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♪ あまづたふ陽の恋しきや霜月のみそかみぞれの冬来たるらし大石公園(真北)から眺める富士山こんな朝早くからボートに乗っている人たちがいる。 今朝は7時ごろに-0.7℃まで下がった河口湖。風は弱いものの湖面は寒いだろう。大石公園には観光客、ウォーキングやランニングしている人の姿も見受けられる。晴れているし、身が引き締まって気持ちいいのかも。拡大します 三つ峠山(大石公園の右上)からのライブカメラが使えなくなり、2015年(3月)に終了しまったのが残念だ。2014年11月 午前6-7時 山中湖の北にある石割山ハイキングコースも印象深い。石割神社から登る階段が403段もあって、紅葉の時期は楽しいこと請け合いだ。10年前の11月に行った時のことがブログに書いてある。 29日(金)、寒気が流れ込んだ中国地方は日本海側を中心に雨や雷雨、冬の寒さとなって山地では今シーズン初の積雪を観測。午後5時の積雪は鳥取県の大山で8cm、広島県の北広島町八幡で3cm。12月上旬から中旬並みの寒さだった。 今日は、東北から近畿北部は日本海側を中心に広い範囲で雨、内陸部では雪。特に、この時期としては強い寒気が流れ込んでいる東北から北陸では大気の状態が非常に不安定で、雨雲が発達し、雷や霰(あられ)を伴っている所もあるらしい。 今朝はけっこう寒かったので、こりゃあいよいよ冬が来たかと思ったが、午後には冬型の気圧配置がゆるんでくるらしい。東北や北陸以外は暖かくなるようだ。 12月に入っても暖かい日が多く、寒い日が間に入って寒暖の差が激しいようなので、風邪をひかないようにしないと・・。 咲き始めたシャコバサボテン 白い花の方はまだで、女の子の方がませているってな感じだね。
2024.11.30
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♪ 平凡を重ね重ねて傘のうち戦なき世に不平の満ちて 今朝は西の風が強いが、まだ冷たいとまではいかない。 勤文の駐車場を往復するという軟なウォーキングをしている人がいる。10往復したところで大した距離にはならないだろうに。向こうの方で歩く後ろ姿は、どうやら知人のようだ。私よりも若いのに真冬の格好をしている。 引き続き改装にかかわる片づけ作業をしている。断捨離も兼ねているのでまだやることが沢山ある。 2階の仕事部屋をスッキリさせたい。溜まっている、今はもう必要のないものたち。記録用に撮った写真やネガ、古くなった本、売れない作品、各種の布地など、ずいぶん捨てたがまだある。 卓球台を机の上に重ねて使っていたりしていてそれも処分するし、廊下側に向けて箪笥を置いているので使わない障子がありそれも処分する。 ボロボロになったカーペットも籐の敷物に替えるので、乗っているものを全部どかさないといけない。 厚さ10mm、3×6サイズのアクリル板が1枚ある。ディスコなどの床に使ってあるようなものだ。かなりの重量がある。必要があって使っていたが、これも要らなくなった。 踏み天井の板を畳1枚分外してこれを乗せてやろうか、なんて考えてみたこともある。1階の奥が暗いのでものすごく明るくなるはず。でも半分か4分の1ほどあれば十分で、カットするのも大変だし・・。 片付けた場所が粗大ごみで埋まっていく。 この柱は飾りで、棟梁が上げるというので自分で取り付けたもので、簡単に取り外せるようになっている。ここの窓は高さを少し小さくし、ペアガラスにする予定。 今年も、流行期に入ったことだし、昨年に引き続きインフルエンザの予防接種の予約を入れた。罹らない自信はあるものの、歳が歳だけに過信は禁物。春にインフルエンザとは因果関係のない、原因不明の肺炎を経験している。免疫力が落ちているのは確かのようだし。 昨年は無料だったが今回は1000円かかる。千円をケチって、高熱でしんどい思いはしたくない。きのうの夕方はこんな雲が出ていた今朝はやや雲があったものの今はすっかり晴れていると思いきや、西風に乗って雲が流れて来た。今年の11月の天気図は変だ。見たこともないようなのが多い。 12月に入って以降、徐々に気温が下がっていき平年並みになってくるようだ。 平年並み、普通が一番いい。 国内外ともにいろいろあって大変な時代。平凡なことのなんと貴重なことか。今朝の富士山はまだご機嫌斜めのようで・・・。
2024.11.29
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♪ What’s newコルトレーンのバラードにキスもせざりし彼の人を想う 家の一部を改装するのでその片づけをしている。粗大ごみを市のトラックで運んでもらうので、ついでに廃棄するものをあれこれ準備する。そこから派生する作業がけっこうある。 きのうは、何かに使おうかと思い貰ってあった門扉を解体し、その木の一部を再利用するためにカンナ掛け。庭にあった庇を解体した古い木材を半分にカットしたり、こいのぼり用のアルミのポールをカットしたりなどいろいろやった。 この日の予定は終了し、少々草臥れたので酒など飲みながらジャズを聴くことに。この日は何故かボーカルが聴きたくなった。 その前に、先日も聴いていたコルトレーンのバラードい針を落とした。ジャズのナンバーは元々歌としてヒットしたものが多く、そんな曲ばかりがスロー・テンポで演奏されている。 この一枚はコルトレーンにとっては異質なもの。「シーツ・オブ・サウンド」と呼ばれる和音をサックスで奏でる "音の洪水” のような演奏スタイルとは真逆のもの。 私は、あの「B’z」の稲葉浩志の歌もバラードが一番いいと思っているぐらいだ。私にとってこれは珠玉の名盤の一つ。このB面の2曲目に「what’s new」が収められている。 「what’s new」と言えば「helen merrill」。このアルバムのA面3曲目に入っている。2曲目の彼女の出世作「 You'd Be So Nice to Come Home To」ももちろん良いが、コルトレーンつながりでこの曲をピックアップ。 あの青江三奈を連想するハスキーボイスで、切々と歌うヘレン・メリル。アレンジのクインシー・ジョーンズは「ここではヘレンの声も楽器として扱った」と語っている。 かつて恋人であったふたりが再会した場面で、取り留めもない会話の女性側の言葉だけを繋げて。女性が「What's New ?(最近何かあった?)」と問いかけることから始まる歌詞が3連続けられ、その後に置かれた "Adieu<さよなら>” で始まる連で未練の思いを語る。 What's new How is the world treating you, You haven't changed a bit, Lovely as ever, I must admit. What's new How did that romance come through We haven't met since then. Gee, but it's nice to see you again.*What's new Probably I'm boring you, But seeing you is grand And you were sweet to offer your hand I understand Adieu(ライナーノーツには I do). Pardon my asking what's new. Of course you couldn't know I haven't changed I still love you so**~*Repeat 歌詞の解説が「成見和子のブログ」で取り上げているので、英訳に興味のある方は覗いてみてください。 このアルバムのもう一つの良いところは、何と言ってもクリフォード・ブラウンのトランペット。クインシー・ジョーンズと組んで、50年代のもっともジャズが輝いていた時代の名演奏だ。 先だってクインシーも亡くなってしまった。グラミー賞に80回ノミネートされ、うち28回受賞している。91歳のまさに大往生。 日も傾いて暗くなってきたリビングで、音量を上げて聴いていると昔のことが思い出されて・・。酒も入って、しばし珠玉のひと時。 このイタリアの赤ワインがなかなか良いのよ。キャンティ・リストレット・ディ・リリアーノ 伝統的なキャンティD.O.C.G.で、ブドウは全てフィレンツェ傍のマレンキーニ自家農園から。100%オーガニック栽培のものを使用。粘土質土壌の畑で、収穫は全て手摘み。9月上旬から中旬に収穫。サンジョヴェーゼ主体で、飲み心地に柔らかさ、ふくよかさを表現するため、メルロ種を10%程度ブレンドしてある。 酸味と甘みのバランスがちょうど良くて、渋みも抑えられている感じ。いくらでも入っていくので飲み過ぎてしまう。ちょっとアルコールを控えめにしているのでねぇ。 「薬を買いに来ました」とレジに持っていくと、「薬ですか?」というので、「そう百薬の長」なんて言ってね。困ったもんだ。今朝の富士山。久し振りの快晴だ
2024.11.28
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♪ 数万円をすでに費やせし歯なるを命のもとの入りゆく関所 昨日は天気が悪かったが日中も15℃を越え、雨が降ってもずっと暖かかった。もうじき12月だというのにこの暖かさ。 12月になっても少し気温が下がるもののそれほど変化なく推移するようです。知多市の週間天気 年寄りには何よりのことですが、服装の調整がされていない人が多い。寒い冬と同じ服装でウォーキングなどしている。暑くて汗などかいては逆効果になる。前歯がまた取れてしまった 7月に直したばかりの、治療した前歯の義歯が取れた。朝食時に口の中に硬いものが出現。何かと思えば直した歯が取れたものだった。食パンを齧った時だった。 1週間前には奥歯の被せたクロームが取れて直してもらったばかり。 7月に直したばかりで取れてしまうなんて、接着の仕方が悪かったんじゃないのか? 歯科助手のカミさんに話すと、「二液性の接着剤をよく混ぜてやらないと、接着が不十分になるらしいよ。」 取れたものを持参し接着してもらった。その時の説明は「歯がすり減っているので寝ている間の歯ぎしりがひどいようです。下の歯が押しているので取れやすくなるんです。」とのこと。治療の不備ではなくこっちに原因があるというわけだ。 「そのことは、昔から言われていて分ってます。でも、今はストレスのない生活をしているのに、まだ歯ぎしりをしてるんでしょうかねえ」と私。 それには無言で、「また取れるかもしれません。」「前歯で噛まないようにした方が良いですね。」何だか不如意なもやももや気分。 前歯を使わないでパンを齧ることなんてできない。小さくちぎって口へ放り込むしかない。干し柿が食べられるようになっているが、これだって齧りつけない。 まあ、料金は180円で済んだので、また取れたら着けてもらえばいいか。 8つの土地区画のうち最後の1つに家が建つ 最期の一軒。昨日の朝、基礎のコンクリート打ちが始った。けっこうまとまった雨が降る予報なのに、いいんだろうか? そんなことは問題ないように作業は進む。 昼前には終わっていた。土地もあまり広くないし、シンプルな家のようで鉄筋の構造も簡素な感じ。 夜9~10時ごろにかなりまとまった雨が降ったが、今朝見ると、水は大して溜まっていなかった。 コンクリートは水分量で強度が変わってくるが、ベタ基礎の部分などは大して問題にはならないのかもしれない。 こちらも一条工務店によるもので、オール電化の床暖房の家なのだろうか。踏切の真横なので防音対策はしっかりされるのだろう。
2024.11.27
