中で消した。







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最終更新日  2019.06.28 09:04:32
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
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