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♪ おがくずを地上に散らす天牛のおさなき虫や悲しき遊戯 息子の家の庭にある満天星躑躅の幹に悪さをしている、憎きカミキリムシ。気づいてよかったが、どうすれば駆除できるのか。木屑は根元に盛り上がるほどあったが、何が何やら分からずに取っ払ってある。よくよく見ると小さな穴が数カ所あった。 カミキリムシは、日本国内だけでも800種類が確認されている。漢字では「天牛(てんぎゅう)」や「髪切虫」と表記され、英語では「longicorn beetle」という。 サクラやリンゴ、柑橘類などさまざまな種類の樹木を食害し、成虫は植物の花、花粉、葉、茎、木の皮、樹液などを食べることから、林業や農業分野では害虫として知られている。 6月~10月にかけて交尾を行い、木の幹の中に卵を産み付け、幼虫は木の幹に開けた穴の中で成長する。キクスイカミキリ、ルリカミキリ、ゴマダラカミキリなどが悪さをす。 ルリカミキリ ゴマダラカミキリ ゴマダラカミキリは、幼虫が7月〜4月に発生するというのと、木屑がかなり大量に落ちていたので、多分これだろう。 押っ取り刀で駆除に行って来た。放っておけば枯れてしまう。早い方が良い。 駆除方法は簡単で、「穴の中に針金など細長く硬い棒を挿し込んで、突き刺して殺してしまいましょう。また、園芸用のキンチョールなど、カミキリムシの駆除に使える農薬を、穴に向けて噴射しても良いでしょう。」と書いてあった。 それで、針金を小さな穴に突っ込んでみたが、つっかえてそれ以上先へ入れることができない。かなり奥まで穴が空いているのでとても無理。それは最初から想像がついていたので、違う方法も用意していた。 以前、葡萄の幹が被害に遭い、農薬を使って駆除したことがあった。それを思い返し、複数ある小さい穴に農薬を注入することにして、こんなものを用意した。 マラソン乳剤を(原液ではさすがに強すぎるだろうと思い)、10倍くらいに薄めて使用。イレクターに接着剤を注入する時の、この特殊なスポイトが役に立った。 ノズルはかなり丈夫で、曲げても問題ない。ノズルを穴の出来るだけ奥まで入れて、プシューと。 穴は上へ向かって伸びている。かなり入れたので、幼虫まで届いただろうと思う。 穴に蓋をするように布を当て、ラッピング用の薄いフィルを巻き付けてやるつもりだったが、その必要はないと判断。 「注意事項」 カミキリムシは、樹勢が弱く抵抗力の低い木に卵を産み付けるらしい。また、枯れ枝は病害虫発生の原因になり、見つけたら放置せずに取り除いた方が良い。 雑草を定期的に除草して発生を予防すること、ネットを使ってカミキリムシを寄せ付けないこと。見つけ次第捕殺する、スプレー、殺虫剤などを使って駆除するなど、さまざまな方法を組み合わせて被害を抑えると。 真っ赤に紅葉する満天星躑躅は、秋の庭のアクセントになる。何とか無事であってほしい。 そういえばすぐそばにある梅の木も元気がなかった。かなり古い木のようで、体力が落ちているのかもしれない。樹木医なら養生の仕方が分かるのだろうが・・・。今日は雨。見たこともない変わった天気図になっている。 拡大します 西では九州を中心にかなりの雨が降っていて、この雨雲が日本列島に沿って東へ移動してくるらしい。知多地方では午後から降り始め、夜にはかなり強い雨になりそうだ。
2024.11.26
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♪ デジタルに潰されていく時の虫こよなく愛することばと共に 1年間中日新聞を取って、あまり読み甲斐がないなあと思っていた。それで1年経って再び朝日新聞を読むことになって、1年前も質が落ちたと思っていたがそれ以上に酷いことになっている。 まともな記事などごく少数でて、過去の出来事の巻き戻し的な記事が多い。朝日新聞らしさは微塵もない。腹が立つやら情けないやら。★ そう思っていたらやっぱり! 新聞の購読者数が、ここへきて急激に減っているらしい。 「週刊現代」によると、2017年までの減少率は多いときでも年間3%台だった。それが2018年、いきなり5・3%のマイナスとなり、そこからは毎年5〜7%ずつ減り続けているという。 特に著しい部数低落を見せているのが朝日新聞で、2022年の販売数は前年比9・5%減の428万7575部。四半世紀で半減している。週刊現代 昨年10月時点の総販売部数は3084万部で、2000万部台への転落が確実の情勢らしい。 『紙の新聞の時代は終わった』ということが、この5年でもはや明らかになって、計算では早ければあと15年ほどで紙の新聞はゼロになると。 朝日新聞の内膜を聞くと、もはやマスメディアの体を成していないことが分かる。 デスクや局長が「この記事を出したら炎上しそうだ」とか「自分の出世に響きそうだ」といった保身、はたまた「なんとなく気に食わない」といった適当な理由で記事を止める。 逆に「知り合いに頼まれたから、この人のインタビューを載せよう」と、軽いノリで紙面を割く。毎朝数百万部を刷る大新聞でも、その内容は幹部たちの「胸先三寸」で決められているにすぎないという。 加えて、このところは「ネットで読まれる記事を書け」という号令もかまびすしく、若手記者たちを苦しめているという。 ごく最近、朝日新聞を辞めた30代の記者は、「いまは朝日に限らず、どこの新聞社でも『コンバージョン』つまり『その記事をネットで読んだ人が、どのくらい有料購読してくれたか』を記者の評価基準にしていますが、朝日はとくに酷い。 一次情報よりも、SNSで出回っている『ちょっとイイ話』や『生活ネタ』『炎上ネタ』を膨らませた記事のほうがコンバージョン率が高いので、皆そっちに走るようになっている。」朝日新聞 第2面の記事がこれだ11月24日11月25日 ニュースでもない、緊急性もない、取材の努力もスクープなども縁遠い、冷めた料理にちょっと手を加えたような焼き直し記事。 自慢の「天声人語」は素人の書く作文並みで地に落ちているし、「声」欄は当たり障りのない迎合的なものばかりを取り上げている。 「斜陽」そんな言葉が頭を過る。新聞の世界には無縁と思っていたが、他の業種の大企業とおなじことが起こっている。 今や少数派になっている新聞購読者。周りを見ても新聞を取っていない家が多い。じゃあ有料のWeb版を購読しているかと言えば、やっぱりそれも限定的だろう。スマホで膨大な記事など読む気がしないし、そんな時間も余裕もない。 端的な見出し的記事しか読まないようでは、本当のことが分からないし視野も広がってはいかない。その上テレビも見なくなっているというから、リテラシーもくそもない。 私のブログを読んでくれている人達も同じような感覚を持たれているのだろうと推察する。かといってコメントを残してくれないので、その本当のところは分からない。☆ 一体この先どうなっていくのか。人間の能力が向上していくとはとても思えない。AIばかりが進歩していく。その内、意外に早くAIに追い越されるのでしょうか。開発者が心配しているようだが、もうだれも止めることはできない。 ロボットがロボットを生産し、ロボットが人類を駆逐する。そして地球に真の平和が訪れる。
2024.11.25
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♪ 柴犬が花梨の実など齧りおる息子の庭の作務多くしてヒメツルソバ 息子の家の木の剪定に行って来た。毎年やればいいのだが3年ほど間が空いて、伸び放題になっていた。去年、一部の木を伐ったもののその枝もかたずけてなかったし、3年前に切った枝もつくねたままになていた。 息子が1本の松の枝か気になったのか、かなり切ったようで、その枝も積み重ねて山になっていた。 取りあえず、玄関わきある紫宝花が酷いことになってたのでバッサリと切り詰め。そんなになるまで放っておく方がどうかしている。 次は、入り口を入って母屋へ行く通路の生垣。棒樫風に設えある樫の木の剪定。何本もの枝が1mほどになって、空を突くように伸びている。このアラカシは丈夫で健康に育ちやすく、成長がやたらに早いのだ。放置しておくと10メートルを超えるという。 5月〜8月が適しているというが、この猛暑のなかでそんなことする気にもならない。 とにかく伸びすぎているのを切る。樹形もへったくれもない。荒々しく切ったところを、再び大雑把に切るのだから決して美しい姿にはなり得えない。私の美意識がムズムズとしているもののしょうがない。 直径1㎝近くの枝を切っている内に剪定ばさみを握る力が徐々に落ちてくる。以前はそんなこと感じなかったのに、歳には逆らえない。 行くと、さっそく小次郎が大喜びて飛びついてきた。好きな花梨の実を咥えてきて、目の前で押さえこんで「取れるもんなら取ってみる」と挑発して来る。隙を見て取ろうとしてもその動きの速いこと、絶対に取らせない。小次郎 こっちも何時までも相手をしているわけにもいかない。そのうち一人遊びになる。そして枝を切っているとその枝を咥えたくてしょうがない。「向こうへ持って行ってよ」と、やるに任せると、咥えて適当に置いてくる。 それも最初だけで、咥えてその場に放置するばかりになった。役に立たんやつだが可愛いから許してやろう。 枯山水のあった場所には「ヒメツルソバ」が蔓延っている。いろいろな木を伐って風通しが良くなり、日当りもよくなったことで、植生が変わってきている。「満天星つつじ」 気になるのは「満天星つつじ」の幹にカミキリムシか何かが入ったらしく、根元に木屑がたくさん積み重なっていた。2本とも被害を受けている。なんとか調べて対処法を考えないと・・。 この日のうちに積み重なっている枝は全部かたずけるつもりだった。しかし足腰に疲労が・・。75歳の老人の身体はくたびれて、腿に筋肉痛など出たりしている。 変な格好での作業が多いので、ウォーキングや普段のささやかな筋トレなど何の効果も示さない。なんとか頑張ってかなり少なくなった。 切り落とした枝を軽四の後ろの椅子を倒して積むには、60~70cmの長さにカットしなければならない。 カミさんがWTTの卓球の試合が見たいので4時には帰りたいと言う。まだ樫の枝も片付けなければならないが、後半は剪定ばさみを握る力も残っていない。 今回は古い枝は残そうかという気になって私だが、彼女は元気で「いやー全部かたずけるよ!」と。束ねた枝を積んで収集所まで、すでに7回も運んでいる。7歳の差は大きい。 1日早く運んだので、置いてあるのは我々のものだけ。それがこの量だ。 老体に鞭打って全部片づけた。収集日は月曜日で、今年最後となる。 ヒヨクヒバの下に山になっていたものが、きれいさっぱりと無くなった。結局10回ほど運んだことになる。 幸いにもすぐ近くに収集所が設けてあるのでそんなことが可能なわけだ。 よく頑張ったと褒めてやりましょう。 「WTTファイナルズ」 男子シングルスの準決勝で世界ランク7位の張本智和(21歳)が、同2位の林詩棟(19歳)を破って決勝へ。 女子シングルスでは、世界ランク13位の平野美宇(24)が同7位の陳幸同(27)に負け。世界ランク6位の張本美和(16)が同3位の王芸迪(27)に惜しくも敗れた。 男子ダブルスでは、決勝で戸上隼輔(23)・篠塚大登(20)が、フランスの兄弟コンビのF.ルブラン(18)・A.ルブラン(21)にゲームカウント2-3で敗れ、準優勝。 女子ダブルスでは、準決勝で佐藤瞳(26)・橋本帆乃香(26)が、中国の陳幸同(27)・銭天一(24)をゲームカウント3-0で破り、決勝進出。 また、大藤沙月(20)・横井咲桜(20)が、長﨑美柚(22)・木原美悠(20)をゲームカウント3-0で下し、決勝進出。 両方がミキハウス所属。その日本人同士が、世界一を決める決勝で戦うとは。すごいねえ。テレ東より 佐藤瞳(26)・橋本帆乃香(26)のカットマン・ペアが、大藤沙月(20)・横井咲桜(20)をゲームカウント3-0で破り、初優勝を果たした。今大会中国勢2ペアを破った佐藤・橋本が、アジア選手権優勝ペアまで破っての優勝。日本のカットマンが世界を驚かせた。Rallysより セルロイドからプラスチックに変わった卓球ボール。 セルロイドボールに比べて重いという特徴があり、少し大きい。反面球離れがよく回転量が少ない。以前のように強力な回転をかけることが難しくなり・カットマンには不利だと言われてきた。 その通説を覆すことになったという意味でも、世界の人々を驚かせる結果となった。これは本当に凄いことだ。 ブラボーにっぽん! 日本卓球界おそるべし。
2024.11.24
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♪ 忘れたる人より届く手紙のごと等圧線が冬告げに来る 冬型といっても等圧線の幅が広いし、中部以西は角度も緩いので大したことはなさそうだ。 息子の家へ庭木の剪定に行く。それこそ風邪など引かないように、万全の体制を取っていかないと・・。常滑市の予想気温 常滑市では北寄りの強い風(9~10m/s)が吹くようだ。時速に直すと約32㎞ほど。そう大したものではないが、体感温度は下がるので寒く感じることは確か。 11月22日(金)、厚生労働省は2024年11月11日〜11月17日のインフルエンザ発生状況を発表。この1週間における定点医療機関からの報告数は「9309人」。前週から4000人以上増え、約1.8倍となった。 厚生労働省は全国的な流行期に入ったとしている。年明けにかけてさらに患者数が増える傾向があり、注意を呼び掛けている。高齢者ゆえ予防接種はした方が良いのだろうな。「猫は気まぐれ」 猫の気持ちが分からない。一昨日は何故か一日私のそばを離れず、夜も布団の上に乗ってきた。朝までずっと乗っていたので、重たいし寝返りもしにくいのでゆっくり寝られなかった。 それまではずっとカミさんのベッドで寝ていたのに、この日はどういう心変わりなのか。 シーツも枕カバーも洗濯で外してある。 朝になって、いつものようにPCの前にいる私の膝の上に乗って来た。邪魔なので下ろしてしまう。いつもはどこかに行ってしまうのに、この日は夜のつづきとばかりに、私のベッドで朝寝している。 それにしても、この頃はよく寝ている。一日の三分の二は寝ている感じ。気温がちょうどいい感じでよく眠れるのは人間も同じ。朝までぐっすりだ。 気にしていたが、昨日はいつもと同じで一度も私のところには来なかった。「アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ」 カミさんがいないのを幸いに好きなペペロンチーノを作るというチャンスがまたやって来た。いつものメンバーと食事会に行く日だ。 自分はそこそこの金を使って楽しんでくるのに、亭主は外食もせず手料理。多少気が引けているのか、この日は材料をセッティングして、所望したヤリイカも捌いて準備してあった。 まあ、いつもやっていることなので要領は分かっている。この日は余裕があってゆっくり事を進めることができた。慌てるとろくなことがない。 すべてを弱火でやることを心掛けた。フライパンにオリーブオイルをたっぷり入れ、ニンニクを熱し唐辛子(リングのもの)を入れる。そして色付けのピーマンを入れて炒め、マイタケを入れ唐辛子を焦がさないように火を通す。 そこへヤリイカを入れ塩、コショウをで味付け。ここでキムチ用のトウガラシの辛口(中挽き)を投入。 あとはゆで上がった麺を投入し、茹で汁を入れて強火でオリーブオイルを乳化させる。すべて一発勝負。これがすべて上手くいった。 ヤリイカの甘さとトウガラシの辛さ、それにマイタケの旨みが相まってめちゃ美味かった。今まで作った中で最上位に入る、自己満足の出来だった。「火を通し過ぎないこと」これがポイント。 キャンティの赤ワインの美味かったこと。
2024.11.23
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♪ 八方へ遥か広がる銀河リスペクトを止めて手製の舟漕ぎゆかん 出場選手(シングルス16名、ダブルス8ペア)。世界ランキングの上位16選手だけが出られる、文字通り世界一を決める大会。日本の出場選手▽女子トップ10 ▽トップ50までの日本勢 1位 孫穎莎(中国) 13位 平野美宇 2位 王曼昱(中国) 26位 長崎美柚 ↑2 3位 王芸迪(中国) ↑1 132位 木原美悠 ↓6 4位 陳夢(中国) ↓1 34位 橋本帆乃香 ↓1 5位 早田ひな 39位 横井咲桜 ↑1 6位 張本美和 42位 森さくら 7位 陳幸同(中国) 8位 大藤沙月 ↑2 9位 鄭怡静(台湾) ↓1 10位 伊藤美誠 ↓1 今年4月の段階では125位だった大藤沙月が一気にランクを上げて8位となり、伊藤美誠を追い抜いてしまった。 男子は唯一出場している張本智和選手が、1回戦で中国の梁靖崑(世界ランキング5位)に3-1で勝利。約5年間、日本選手に負けていないという “日本選手キラー” の梁選手を破って一回戦突破は快挙だ。 女子は、世界ランキング6位の張本美和選手が世界ランキング16位・韓国のチョン・ジヒ選手に勝利。 平野美宇はヨーロッパ女王のポルカノバ(オーストリア)とのゲームオールにもつれる接戦を制して、ベスト8進出。 WTTチャンピオンズ モンペリエ優勝を筆頭に国際大会で好成績を収め、飛ぶ鳥を落とす勢いで世界ランキングを上げている大藤沙月。伊藤美誠との同士打ちを制してベスト8に駒を進めた。 男子ダブルスは、戸上隼輔・篠塚大登が勝利するものの、張本智和・松島輝空が世界ランキング2位のF.ルブラン・A.ルブラン(フランス)に善戦するも惜しくも敗れてしまった。 女子ダブルスでは、準々決勝で佐藤瞳・橋本帆乃香ペアが、世界1位・孫穎莎選と世界3位・王芸迪選手の “強敵” 中国ペアを 3-1で撃破。大金星をあげた。 前回2位の木原美悠・長﨑美柚(日本)はヨーロッパ選手権優勝のバラゾバ・マテロバ(スロバキア・チェコ)と対戦。木原の速攻と長﨑のパワードライブが冴え、ストレートの圧勝で準決勝へ。 このファイナルに出場している日本人は、シングルス16名のうち男子がシングルス、ダブルス2組の合わせて5人。女子に至っては、シングルス5人、ダブルス3組6人の11人というもの。 人数では中国の方が多いものの、あの不落と思われていた中国の牙城を崩して、互角に戦えるところまで来ている。 特に女子の躍進は凄い。つぎつぎと若手がのし上がってきて、上位たるともうかうか安住してはいられない。卓球界のギアが一つも二つも上がっている感じ。 そこへ行くと中国は少し遅れを取っている感じがする。様々な問題をかかえている中国は、スポーツに力を注ぐ余裕がなくなっているのかもしれない。 日本はスポーツに限って言えば、全てが順調に向上しているようだ。腐敗や体罰、独裁や汚職体質などを是正する浄化能力が、諸外国に比べて案外うまくいっているのかもしれない。第3回WBSCプレミア12世界ランキング上位の12の国と地域が参加 この世界野球にしても、意外なほどの快進撃を続けている。オープニングラウンドで5戦全勝し、スーパーラウンドでも2勝と、とんとん拍子でファイナル進出を目前にしいる。 試合を見ていると、相手国の野球がアマチュアのものに見えるくらい。大差での楽勝が多く、かなりレベルが違う。 2次リーグ(スーパラウンド)の第1戦、アメリカ相手に9対1の快勝。アメリカは投手をコロコロ変えて、デッドボールを連発。小園海斗選手が、5打数3安打2本のホームランを打って7打点をあげるという大味な試合となった。 中日の高橋宏斗投手が先発し、4回を投げて8奪三振、無失点の好投。2人目の西武の隅田知一郎投手がソロホームランを許したものの、その1点を守り切っての大勝だ。 あのアメリカが、大人と子供の野球ぐらいに差があった。日本は大谷がWBCで、「リスペクトするのは止めましょう」といってチームを鼓舞し、アメリカを破って優勝した経験が自信につながっていのだろう。 そういう大谷効果のようなものが、日本のスポーツ全体に染みわたっていて、選手個人個人のマインドがかなり高い状態にあるようだ。こうなるともう気後れすることも妙な引け目も無くなって、実力を存分に発揮できるようになる。 クレバーで努力家で前向きのアスリートたち。この国はスポーツ立国として注力して行くべきじゃないだろうか。国外にもどんどん進出していくべきだろう。
2024.11.22
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♪ リヒテルにパガニーニの貌憑したごときアレッサンドロ・タヴェルナアレッサンドロ・タヴェルナ 11月10日放送 N響2017回定期演奏会。 1.シューベルト/イタリア風序曲第2番ハ長調 2.シューマン/ピアノ協奏曲イ短調 3.ベートーベン/交響曲第7番イ長調コンチェルトを演奏。 指揮:ファビオ・ルイージ。 この時、初めて彼の演奏を観た。演奏はもちろんのこと、その背の高さに驚き、風貌も端正な顔立ちとはかけ離れたその独特の存在感に見入ってしまった。 黒装束で蜘蛛のような腕が異様に長く、やせ細った不気味な風貌と無表情で無口。黒いマントに身を包んで、ロウソクが灯る薄暗い舞台に登場し、固唾をのんで静まりかえる観客をじろりとにらみつけると、観客は震えあがったという逸話をもつ「パガニーニ」。 彼の風貌はまさしくそんな感じがする。生まれも同じイタリアで、18世紀のパガニーニの時代に生れていれば彼もんな風だったのかもしれない。 そしてその大男ゆえの手の大きさ、指の長さ。ピアニストにとってこんな有利なことはない。 リヒテルも大男で、覆いかぶさるように弾くとピアノが小さく見えるほど。手が大きいことがいかに有利かを思い知らせている。 Chopin Etude Op 10 No. 4 このアレッサンドロ・タヴェルナの手を見て、さもありなんと大納得。来日した折に、練習に訪れた「Fazioli Grand Studio」で撮られたもの。Fazioli Grand Studioより オクターブどころか上のファまで届く。そのストロークはおよそ24㎝。演奏を観ているとその大きな指が、着地の場を窮屈そうに感じながら踊っているバレリーナの様に見える。 彼の演奏を生で観てみたいものだ。 Chopin Piano Concerto No. 1 in E minor, op. 11 Alessandro Taverna (アレッサンドロ・タヴェルナ)。イタリアの男性ピアニスト。1983年9月13日生まれ。ルガーノ音楽院でリーヴェン奨学生として、ウィリアム・グラント・ナボレのもとで修士号(上級演奏学)を取得した。ミネソタ・ピアノ・コンクール、ロンドン国際ピアノコンクール、リーズ国際ピアノコンクール、ボルツァーノのブゾーニピアノコンクールで入賞し、獲得し、国際的なキャリアを確立。 ミラノ・スカラ座、ナポリ・サンカルロ劇場、バーリ・ペトルッツェッリ劇場、ボローニャ市立劇場、ヴェネツィア・フェニーチェ劇場、ウィーン楽友協会、ベルリン・コンツェルトハウス、ミュンヘン・ガスタイク、ロンドンのウィグモアホール、ロイヤルフェスティバルホール、マンチェスター橋上ホール、パリ・コルトホール、リバプールフィルハーモニックホール、武蔵野ホール、ローマ・パルコ・デラ・ムジカ公会堂などの主要ホールやシーズンで演奏している。 スカラ座フィルハーモニカ、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、ダラス交響楽団、RAI交響楽団などの一流オーケストラと共演。また、ロリン・マゼール、リッカルド・シャイー、ファビオ・ルイージ、チョン・ミョンフン、ダニエル・ハーディングらの指揮者と共演している。
2024.11.21
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♪ 歯科医師にマスク姿で口の中見られ力が入る菊門 全くの曇天。ほとんどフラットなグレー一色の空。東海地方は気温もフラットで、悪いなりに安定した一日になりそうだ。 せめてもの色付けに、膨らみかけたシャコバサボテンの小さな赤い蕾を飾っておきましょう。 谷川俊太郎さんが亡くなられた。92歳という大往生はさすがです。言葉の魔術師。日本語のダイナミックレンジを最大限に押し広げて、生き生きと展開して見せてくれた。 子どもが喜ぶ「ことばあそび」 谷川さんの偉業を書くのはおこがましいので、これだけにしておきます。 父の哲学者・谷川徹三は常滑市の出身で、鈴渓義塾の薫風を受けて育った偉人として、森田昭夫、平岩外四、岩田弐夫とともに常滑市の名誉市民となっている。94歳で亡くなっているので、息子の俊太郎は父をわずかに越えられなかった。それにしてもすごいものです。 今読んでいるこの本。高橋源一郎、長島有、中島たいこ、一青窈、竹西寛子、山崎ナオコーラ、川上弘美、との対談集で物書きがどういう思いで詩や小説を書いているのかを、短歌にとどまらずエッセイや評論、書評などもこなす、今や飛ぶ鳥落とす勢いで活躍している穂村弘との対談で、独自の論を交わし合うという2008年の対談集。 知らない作家もいるし、どうなのかなと思いつつ借りて来た。それが読んでみると何と面白いこと。面白いけど難解な内容もあってついて行けないところもあったりする。 こういう対談を文字起こししたものは、どうしてもその場の空気とか間合い、心の動きとか微妙な揺れのようなものなどが分からない。記号としてのフラットな文字の連なりなので、微妙なニュアンスが伝わってこない。 実際に会話している場では、息使いや間(ま)に現れる表情から、逡巡やもどかしさなどが伝わってくるでしょうが、それが無い。主語が抜けるし、阿吽の呼吸で進んでいくので、置いてけぼりを食らったような心持になる。 それでもいろいろ参考になることがいっぱいあって、とても面白く読んだ。 例えば山崎ナオコーラさんのエッセイに対して、穂村さんが「一見直球で言葉を投げているんだけど、直球のままでは言いたいことの伝わらないことを知っていて、だから近寄ってみると細かい変化がいっぱいついている」と。「それは山崎さんがプロだからできるわけで、たとえばネットでブログを着ている多くの人たちは、直球を投げようとすると本当にそのままの言葉になる」と。 山崎「文章は何を書いてもフィクションになる」「書く時は絶対、自分が"ほんとだ”と感じていることを書くようにしている」 穂村「フィクションかノンフィクションかかという分類が適用可能な領域は狭い。音楽や絵画では、フィクションもノンフィクションもない。具象画がノンフィクションで抽象画がフィクションということはないし、音楽だって同じ。 穂村「言葉自体に運動性があって、言葉が言葉を呼ぶ。一行目が二行目を、二行目が三行目を呼ぶ。エッセイの場合は、自分がその渦を巻いている運動性の中に、自分の過去の経験や世界観を持ってざぶざぶと入っていくような・・。」 川上弘美「最初思っても見なかったことを書いたり、予定していたものがいつの間にかみえなくなってしまったりして、初めて小説があらわれてくる」「最初から計算しているんじゃなくて、あ、この人とこの人は関係してたんだと気づくとか、途中でようやくわかってくる」 また、「違和感が詩を生む」「善意とか好意といったポジティブな感情から発せられた言葉は、それほど力を持たない」「今は詩的な言葉自体の息遣いが生き延びる余地がない酸欠状態」「世界がフラットになっているので、短歌もフラットになっている」「世界のシステム化による酸欠」など、いろいろ面白い話もあった。 とに角、目から鱗まではいかないにしても、おッ!と思うことが多くて、楽しく読ませてもらった。 それにしても穂村弘さんの読書量はハンパナイ感じ。古典から近代、現代も若い人のものまで幅が広い。上智大の文学部、それも英文科を出ているという秀才だから当然か。☆ 私はプロではないし、文章を書いてお金を稼ぐんてことはあり得ないこと。好きで勝手に好きなことを書いているに過ぎない。もし、好きなことを仕事になどしてしまうと、好きだということからどんどん遠ざかっていってしまうだろう。 「芸が身を助けることの不仕合わせ」なんてね。道楽で身につけたものを、生計のために役立てなければならないなんて、不幸なことだと思いますよ。 もっと面白い文章が書けたらなぁと思うことはあります。でもそれをやっていると、時間がかかって、毎日書くことなど無理にきまっている。日記の一部でもあるし、毎日書くから意味が有ると思っている私にとってそれはできない。 興味のあることが増えていく楽しみと、実際に文章を書く喜びが、読む人にとっても楽しいものであってほしいと思う。自己満足できる程度では終わらないようにしたいとも思っている。
2024.11.20
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♪ 一生の三分の一を寝(い)てつぶす罪に抗う青年だった冬支度 急に寒くなって、今朝は最低気温が7.4℃まで下がったようだ。ようやく冬が近づいていることを知らされている感じ。炬燵敷も新しいのを敷いて、準備万端。アランは朝から日の当たるベッドで、まったりしている。 最近はとてもよく眠れる。トイレに起きることもないし、夜中に目覚めたりすることもない。気候のせいだろうか、あるいは晩秋という季節のせいだろうか。 6時ごろに自然に目が覚め、さーっとカーテンを開ける。何と健康的なことでしょう。 眠りにつくと、まずノンレム睡眠に入る。最初深いノレム睡眠となり、しばらくするとレム睡眠に変わる。ワンセットが約90分で一晩に3~5回繰り返される。 一晩のうちで前半は深いノンレム睡眠が多く、後半なるにつれて浅いノンレム睡眠とレム睡眠が増えていく。最後はレム睡眠の時間が増えていって、目が覚める。 睡眠と覚醒のリズムには、脳や各臓器に備わっている体内時計(生体リズム)と、睡眠に関係する体内物質が複雑に関わり合っている。 慢性的な寝不足は血圧をあげ、高血圧になるリスクが高い。ノンレム睡眠中は副交感神経の働きが高まりリラックスして毛細血管が広がるため血圧は下がる。レム睡眠はその逆。問題なのは、ストレスや心配事などが原因でノンレム睡眠中に血圧が下がらないこと。睡眠時無呼吸症候群もダメ。 寝不足だと食欲が増す。グレリンという空腹ホルモンが増え、抑制するレプチンの分泌が減って食欲が増してしまうというわけ。たった1日徹夜をしただけでも起こるという。 また、睡眠中は脳のブドウ糖代謝が急激に落ちるため、血糖値も上がる。深いノンレム睡眠に入ると成長ホルモンが分泌されるが、これも血糖値を上げる原因になる。日中の血糖値に比べ20~30%も上昇することが分かっている。 就寝前に糖質の多いものを食べると血糖値を上げてしまい、糖尿病のリスクも高くなる。 胃酸の働きはノンレム睡眠では鈍くなり、睡眠の後半に増えるレム睡眠時にようやく働くようになる。そのため、寝る前に食べたものが消化されず胃もたれの原因になる。 また、胃酸の分泌は1日を通して、午後10時から午前2時の間がピークだという。胃酸分泌のピークに就寝すると、胃酸が逆流して逆流性食道炎になる可能性が高いという。 私が胸焼けや喉焼けで目を覚ますのは2時か3時ごろで、この説明からは外れているように見える。しかし、症状として出るのに時間差があるという事なのかもしれない。遅い時間にものを食べることはないし、酒も寝る前には飲まないようにしているが、それでもたまに症状が出る。 夜間頻尿は中途覚醒になり、寝不足や睡眠の質の低下にもなる。睡眠中に尿の量を減らす「パソプレッシン」というホルモンが睡眠の後半で分泌されるため、睡眠時間が短いと十分に分泌されず尿が作られてしまう。 睡眠中に腎臓が休めないため慢性腎臓病のリスクも高まる。 成長ホルモンは、深いノンレム睡眠中に最も分泌される。入眠からの2時間がゴールデンタイムで、筋肉や骨の合成に関わる物質「IGF-1」も同時に分泌される。また、筋肉の合成を促すテストステロン(男性ホルモン)はレム睡眠中に分泌が増加する。 一度壊れた筋肉が回復するには48~72時間ほどかかるが、その間の睡眠が重要になる。 睡眠不足で「コルチゾル」というホルモンがの分泌が促され、必要以上に分泌されると筋肉の分解が起こってしまう。5時間半の睡眠を2週間続けた人と、8時間半続けた人を比べると、5時間半の人の方が筋肉量の減少が6割も多かったという。 骨粗しょう症の原因にもなる。 また、睡眠不足によって免疫が下がると、白血球などの免疫系の細胞から分泌されるたんぱく質「サイトカイン」が活発化する。炎症性のサイトカインは、筋肉を委縮させ、骨の破壊を進めて骨密度が下がる原因になる。本来は細菌やウイルスをやっつけるものが、寝不足によって体内の一部で慢性炎症を起こし、うつ病の原因になるという説が提唱されているという。 深いノンレム睡眠は、認知症に関連する物質を取り除き、認知症予防に重要な役割を果たしている。「グリンパティックス」という作用が、アミロイドβやタウと呼ばれる異常なたんぱく質を脳外に洗い流すように排出するという。 しかし、アミロイドβは20年も前から蓄積が始まっている。歳をとってからでは手遅れで、現役世代のときから深いノンレム睡眠を心がけて老廃物を洗い流しておく必要があるという。「睡眠は最高のアンチエイジングⅡ」(西田昌規・早稲田大学睡眠研究所所長)より引用 日本人は、諸外国と比べて睡眠時間が足りていないことが知られている。特に30代から50代の現役世代が顕著らしい。7~8時間は必要らしい。個人差もあって一概には言えない。 起きた時に「よく眠れた」「よく休めた」と思え、日中も眠くならずに元気に活動で来ていれば「良い睡眠」が取れている証拠。 今朝の私は完璧な睡眠だったようだ。寝不足が苦手で、そんな時は頭が働かずなにもやる気も起こらない。 若い頃は、寝るのがもったいないという変な意識に囚われていて、12時前に寝たことがなかった。それで、いつも夕方になると頭が重く気分が悪くなる。それが寝不足ねせいだとは知らず、脳に問題があるんじゃないかとか思っていたことがあった。 それで、なんとも鬱陶しいので仕事場に置いてあったウィスキーなどを終業前に飲んだりしていた。 ぐっすり寝てそれが無い日に気づけばいいものを、ずいぶん経ってからようやくそれが寝不足だったことに気づいた。今思うと、睡眠というものに意識も向かず、関心も知識もなかったことでどれだけ損をしていたことか。
2024.11.19
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♪ 真実が暴露されゆく令和なり天のネットは疎にして洩らさず 記事には不正確な部分がたくさんあり、私としても慙愧に堪えないものとなりました。今後このようなことのないように気を付けたいと思います。立花孝志がトンデモナイ「デマゴギー」であることが判明。お詫びして一部を削除することにいたしました。 兵庫県で知事選が行われていた昨日の午後の空。正義と悪、困惑と疑念が空に浮かんでいたような。 結果的には110万票あまりを獲得し、再選を果すという当然の結果となった。朝日新聞も似たようなものになっている。 県政への評価が高かったことからしても決してマスコミが言うようにSNSだけに偏って判断してはいないことがハッキリしている。 最初に知事に出馬することになった経緯や、元知事の5期20年の負の遺産と戦って来た斎藤氏の政策によって、元知事や既得権益者との軋轢などを週刊現代がスクープしている。 この2回に渡る記事を読むとよく分かる。その1、その2 まあ、これから報道がどんな方向へ進展していくのかが見ものではある。
2024.11.18
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♪ 人の目を気にするよりもわが胸のささやくごとき声にしたがう きのはあまり腹が減らないようだったので、1日ファスティングをやった。水分補給は必要なので朝は牛乳を飲み、しばらくしてから珈琲を飲んだ。午後も珈琲を飲み、間を開けて麦茶なども。 大して腹も減らず、カミさんが食べているのを見ていても全く苦にならなかった。それで一日が過ぎ、いつものように11頃に就寝。 ところが未明の4時ごろになって、胃液が上がってきて胸焼けの症状。起きて麦茶を飲んだら収まったが、何も食べていないのに何故だろう。 多分、空腹に珈琲を飲んだのが良くなかったのだろう。元々ある逆流性食道炎症に刺激を与えてしまったらしい。酒はここ数日飲んでいないし、ストレスもない。原因は珈琲ぐらいしか考えられない。 今朝はさすがに腹ペコ。自然派styleのパン・ド・ミが美味しい。 今日は兵庫県の知事選挙。 斎藤元彦氏は見るからに悪いことをするような人には見えず、記者会見などで報道されている姿に違和感を感じていた。 昨日書いたように、まさかそれらが「でっち上げ」だったと知って、"ああやっぱり!” と。 あの無表情なストイックの塊のような姿が、若い頃の自分と重なって見える。自分も、狷介で信念を曲げず、言い訳もしない、不遜に見えていたかもしれない頑固もの。それで誤解もされたし、"怖そうで取っつきにくい” ともよく言われていた。 そんなこともあって他人事とは思えなかった。退職して再出馬するというので気になってはいたが、それ以降の報道がまったく無かった。 ネットニュースを見て、あれは彼を貶める陰謀だったと知り、さもありなんと手を叩いた次第。 マスコミが加担している以上、ニュースを見る気にもならず、朝日新聞に至っては購読を止めようかとさえ思っている。1年契約なので来年の9月までは我慢せねばならない。 大昔からある権力者の横暴。時代が変わっても絶対に無くならない。それどころかますます陰湿に巧妙になっていく。 トランプもイ―ロン・マスクも偽情報を出しまくって、まったく悪びれない。そのことを悪いと知っていながら支持する信奉者。また、「驕るもの久しからず」の格言がいつまでも通用するのかどうかもわからない。 今年は柿が豊作で、あちこちから「食べてください」と回ってくる。甘柿がメインだが、今回は渋柿をもらったのでさっそく剥いて北の軒下に吊るしてやった。 柿を干すときは日に当てない方が良いらしい。先日の甘柿は南の屋根の上に置いて日に当てたのは間違いだったようだ。カビが生えたりする恐れがあるらしい。 家の外から眺めていたら、国家という枠にぶら下がっている庶民の姿に見えて来た。
2024.11.17
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♪ 無知は罪 知らずに悪に手を染める従順なんて猫にはなくて 斎藤元兵庫県知事の諸々の疑惑は、まったくの「でっち上げ」だったことが判明。ネット上でしか報じられないこの国の闇と、悍ましい権力による大規模な陰謀が明らかになている。※ 立花孝志が、でっち上げのでっち上げでフェイクを流しまくったことが、後になって判明した。2人の自殺者まで出てしまったことを、この立花孝志は知らぬ存ぜぬを決め込んでいる。 真実が未だにはっきりしないが、この記事は問題だらけだったことを認めるとともに、乗せられてしまった自分の迂闊さを反省するとともにお詫びします。 この記事を削除することはせず、こういうことがあったという記録として残しておきます。 この動画をまず見てください!クリックでYouTubeへ 兵庫県の市民は大方そのことを知って、斎藤氏に投票するような動きになっています。 ネットニュースを見ない人やマスコミを全面的に信頼している人にとっては、まったくの出鱈目にしか思えない今回の暴露事件。 政界はもちろんのこと、財界から警察、報道機関、テレビなどのマスコミ関係、全てを巻き込んだ一大スキャンダルとなっている。 YouTubeでは「にっぽん応援団」が詳しく報道してます。ここにある動画を見れば実態が分かります。 NHK党の立花孝志氏がその内膜を知り、彼を応援するために知事選に出馬し、政見放送を使って暴露しています。県民局長が自殺したのは、斎藤元知事を追い落とすために告発したが、百条委員会に公務のパソコンにある不都合なデータ(10年間で10人との不倫等)が表に出ることになることを悲観してのことだった。この動画に事件のあらましが・・。(クリックでYuTubeへ) 発端は、前知事の7期に渡る悪政を改革しようとした斎藤氏に対する造反にある。多大な借金を是正するために新庁舎の建設計画をストップさせるなど、大鉈を振ったことでプライドを傷つけられ、既得権益に関わっている多くの組織が所属している団体ぐるみで、彼を追放するシナリオを書き、あのような報道騒ぎになったもの。 それにしても「日本のマスコミは酷い!」NHKも朝日新聞(どうやら朝日新聞系列も絡んでいるらしい)も。自民党などから圧力をかけられ、簡単に屈してしまっている。 武田邦彦氏も自身の番組でマスコミを糾弾している。クリックでYouTubeへ 今回のことで自民党はますます信用を落とすことになる。今回の陰謀の呼びかけに加担しなかったのは「共産党」と「れいわ新選組」だけだったとか。 マスコミに真実はない。嘘はつかないだけで、報道されずに隠されてていることがあまりにも多い。都合のいいことだけを取り上げて、後で面倒なことになりそうなものには手を出さない。忖度と他局と歩調を合わせての自己保身。 ここにある「にっぽん応援団」や「虎ノ門ニュース」などのネットニュースをチェックしてないと、騙されてもそのことすら気付かずに過ぎていってしまう。 「触らぬ神に祟りなし」的なスタンスで生きて行くことは、日本が戦争に突入していた時と同じになってしまう。 マスコミによって巧みに操作され、世論という姿に作り替えられた情報を鵜呑みにすることは、国家の犯罪に加担することになる恐れがある。 斎藤元彦氏はなかなか骨のある人物だと思う。言い訳をせずじっと耐えて、たった一人で都庁を追わて孤軍奮闘している。本当のあるべき県政をブレずに実行していく信念がある。 今回のことが政治と国民の意識を変えるきっかけとなるのは間違いない。 選挙が17日に行われる。ここまで表ざたになった以上斎藤候補が当選しないと、国民はバカにされたまま、悪者を図に乗らせ温床を広げることになる。 当選すればしたで、都庁には大変な状況が待ち構えている。マネジメント力が試されるし、同時に反勢力とも戦わなくてはならない。
2024.11.16
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♪ 我が祖先ホモ・エレクトス大陸を歩き歩きて我がDNA 歩くことの意味と重要性は根源的なところにあると思う。ホモ・エレクトスに始まった二足歩行が人としてのスタートであり、人としてのすべてがこの形態の中にあると言える。 歩くことが大前提として作られている人間が、歩かなくなれば当然そのことによる不都合や弊害が出てくるのは当たり前だ。 歩くことの素晴らしさを知っている私は、歩くのがが主体にさえなっている。車で行くという発想よりも歩く方へ心が動く。 どのくらい歩いているか、試しに日記にメモしてある歩数を集計してみた。 1日平均 約3,000歩/日 約2,580歩/㎞ 歩幅は速度によって変わるので、正確な距離を知るのは難しい。歩数計の設定は確か72㎝だったので、9万歩で64.8km。また一般的な基準の「1分=80m」をもとにすると、2時間をノンストップで歩くと9.6㎞になる。 1日平均にすると大した数じゃない。多くても週2~3回なのでこのぐらいの数になる。その時の気分任せなのでバラつきが多いのは仕方がない。健康が目的なら毎日まめに3,000歩ほど歩けばいいのだろうが、そういう意識はあまりないし多分続かないだろう。 調子が悪い時は5,000歩ほどで切り上げるが、最低でも7~8キロ、多くて10~14キロほど歩かないと気が済まない。時間にして2時間~2時間半ほど。季節の移ろいや、生物と自然の見せる変化を楽しみ、行き交う人と挨拶をかわし、犬と戯れて脳内ホルモンのオキシトシンを分泌し、幸せを感じて一日が心地いい。 そこそこの距離を歩かないと変化を楽しむことができないし、毎日同じ時間に同じ場所を歩いても面白くない。そのためにはただ歩くだけではなく、体幹のバランスや筋トレもそこそこやる。階段や坂を駆け上がったりもする。楽しいからやっているので苦にならない。 この本に書いてあることはコンテンツを見れば大体の想像はつく。このブログにも書いてあることが幾つもあるし、いつも誰かがどこかで言っていることばかり。1章 「病気の9割は歩くだけで治る」エビデンスが続々出てきた2章 実践編! 今日から歩こう3章 歩行が自殺大国ニッポンを救う4章 「本物の医療」を取り戻そう1 歩くだけで病気が治った人が続出している2 人が老いるには、3つの理由がある3 歩行で若返るカギはホルモンバランスにあり!4 遺伝子は歩行で変えられる5 若さの味方「テストステロン」が増える6 できそこないの男性ほど、歩行が大事7 朝の歩行が睡眠の質を上げる8 長寿は腸で決まる9 骨から長寿ホルモンが出ていた!10 痩せればすべて解決する11 「フレイル」に気づいたときが、はじめどき12 歩くことは全身の筋肉運動、関節運動だ13 「1日万歩」ではなく、「10分×3回」歩行14 めまい予防に効果的! 「階段」歩き15 要介護者は室内歩行をしよう16 「ながら歩き」には2種類ある17 「インターバル速歩」のススメ18 心が豊かになる「瞑想歩行」19 膝・腰が不安な人、肥満の人におすすめ! 「水中ウォーキング」20 お金をかけるべきは「靴」21 歩いていない時間をどう過ごすか22 日本人はもともと「うつ気質」23 もっとも有効な自殺対策は、休むことと歩くこと24 定年後の男性が危ない!25 元気のない男性を歩かせるには26 薬を飲めば飲むほど病気になる27 医療界全体が製薬マネーに汚染されている28 生活習慣病は、歩行と食事だけ29 医療は本来、療養アドバイザー30 平穏死を望むなら、歩くことから31 よく歩く人ほど、幸せに生き、幸せに死ねる 理屈が先にあると義務的な感じがして、面白くない。自分なりの目的なり目標があれば続けられる。まあ、楽しいと思えるまでは、続けられるように工夫する必要はあるでしょう。 そして絶対一人がいい。相手がいると束縛されるし、気まぐれ・自由にというわけにはいかなくなる。時間もコースも気分次第で、拘らないことが長続きのコツだと思います。 目的は何でもいいし、どんどん変わって行っても構わない。写真を撮るのも良い。その時々に目標を決めて撮って歩くのも楽しいものです。 私はブログにアップするという目的もあるしそれ自体を楽しみにしています。テーマを決めて「階段」ばかりを撮る。マンホールのふたなどの道路に設置してあるもの注目する。雲を撮る。植物を撮る、紅葉ばかりを撮る。野鳥や昆虫を撮る。 それも当たり前の撮り方ではない、独自の目線で撮ってみるのも長続きすることにつながるかも知れない。 遠くへ出かけなくても自然さえ残っているところなら、四季それぞれの変化と人とのかかわりによる変化も楽しめる。マインドの方も前向きにして・・。 移動スピードはあくまでもゆっくり。しかし、それにこだわる必要もない。気分に応じて緩急があってもいいし、速歩に挑戦するのもいいでしょう。「ナンバ歩き」をマスターするのもいいんじゃないでしょうか。 まあ、私がこんなことを言っていられるのもあと何年のことか。徐々に持久力が落ちていき、長い距離が歩けなくなるだろう。しかし、歩けるのに歩かなくなってしまうのは嫌だ。 モチベーションを維持するためには健康でいること。そのために歩くという、鶏が先か卵が先かみたいな話になる・・・。
2024.11.15
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♪ 甘党が二の足を踏むパテスリーちかごろ力士はあんこが主流今はそっぷ型は不利とあって、あんこ型が主流の相撲界。 週明けは北日本を中心とした西高東低の気圧配置に変わり、強い寒気が流れ込む。18日(月)の夜には、上空1500メートル付近でマイナス6℃以下、12月上旬頃の強い寒気が東北付近まで流れ込むらしい。 大相撲が中日を迎える18日以降、ぐっと寒くなるという。優勝争いが白熱するのには、気も引き締まっていいんじゃないか。 相撲はあまり見なくなっていたが、今場所は何故か見る気になっている。この歴史ある興行には短歌の素材がたくさん転がっている。♪ 足の裏だけが許さる土俵にて土に触れざりて賜杯を掴む♪ 仁王立ち蹲踞の姿勢睨み合い立てば三秒すべてが勝負♪ 重ねての横綱不在星取りにやややや並びて角界ゆゆし♪ 鵜の喉をアユが落ちゆく勢いに鷲掴みする懸賞の束♪ 頭まで上がる四股踏む大仏のごとき面(おもて)の仁王なる阿炎♪ 須臾の間の速さと押しと右差しの阿炎に不覚の大の里関♪ 搗き立ての餅の胸もつ琴櫻どんと重たき四肢を踏み出す♪ 祖父に似る顔に秘めたるポテンシャル王鵬の背の丸み増しゆく♪ 連日の大入り満員大枚をはたき眼光東西南北♪ むらぎものこころ休まる呼び出しの部屋の掃除はまるく掃くべし 東北と北海道は日本海側を中心に平地でも雪が降り、北海道では積雪が急増するおそれもある。20日の東京の最高気温10℃前後の予想で、平年を大きく下回る。暖かかった後の冷え込みは余計に寒く感じるでしょう。 しかしそれも一時的なもので、連休を過ぎるころにはまた平年を上回るようになる。
2024.11.14
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♪ 小ネズミを捕えて喰ってしまいたるアランに残る野生を愛す河口湖からの富士山久し振りに快晴の富士山。少し雲があった方が私は好きです。 こっちも、かなり久し振りのアランの姿。 夜、私が風呂に入るまでの間、一緒にいてソファーに横になっていた。風呂に行くと決まってそこからいなくなる。風呂から出て2階へ上がると、カミさんのベッドにもおらず、どこにも姿がない。 布団へ入ってさあ寝ようかという夜中の11時すぎ。階下で何やら音がする。あああれはアランだ、またネズミを捕まえてきたのだろう。また逃げられて、どこかに隠れていても困るしなあ。 先日、キッチンの流しの横に50cmほどの空間にものが置いてある。そこをかたずけていたカミさんが、大量のネズミの糞を発見して大騒ぎしたことがある。 かなり以前のこと。逃げたネズミが棲みついていたことがあって、その時のものらしい。そんなことになっても困るので、気になって様子を見に行った。 ああやっぱり! 小さなネズミが、瀕死の状態で転がっている。風呂に入っている間に外へ出ていたらしい。この日はこの時間になっても眠くなかったらしい。 遊び疲れたのか、横になってネズミの様子を眺めている。死んでいるのか? 動かしたりして確かめてみる。ややあって、ピクっと動いた。まだ息はあるようだ。 起き上がって、再び遊び始めた。前足で、払って飛ばして追いかけて、また払って、を繰り返している。オモチャで遊ばせてもぜんぜん乗って来ない。"猫らしくないやつ” と思っているが、生きた獲物となれば話は違うらしい。 すぐに死んでそのまま放置することになるのだろう。トイレに行って出てきたところ・・ 何と! 食べ始めた。 むしゃむしゃというほどの嵩はない小さなネズミだ、食べ応えもないだろうに。 朝、見るとシッポさえ残っていなかった。よほど腹が減っていて美味かったか。 カミさんに顛末を話すと、「うへ~! 歯磨きしてやらないと」とか言っている。「だって、その口でぺろぺろされたら嫌じゃない」 いつも何かと世話を焼いているので、その距離がすごく近い。私なんかより余程親密に見える。 TVを見ていればその足の間に割り込んで顎を乗せてるし、夜は夜でベッドで一毎晩中一緒だ。 夕べ1時半ごろ、私のベッドの窓下に来て鳴いていた。エサが欲しい時に限って私のところにやって来る。"生エサ食べたばかりだろう、メンドクセイなぁ”。しばらく放っておくことにした。当然、カミさんの方へ行って鳴いている。 しかし、あやつは起きない。耳が遠いこともあるが、熟睡の時間とあらば聞こえるはずもない。再びやってきて鳴くので、入れてやらないわけにはいかない。 ベッドに乗って「何で入れてくれないー、早くエサくれよ~」と声を強くして訴えてくる。 俺はエサ専用の用務員か。♪ 本能を持って生きおる飼い猫のはかり知れない所業を許す♪ 一心にネズミに遊ぶ猫のいてわれら子供のころの日常
2024.11.13
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♪ 歩く距離伸びて齢に不思議あり紅葉する木未だせざる木 同時に4つの台風が存在するのは、2017年7月23日以来、7年ぶりのことで、11月としては統計開始以来、初めてだそうです。25号が日本の南海上に接近する見込みだが、影響は少なさそう。 今朝は7時半ごろにウォーキングに出た。風もなく穏やかな、やや雲の多い朝だ。 ちょうど小学生の登校時間でもあり、通学路は賑わっていたがパークロードを歩く人は少なかった。 最近、何故か以前よりも歩く距離が長くなっている。適当に切り上げて戻ってくるという事がない。佐布里池まで行くというのもけっこう心構えが要ったりする距離なのに、当たり前に足がそっちへ向いていく。 ここのところ長い距離を歩くことが多く、体も気分も慣れたというより、体と心が要求してくる感じ。少しじゃ満足しなくなっている。 この日も佐布里池「みどりと花のふれあい公園」にはコグニサイズの参加者が8人ほど集まっていた。準備運動などをしてこれから歩くところのようだ。ここまで車で来て、所定の時間そこら辺を適当に歩き回るのだろう。 芝生広場で遊ばせていた柴犬が、手綱を付けたまま走り始め、ダメ―!とか叫ぶ声が上がっている。私の座っているベンチの前を走って行こうするので、手を出して足止めしたところへ、飼い主の連れ合い追いかけてきて、手綱を踏んでなんとか捕まえた。ちょっかいだしたりして・・。柴犬の扱いは慣れている。 飼い主夫婦らがイヌと一緒にいるところへ。「可愛いねぇ! 息子も飼ってるんですよ」「幾つですか?」。「名前は?」。 高齢の夫人が「まだ1歳になったばかりで、元気なんです」。犬はひと時もじっとしていない。名前は「ももちゃん」というメスらしい。そんな会話をしていると、また手綱が外れて走り出す。今度は首輪のところが外れたらしい。 私があやしてちょっと隙を見せたところを、飼い主が首輪をつかんで確保。何で外れたんだろうと訝っている。2度も助けてもらったと、婦人が何度もお礼を言う。写真を撮らせてもらって、帰路へ。嵩上げのブロックにコバノランタナが良い具合に垂れている。 ナンキンハゼ サルスベリ「色狩り」と銘打ってこの時期に色づいた植物ばかりを撮ったことがある。 これもナンキンハゼだが、紅葉する前に実が爆ぜて中の白い種子がむき出しになっている。落葉しても残っていて、遠くから白い小さな花が咲いているように見える。 同じ木でも紅葉してるのとしてないのがある。木にも個性というものがあるらしい。 このトンネルを抜けて戻って来た。 およそ3時間。15,200歩あまりで、先日の太田川往復よりも遠い。 ナンキンハゼや他の樹々もあまり色づいていなかった。「色狩り」をしたのが10年前の11月26日という事を思えば、まだ次期が早いようだ。
2024.11.12
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♪ 蒼空に詩片の一つ移りゆく銀白の尾の一途なるかな 市の公共施設が集っているエリアの歩道。何かの工事の後、原状復帰したのでしょうがこれはアウトでしょう。「視覚障害者誘導用ブロック」が完全に抜け落ちている。視覚障害者が足裏の触感覚で認識できるように突起を表面につけたもので、視覚障害者を安全に誘導するための重要なもの。 「視覚障害者誘導用ブロック設置指針・同解説」や「道路の移動円滑化整備ガイドライン」に基づいて、各自治体の条例等にしたがって設置されることになっている。 ここにある「誘導ブロック」は「線状ブロック」とも呼ばれ、、視覚障害者がブロックの突起を足裏、あるいは白杖で確認しながら突起の方向にしたがって進むことができるように設置されている。三宅精一氏(Wikipediaより) 岡山県の発明家である三宅精一氏によって1965年(昭和40年)に考案され、今では約150カ国まで普及しているそうです。 三宅氏は私材を投じて自宅に「安全交通試験研究センター」の看板を立て、生涯をささげる決意をし、研究、普及に尽力したそうです。多大な苦労をし、病を推して尽力したものの、56歳で帰らぬ人となってしまった。 詳しくは、「HUFFPOST」"三宅精一さんをGoogleが称える。世界に広がった「点字ブロック」を生涯をかけて発明” をご覧ください。 市の公共施設のあるエリアのメイン道路にある歩道です。こんなことがなぜ起こるのか、まったくもって理解できない。作業指示書に記載されていなかったのでしょうが、そのことに疑問も持たず施行してしまい業者も問題だ。 業者はこういうものを設置するのには慣れているはずだし、知らない筈が無い。指定業者から外してもしかるべきでしょう。 改めて見てみると、道路の向こう側の点字ブロックはちゃんと嵌めてある。それなのに何故こちら側には設置しなかったのか。 このまま放置されることはないと思う。市の方に指摘する人もいるだろうし、市の職員だって気づくはずだ。もし直らないのなら、市の障碍者に対する姿勢が問われることになる。 以前、市役所東の交差点脇に工事で掘り返した歩道が、みっともない状態になっていたことがあった。ずいぶん経ってからようやく元に戻った。 単なる手順のずれなのかもしれないが、元へ戻るまでの期間が長かったので気になっていた。今回のはこれとは違う。 秋明菊がダメになってしまった今、わが狭庭に咲いているのはこれくらいなもの。 昨年、宮城野萩が大きくなりすぎたので株を小さくしたはずなのに、相変わらず大きくなって庭を占拠していた。その日陰になって陽も風も当たらず、秋明菊の根にカビが生える原因になった。10月12日 狭い庭に宮城野萩を植えたのが間違いだろうが、好きなのだからしょうがない。どんどん大きくなっている。 やはり塩ビ管を埋めてその中に植え替えた方が良さそうだ。直径25㎝では小さすぎると思って内径27×24の枠の中に植えてあるが大きすぎたようだ。根は横に張るので抑えられるはずなんだが・・
2024.11.11
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♪ えーとホラあいつアレラレそうそれよ吾とお前の老いしい生活 永六輔の「無名人語録」。ずいぶん長くやっていた。元々は「話の特集」が最初で、1995年に「週刊金曜日」に引き継がれ2012年の段階で45年にもなる。 私は「話の特集」に連載していた「芸人」「役者」「タレント」を単行本にした、「芸人その世界」「役者その世界」「タレントその世界」の3部作を買って愛読していた。その芸人や役者、タレントたちの破天荒な行状や悲しくも可笑しいエピソードが大好きだ。千冊の本と500人の芸(能)人から直接に取材した芸能界のエピソード集。巻末に参考資料(出典元)が列挙してある。1969年発行 今の時代、この本にあるエピソードを面白いとか興味深く思う人がどれくらいいるのだろうか。ペーソスと芸能史、示唆に富んだ逸話など、人間そのものの多様性と奥深さを感じることができる、素晴らしい本だ。 すでに「火垂るの墓・アメリカひじき」で直木賞を受賞していた野坂昭如が、「新しい文学が誕生した」と大絶賛している。 懇意にしていた大工の棟梁が作業場でいつも永六輔の「永六輔の誰かとどこかで」を聞いていて、彼の面白さとその懐の広い話に感心しているのを聞かされていた。それで「こんな本がありますよ」と、その3部作を持って行って、しばらく貸すつもりで置いてきた。 その後すっかり忘れていて、その本がどこへ行ったかもわからない。それが残でならない。その後、文庫化された「芸人その世界」を買って持っているが、やっぱり単行本で無けりゃ読みごたえがない。 図書館で「無名人のひとりごと」を借りてきて読んでいる。2008年から2012年の『週刊金曜日』「 『話の特集』無名人語録」から再構成・編集、加筆したもの。2013年発行 人の話を聞くという取材を続けてきて、喫茶店で背中合わせに座っている人や、汽車に乗って向こう側の席の人の声、言葉を盗み聞きしたりする「のぞき聞き」なんてことをしながら「老いしい生活」を楽しんできた。 2010年にパーキンソン病を患い、前立腺癌に罹り、入退院しながら相変わらず病室からラジオ出演などしたりしていた。 2016年7月肺炎のために東京都内の自宅にて83歳で死去したし、「永六輔」を知らない人も多くなってきていることでしょう。 ラジオ、テレビの黎明期に活躍した放送作家、作詞家、文筆家、舞台演出、ラジオのパーソナリティー、「中年御三家(小沢正一、野坂昭如、永六輔)」の武道館公演などなど、八面六臂の異星人。そんじょそこらの有名人、著名人とは存在そのものが違う(矢崎泰久)。 “旅の坊主”、“ラジオ屋”、“テレビ乞食”、“遊芸渡世人”、“男のおばあさん” などを自称し、角刈り頭と細長い顔で一世を風靡した「永ちゃん」。あの語り口が懐かしい。 中電「カテエネ」の家族のじかん応援プロジェクトからWチャンスなるものとして「句作ノート」が送られてきた。「俳句大賞」に応募した人へのプレゼントのようだ。 応募したこともすっかり忘れていたし、Wチャンスがあるなんてことも知らなかったので、驚いた。入選30句にも入らなかったようだが、俳句はまったくの素人なのでしょうがない。10冊もある。 とても使い勝手が良さそうで、短歌をメモルにも使えるので、こりゃぁいいものが手に入ったと喜んでいる。 夏井いつき選 *最優秀賞 父も兄も甥も大工の四日かな *優秀賞 愛犬の吐息落ち着く鰯雲 軽トラの夫婦旅行や望の月 案山子似の夫を立てて野良仕事 とまと好き小中高を無欠席 原爆忌足だけ見えるベビーカー
2024.11.10
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♪ まだ夏の名残の中を子(ね)へ向かい日の傾きて午(うま)へと帰る 街路樹の公孫樹がその実を、盛大に歩道に撒き散らしている。 うっかり踏みつけると、ピチピチっと音を立てて弾ける。しかし、それがほとんど匂わない。臭くて困るもののはずなのに靴に付いても苦にならない。ギンナンと呼ぶには粒が小さいし、食用にも向かない。そういう種類なのだろうか。 昨日は午後、中4日となってしまったウォーキングへ。5キロ先の茶房じゅんと三洋堂に用事もあった。 MHK全国短歌大会に応募したばかり。木下龍也さんの「あなたのための短歌集」を見てみたくて三洋堂へいくも、置いてなかった。しかたがないので久し振りにNHK短歌のテキストを購入。 短歌や俳句の本が並んでいるコーナーに地元東海市在住の歌人らしき人が出した歌集があった。 知らない名前だし、知名度のない人の歌集が書店に並ぶことなどほととんどないので、目を引いた。 歌を読んでみるとなかなかしっかりした、格調のある歌が並んでいる。かなり充実した内容で、歌集を出すに十分な技量のある人だと思った。 歌集はほとんどが自費出版で、高名な人たちの歌集は「砂子屋書房」とかから出版されている。昔、軽自動車1台分ほどのお金がかかると聞いていた。歌人の皆さんはそのお金のやりくり苦労しているとも聞く。 そんな状況の中で歌集を出して、それが書店で販売されている。しかも、小さいながらも販促の特別扱いされている。自費出版じゃないのかな? 帯に東海市在住とあり、短歌ブームという事もあっての特別扱い? 出版社が「東京図書出版」で、発売が「リフレ出版」とある。出版社からするとやはり自費出版のようだが、ISBNコードも付けられているので正式な出版物として流通するもの。 先日、短歌の会のリーダーと歌集の出版のことなどを話していたばかりでもあり、興味津々。調べてみる。 「東京図書出版」はやはり自費出版を扱う会社で、「宅配プリントOM」とは違って、全国紙(朝日または毎日)一面サンヤツに広告、全国の有名書店、紀伊國屋、ジュンク堂など大型書店に配本など、広告宣伝を効果的に実施しているのが特徴のようだ。 ● 発行から6ヵ月後に実売数を報告し、販売後売れ残ったものについては、著者にお引き取りいただく(無料)か、 当社にお任せいただくかお決めいただきます。 お引き取りは無料で、売れ残ったものを買っていただくようなことはございません。 お引き取りいただいたご本はご自身で販売することもできます。 ● 初版の印税は、発行時に、ご負担額から印税相当分を差引き、販売期間内に一定額以上の売上があった場合は超えた額の50%をお支払いします。 ● 増刷もふくめて著作権は著者に帰属します。 審査の結果、共同出版に採用されるとISBNコード・書籍JANコードを取得して、トーハン・日販などの取次をとおして書店で販売、アマゾンなどネット書店にも登録して購入できるようになる。実費を負担することになるものの、全国紙一面に広告、全国の有名書店や大型書店に配本するなど積極的な拡販、 国会図書館にも納本される。 印税は初版から支払われ、 売れ行きが好調で今後の販売も見込めそうな場合は、費用負担なしで増刷して印税が支払われる。 このことからすると、共同出版扱いとなって、このような販売のされ方になっているようだ。 因に価格はこんな風になっている。価格は、本のサイズや、内容(写真、図表、数式など)によって変動する。 〈共同出版〉の場合(書店流通出版)①編集・デザイン・校正・印刷・製本・流通(広告・宣伝)費用を含む概算です。②特に優秀な作品は、出版費用を減額します。③一般市販本と同等の高級な仕上りになります。④電子書籍をご希望の場合は対応します。 「玉井紀子」さん 1955年 飛騨白川郷に生まれで、1988年 作歌を始める。中日歌壇にて岡井隆氏に師事。2001年同人誌『短歌』に参加し、春日井建氏に師事。春日井建氏亡きあと『井泉』に参加(2004年から2010年まで)。 小さい出版社ながら良い歌集を多数出版している「書肆侃侃房(しょしかんかんぼう)」。九州にあって「地方出版社の時代」を切り開いた出版社。社員全員が著者と“つながる”をモットーにしている出版社で、そこかから出版されるが最高の栄誉みたいな存在だ。それが理想でしょうけど、かなりのインパクトや話題性のある、中身の充実したものでないと無理でしょう。 この日は、手持ちのストール類を販売するのにあたって「茶房じゅん」のオーナーに相談するという目的もあった。 染色場を寝室に改造する計画があって、作品作りが出来なくなる。個展でやるには作品が足りないので、どなたかとタイアップしてジョイント展など出来ないものかと。今年には間に合わない。 「来年の11月の上旬、70代の女性の絵の展示があるので、その壁面の下の部分が使えるのでどうだろう」という提案があった。オーナーが好きな絵を描く人だと言うので、お願いすることに。 相変わらずスケジュールが一杯で、再来年の予定も入りつつあるらしい。丸1年先のことだが、1年なんてあっという間だ。来年はどんな年になるのか、全く見当がつかない。 野党とパーシャル連合する石破内閣の動向や、トランプ大統領の動向、異状気象のさらなる変化。そして身辺にもいろいろありそうな予感がしている。 午前中の風も収まった暖かい午後。大田川の浅瀬に、シラサギ、カワウ、アオサギが日を浴びていたし、鯉が泳ぐのが見えた。 16時閉店の店を出て、夕焼けを楽しみにして帰路へ。空は晴れているものの、肝心の日が沈む辺りには厚い雲がかかっていた。誰も拾わない花梨の実樫の実 立冬となって秋は過ぎ去る時期なのに、まだどこかに夏の名残を感じる夕ぐれ。この日は14,000歩ほど。
2024.11.09
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♪ 甘柿を干し柿にして食みたるは常陸の里の干し芋に似て 夕べは、今期初めて最低気温が10度を下回って4時ごろに8.6℃だった知多市。今は曇っているが昼頃には晴れて来るようだ。 一時的な冬型の気圧配置も緩んで、来週は再び暖かくなる。 西日本では夏日になるところもある様で、どうにも調子が狂う。通勤通学の人たちは服装に悩まされていることでしょう。 今年は例年とはだいぶ違うようで、全国的に「高温」で東・西日本太平洋側は「雨が多い」。冬が近づいているのに「10年に一度の高温」に注意を呼び掛ける、「高温に関する早期天候情報」が発表されている。「高温に関する早期天候情報」気象庁の地図上から各県の情報が見られます。 野菜の生育に悪影響を及ぼして、今からもう高騰しているようだ。冬野菜は高嶺の花。良くないのに高い白菜となれば、キムチは年内に漬けられないかもしれない。来年にずれ込んでしかも、あまり良い白菜が手に入らないということになりかねない。 干し柿が良い具合になっている。硬くて甘味がなかったものが、柔らかく(外側は硬い)とろとろとして甘い。 幾らでも食べられそうだが、干したのは10個足らず。 皮を剥くのも大変だし、ヘタの際でカットしてあるので吊るして干すことも出来ない。器の上に乗せて干してみても、どうなるか分からなかったので、大方は処分してしまった。 こんな火事で焼け残ったものみたいな、見てくれの悪いものを人に上げるわけにもいかないしねぇ。 1日1個づつ食べて、もう残り4つしかない。
2024.11.08
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♪ 本当はヒール演じているだけで庶民の味方と思うべらなり さあ大変だ。世界中がぐちゃぐちゃになる。アメリカ本国も、分断によって内乱が起こるかも知れない。 ──────→ 一面的な見方でしかない。本当は別の姿が隠れているかもしれない。★ カマラ・ハリスが負けた原因は、いろいろあるにしても最終的にはバイデンが、イスラエルの国際法違反のガザ攻撃・ジェノサイドを止められなかったこと。ネタニヤフ大統領を容認し何もせず、多数の人命が失われていること。中東を完全に敵に回してしまったことで、リベラルな無党派層に大きくマイナスが働いた。 ハリスは副大統領でありながら何も実績がなく説得力を欠き、現職であるがゆえにバイデンを批判できない弱みがあった。 大方の生活が苦しい人々の浮遊票は「人格なんかどうでもいい、生活を良くしてくれるんなら大歓迎だ」と割り切ってトランプ支持に投票したようだ。★ トランプの保護主義、孤立主義、単独主義。自国優先のご都合主義は、様々な面で苦境に立たされる国がでてくる。日本も例外ではなく、かなりの難問を突き付けられることは必至のこと。 最高権力者でありながら反対意見に押されて自説を曲げ、簡単に変節するような人が、このシタタカな、二重人格的な、自信過剰な、独裁的な男と対等に渡り合えるはずがない。 すでに選挙後の変節振りを報道で知った海外の要人から、軽んじられているだろうことは想像がつく。足元をみられて、いいように押し切られてしまうのが怖い。★ 最悪を想定して書くことにする ★ トランプは法を軽んじる。政権維持のためなら何でもするだろう。安倍元総理のように任期をのばしたり、プーチンのように2期までの任期を10年間維持できるように法律を変えようとする恐れもある。 プーチンや習近平のような独裁者として、君臨する像がどうしても浮かんでしまう。 それはロシアや中国を喜ばせることだし、反米国に対する強力なメッセージともなって、弱小国は逆らえなくなる。 MAGA(Make America Great America)の大合唱のもと、まるでトランプ教の教祖のごとく振る舞い、アメリカが得することだけを考えて行動するだろう。地球温暖化なんてお構いなしだ。 輸入品の関税を大幅に引き上げると豪語している。ドル高を嫌がっているのに物価上昇を伴って金利が上がり、円安ドル高に向かうのは目に見えている。国内では相反することも多々でてくるだろう。 自分が間違っていることなど絶対に認めず、人の意見も忠告も聞かず、突き進んでいく。齟齬や破綻も確執も何から何まで大鍋の中に放り込んで、ぐつぐつと煮詰めてしまえば、もう何が何だか分からなくなる。 周辺にはイエスマンばかりを据え、都合の悪い人材は追放して王国を築き上げることに躍起になるか。連邦政府の職員とか司法長官や検察官、裁判官だろうが、警察署長や税務署長だって意に添わなければ左遷や退職に追い込む恐れも・・。 精神病院の患者たちが医者になりすますという悍ましい映画があった。西部劇で、悪党が保安官事務所を占領してバッチを付けているような・・・そんな小さなイメージのグレートアメリカ。 国際協調などには興味がなく、石炭と石油を掘りまくり、国境には壁を巡らし、不法移民は追放し、交渉よりもディール(取引)を優先する。多国間の枠組みを嫌い、2国間だけで取引しようとする。 交渉の球を持っていなければ一方的に叩かれるばかりで、力関係だけで決まってしまう恐れがある。日本がまさにそれだ。 在日米軍駐留経費負担とか防衛費とかの負担を迫って来るだろう。 ウクライナ支援をどうするか。戦争は嫌いなようで、国内の武器製造企業との軋轢も生れよう。 共和党が上下両院の議会で過半数を獲得すれば、トランプに牛耳られてチェック機能は働かずやりたい放題になる。 トランプは物事を単純に割り切って判断する傾向があるようだ。言っている通りの減税、減税で財源を減らしてしまうと、2034年に年金の財源が枯渇すると言われていたものが3年早まってしまうという。 トランプが在職している間は減税で良い思いをするものの、リタイアしていなくなった時点で年金がもらえなくなるというパラドックス。 よその国のことより日本がどうなっていくのか。心許ない新首相の下で、だれがどうリーダーシップをとってやっていくのか。自信のない顔をした閣僚の顔を見ていると、世界の暴風に吹き飛ばされてしまうんじゃないかと心配になる。 せめてこの人は大丈夫、頼りになるという人が居ればいいが、それがどこにも見当たらない。★ 今日はこんな朝からスタートした。冬型の気圧配置で北からの風が強い。「立冬」の顔を立てたような付け刃的天候は、富士山に初冠雪のおまけつき。来週からはまた温くなる。 スカッと晴れた空のように "スキッとした男気” を見せてほしぜ、石破さん。出来るかできないかではなく、「するべきことをやるだけ」という、大谷翔平を見習ってほしいものです。
2024.11.07
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♪ いわし雲ほうき雲などしたがえてグループホームのごとき空あり ♪ 暖秋は寿命ののびる心地してコキア色づく里の夕ぐれ♪ 立冬と小雪のある霜月の暦に見える七五三の文字♪ チーズパン黄粉ミルクの定番は老化防止の気休めならん♪ 駅にある虐めのごときを階段を一段とばしに上がる快哉♪ 秋の日に風韻ありて五七五の素数に七七寄れば三十一(みそひと) 朝食にたんぱく質を摂った方がいいというので、最近はスライスチーズをパンに乗せ、牛乳にきな粉を入れて飲んでいる。 アルブミンの値が基準値より低く、総蛋白量も足りていない。アルブミンは血液に含まれるタンパク質の一種で、総タンパクの半分以上を占めているので、こういうことになっている。 肝臓機能が低下していてもアルブミンが低下するし腎臓が悪くても低下するので、栄養状態や肝臓・腎臓の健康状態を知る手がかりとなっている。 酒の飲みすぎで肝機能が低下しているのは間違いないようで、"長生きしたいなら” そっちを改善する方が先決だろうが・・。
2024.11.06
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♪ 移ろいは草木や虫の中にあり青き地球や狭庭は回る河口湖からの今朝の富士山頂いた見てくれは良いが美味しくなかった治郎柿。 干し柿にしてみようと、剥いてはみたものの天気が悪かった。しかし、ここへきて2日連続の好天。なんとかいい具合になりそうだ。甘柿で干す発想がなく、軸も枝も付いてないので吊るせない。 こんな風でもちゃんと干し柿が出来るのを知って、やってみようと。水分が抜けて当初よりは甘くなっているだろう。でももう少し干しておくことにする。 夕べは暖かかった。朝は車の屋根に夜露が降りていたが、7日は立冬だというのにまだ夏を引きずっている感じ。 西洋朝顔がこぼれ種から発芽して、二期作的な成長で日に日に蔓を伸ばしている。多分「マルバアサガオ」だろう。7月 サツマイモ族ヒルガオ科で、欧米で園芸植物化されたアサガオの近縁種。アサガオと比べると花や葉がやや小型で、種子も小型で、花も房咲きになり結実すると下に向く。花 のしおれる時間は早い。 和名のとおり、標準的な系統の葉は翼片のない心臓形をしている。低温期でも生育を続けるため、日本では長野県や北海道でよく栽培されている。これは耐寒性が強いというよりも、アサガオと比べまだ温帯地域に適応していないためだと考えられ、晩咲きの品種もある。 日本へは江戸初期に長崎に導入され、東浦塞牽牛花(かんぼちゃあさがお)、福岡では八つ房と呼ばれていたという。 花が咲くところまで行くのかどうか。今後の気温次第だろう。 まだ咲いているのがあるが、こちらは種ができていない。 根腐れを起こしていたシャコバサボテンは、嬉しいことに何とか元気を取り戻して、蕾をつけ始めたようだ。白花赤花 暖かいので昆虫も元気だ。黄色い蝶が飛んでいたし、トノサマバッタが萩にとまっていたり、蟷螂やオンブバッタもいる。 明日6日から日本付近は西高東低の冬型の気圧配置となり、上空に今季一番の寒気が南下。 7日午前9時の上空1500メートル付近の寒気の予想では、平地に雪を降らせるレベルの寒気が、北海道や東北北部に南下し、平地も雪が降り積雪する所も。また、関東の標高の高い山でも初雪か。 6日から7日の立冬にかけてガクンと冷えて、日本海側で11月中旬から下旬並みの寒さになるらしい。風邪ひかないようにね!!8日も冷えて、最低気温が一桁になるところがある。
2024.11.05
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♪ 好天に歌詠みおれば丘上ゆなにか哀しきものの下り来る 昨日、雲一つない快晴。今年は、土日の天気が悪いことが多かったのでこの3連休の上天気は、子どものいる家庭では殊のほか有難いことでしょう。 私も久しぶりのスカッとした秋晴れの空を満喫するため、午前中にウォーキングへ出かけた。前日の雨で洗われた20℃ほどの快適な空気を、清涼な水を飲むような心持で味わって来た。 久し振りに旧常滑街道へ行ってみる。竹藪がつづく一帯へ差し掛かると何やら工事があるらしく、看板が立っている。 ああ、以前もこの反対側でやっていた、西知多産業道路の延伸と有料道路整備の一環の工事のためのものだ。 長浦JCTとその先に料金所が出来る。全体工事の中でこの区間が一番遅れている。左側に長浦JCTが出来る。右の植栽の間に出光のタンクが見える。写真中央を名鉄電車が通過している。高架で越えることになる。 野次馬根性で前回のようにこの地質調査の現場まで行ってみることに。この日は工事がないので誰もいない。 曲がりくねって急カーブもあり、下へ下へと続いている。かなり行ったところで、はたと途切れた。そこが終点なのだろう。 周りの竹が切られてスそこそこのペースが設けてある。ボーリングするための櫓を組むところだろうか、そこまでレールの設置ができたというところか。 急傾斜地用の「運搬用モノレール」で、戻る時にレールを数えてみたら65本繋いであった。1本が3mらしいので195mあったわけだ。 水鳥も亀も、久し振りの日光の気持ちよさを満喫しているようだった。ぜ~ぶ、ミシシッピーアカミミガメだ。西知多道路(長浦IC~常滑JCT)事業の進捗状況拡大します 埋蔵文化財が有ったりして、土地の買収も済んでいないようだし、試掘調査もやっている最中だ。 リニア新幹線による需要拡大を当て込んで、セントレアへのアクセスを拡大するために拡張工事。リニアは工事が大幅に遅れる状況で、開通は2027年から2034年以降にまでずれ込むことに。東海テレビ JR東海はかなりの痛手になる。オープンにこぎつけても採算がとれるかどうか・・。
2024.11.04
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♪ 驟雨去り聡明な空広がりて似非善人がガザを思いいる 良く降った雨が、夕方になって急速に晴れていった。まるで初めから決まっていたかのような劇的な変化。 17時ごろ、防犯灯が点いたように外が赤くなっているのに気づき、スマホを持って外の様子を見に出た。 写真を撮る時、市庁舎前にバスが3台スタンバイし案内係の女性がプラカードを持って立っているのが見えた。そうだこの日は、夏に台風10号の影響で中止になっていた第11回新舞子ビーチフェスティバルの代替イベントとして、「新舞子花火大会」が予定されていた日だ。 見に行く予定はなかったので詳しくは知らなかったが、「雨天決行」となっていたようだ。数日続いた雨にもブレることなく、準備は着々と進んでいたようだ。 かなり激しい雨が降っていたので、誰も花火が行われるなんて思ってもいない状況だった。 17:06。何という神の采配か、西の空に雲の切れ目が現れ、青空が顔を出し始めている。 開始時間は18時30分で、まだ1時間半ある。もう3-40分もすると空はしっかり青空に変わるだろう。2日ほど前に朝日新聞い記事が載ったくらいで、告知もあまりされてはいなかった。花火見学を予定した人がどのぐらいいたのだろうか。 いつもの台船からの海上花火はなく、地上から1800発を打ち上げるという。約30分間に縮小しての打ち上げなので、とにかく次から次へと休みなく打ちあがる。そりゃあどこの花火大会より見ごたえはがあっただろう。 適度に風(西北西の2m)もあり、煙でよく見えないということも少なかっただろうし、観たひとはさぞ満足したんじゃないだろうか。 行けばよかったなぁ。 工事が始まっている最後の宅地。掘下げられた基礎工事の場所に午後3時から4時ごろにかなり降ったその証のように、かなりの水が溜まっていた。 街灯の光を映して静かに佇んでいる。
2024.11.03
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♪ 円形の格闘エリアに真裸や角突き合わせいざ牙を剥け大相撲☆知多☆場所 巡業は、相撲道の普及、地域の活性化、青少年育成を目的として行われている。 この時期に大相撲のことを書くのもどうかとは思ったけれど、市の広報にチラシが入っていて興味が湧いた。10月に常滑市であったことを知って「へ~、常滑に巡業がくるんだ!」と感心していたこところだったので、「知多市にも来る!?」40年振りだってよ~。 今年の「巡業」は、常滑市(10月14日)の前に、東海市(10月10日)でも行われたらしい。 巡業スケジュール(令和6年)は、春巡業(4月に20日間)、夏巡業(8月に19日間)、秋巡業(10月に25日間)、冬巡業(12月に12日間)行われている。年間六場所ある大相撲の合間に、この過密なスケジュールが組まれている。 大相撲知多場所は三月場所(大阪)と五月場所(東京)の間の春巡業の一環だ。まったくメジャーリーグ顔負けの過密スケジュール。 野球と違って至近距離でぶつかり合い、66㎝の高さから150㎏以上の巨体が重なって落下したりする超過激なスポーツだ。ケガをしない方がおかしいくらいのもの。 力士はケガを予防するための休養も十分には与えられていないし、怪我を治す時間さえまともには取れない。 大相撲の「公傷制度」についてはこちらをご覧ください。 知多市は、来年、市政施行(1970年)55周年記念の年に当たるので、それに合わせて誘致したのかもしれない。 玉鷲が所属する片男波部屋のけいこ場が知多市長浦にあり、名古屋場所の期間中、けいこ場と宿舎が置かれている。その縁もあって、令和元年(2019年)から知多市の「ふるさと観光大使」を務めている。 モンゴル・ウランバートル出身の39歳。 平成16年(2004年)初土俵を踏んで以来20年、休まず土俵に立ち続けてきた。令和元年(2019年)初場所で初優勝し、令和4年(2022年)9月場所では歴代優勝力士の最年長記録(37歳10カ月)で2度目の優勝を果たしている。 今年の9月場所3日目で歴代新記録の通算連続出場1631回を達成し「角界の鉄人」として全国に名を轟かせている。これは凄いことだ。野球の衣笠よりも価値があるかも知れない。 今年3月に日本国籍を取得している。 巡業とはいってもチケット代は決して安くはない。興行の半年前から予約販売が始まるんだねえ。11月9日から17日まで、オンライン優先予約販売が始まる。会場の体育館でも11月9日から30日まで現地販売される。 体育館の中にパイプを組んで観客席を設け、土俵もゼロから作らなければならないし、多くの人が関わったている興行だけにかなりの経費が掛かる。 会場によってメニューは違うのかも知れないが、巡業の写真レポートを見るとさまざまな楽しいコーナーがあり、老若男女が楽しめるように工夫されているようだ。 地元で大相撲が見られることなど、今後もあるかどうか分からない。「土俵作り」を見学したいものだが、出来ないものだろうか。野次馬根性で出来ている私にとって、非常に興味のある案件なのだが・・。大相撲の土俵における配置図力士入場 力士入場https://www.sankairenzoku10cm.blue/entry/sumou-koneta-dohyou
2024.11.02
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♪ 東京に初を重ねて降臨する世界一球団の雄姿またれむドジャース、4年ぶり8度目の世界一に! MLBロサンゼルス・ドジャースが2024年ワールドシリーズでニューヨーク・ヤンキースを4勝1敗で下し、8回目の世界一。 エンゼルスから移籍した大谷翔平は、移籍1年目で悲願の世界一達成。チームメイトの山本由伸とともにチャンピオンリングを手にした。 エンジェルスで6年、ポストシーズンにも出られなかったのが、移籍1年でワールドチャンピオンに。大谷にとっては出来過ぎの1年だった。SPAIAより 通訳の横領事件、そして結婚。右腕手術のリハビリ中の選手でありながら、トンデモナイ活躍をした記念碑的な年となった。 大谷はレギュラーシーズンで打率.310、54本塁打、130打点、59盗塁をマーク(歴史を塗り替える初の50-50、54-59という偉業)。三冠王にはわずかに届かなかったが、本塁打王と打点王の2冠に。 ポストシーズン16試合では61打数14安打の打率.230、3本塁打、10打点。 ワールドシリーズではジャッジと本塁打の打ち合いが期待されたが(二人とも調子を落とし)、19打数2安打と華々しい結果は残せなかった。第2戦で二盗を試みた際に左肩を亜脱臼しながらも第3戦以降も出場し、世界一への執念を見せつけた。 随所で得点に絡んでは雄たけびを上げ、チームを鼓舞し続けた。ジャッジにはそれがなかった。その執念にはジャッジも舌を巻いている。 チーム内に置いても、その明快でブレない態度が個々の選手に刺激を与え、いいチームワークを育んで、この結果を引き寄せたことは間違いない。 この試合、1回にジャッジが2ラン、チザムが連続本塁打を打ち、3回にはスタントンが本塁打を打って5-0とリード。 その後ジャッジがホームラン性の飛球を好捕したりで楽勝うムードだったが、5回にジャッジがライナー性の当たりを凡ミス落球、内野手の悪送球など守備でのミスが相次ぎ、この回に一挙5点を奪われる。 ジャッジはチームリーダでもありア・リーグのMVP、年間最優秀選手のW受賞している。勝ちムードだったものがジャッジのエラーから崩れ、最後は良いところなく負けてしまった。彼にとっては悲喜こもごも、複雑な心境だろう。この夜は眠れなかったんじゃないだろうか。 ジャッジの身長は201㎝もある。 あのジャイアント馬場は209㎝で、元巨人のピッチャーだった(いろいろあって、1軍では7イニングしか投げていない)。 2m以上もある人が野球をやっていることに驚く。今やMLBで「プレーヤー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれる大選手。因に、大谷の身長は193㎝、ダルビッシュ有が196㎝、イチローが180㎝。 ヤンキースはいわば "お行儀のいい伝統チーム” だ。髪も短いし紳士然としていて大人しい印象のチームだ。小笠原道大が入団して髭を剃らされた、ジャイアンツに似ている。 監督のアーロン・ブーンは2018年からヤンキースの監督を務めているプロ野球選手(三塁手)。2019年就任後の2シーズンでいずれも100勝以上を記録したMLB史上初の監督となっている。名将には違いない。 しかし、今回のドジャースのデーブ・ロバーツ監督の采配が勝っていた。この前のポストシーズンから、打順の入れ替えや投手起用など、悉く勝利に繋げてきていた。 昨日の試合でも1点リードの9回裏、その冴えわたる采配を発揮している。ピッチャーをトライネンからビューラーに替えたが、このビューラーは先発向きのピッチャーで、抑えの場面で起用されることはない選手。それをここへ持ってきて、きっちりと抑えて勝利を勝ち取っている。 解説者も、「この場面で緩いカーブを投げるのはとても勇気がいること」という、そのカーブを連投して三振に打ち取ている。 8回の裏でもトライネンが2塁打、四球で1死1・2塁のピンチを背負い、監督がマウンドへ。交代かと思いきや、ピッチャーにひとこと言っただけで戻って来た。その後、空振り三振で切り抜けている。 インタビューでそのシーンを問われた監督が、「目を見て、"行けるか?”と聞くと"いける”と言ったので任せた」と。 こういう時ピッチャーは「いける」と答えるに決まっている。その「声掛け」にの行動に含まれているものが重要で、お互いの「信頼という蜜」を味わうための儀式のようなもの。阿吽の呼吸で、まんまといい結果を引き寄せている。 選手も全員が誰一人手を抜くことなく一丸となっていた。そして監督も冴えわたっていた。 選手会長のいないドジャースにおいて、大谷は(自分から進んで)それに匹敵する立場に立っている。ロバート監督との信頼関係も抜群のようで、ナ・リーグ優勝のお祝いに大谷が「ベンツ」を贈ったりして、まったくもって楽しそうだ。 およそ5カ月後の来年年3月18、19日には、MLBオープニングの「ドジャース対シカゴ・カブス」の試合が東京ドームで開催される。山本投手や今永投手、鈴木選手と大谷選手が登場するという夢のような対戦が見られる。 日本てすごい!そう思う外国人も多いだろう。チケットが暴騰するのは目に見えているし、アメリカからも大勢のファンが押し寄せるだろう。 大谷の「二刀流」が復活する舞台となる可能性は高いという。そうなれば開幕戦で「二刀流」の大谷が今永と投げ合い、2戦目には山本と鈴木が直接対決。開幕シリーズのチケットが、空前の「プラチナペーパー」になることは避けられそうにない。 また、開幕戦とは別に、NPBチームとのオープン戦も2試合行う計画がある。プロ野球の榊原定征コミッショナーは「日本の選抜か、単独チームか、まだ決まっておりませんけど、候補としては「エスコンフィールド」でやろうか、といったような話が進んでいる」、北海道での開催案を示していたようだが・・・。 これまた凄いことになりそうだ。
2024.11.01
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