歌 と こころ と 心 の さんぽ

歌 と こころ と 心 の さんぽ

2021.01.11
XML
カテゴリ: 身辺のこと

♪ 最後尾で過ぎ去る景色を眺めつつ背中に未来を受けて生きゆく

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

 爺さまは、いつも買う地元の小粒で美味しい蜜柑が無くなり、野鳥にあげる分も無くなったので放置してある畑に採りに行った。ついでに、久し振りに佐布里池の様子を見てきたらしい。
 何ヶ月振りだろうか。膝が痛くなってからはウォーキングついでにというわけにはいかなくなり、車で行くのでは意味がないなんて意地を張っていたけれど、この日は仕方なく車で行ったようだ。

””

 その間、僕らはストーブの前に陣取ってぬくぬくさせて貰っている。このやけに寒い朝をしのぐのはストーブが一番だ。でもこれも9時には消されてしまうので、陽の出ていない今日はどこでどうやって過ごすか、ちょっと悩ましい。


佐布里池 最近の様子を見に行ったらしい。

””””

 意外にも水がかなり溜まっていてるとか。3年にわたる工事が終わって、後かたずけをしているところらしい。3月末の完了予定日までにはすべてが終わりそうだと言っている。でも2月の梅まつりには間に合わないなあ。愛知用水の流入量は大したことないので、1カ月で上がる水位も知れたものだろうからねぇ。

””
1月18日の朝に改めて撮り直した。

 湖面に氷が張る事はないけれど、寒に入ってかなり寒い。そんな中に戻って来た水鳥たちがまだ狭い湖面を寒そうに泳いでいる。

””

””

””


 朝8時過ぎ、うす曇りでうすら寒い佐布里池の周辺にはランニングやウォーキングする人、カメラを抱えた人やサイクリングのグループなどがチラホラ見え、間もなく元の豊かな湖面の戻るのを心に描きながら、3連休の最後の朝を楽しんでいた。

””

 上空には北西の風が強く吹いているらしく、中電の煙突からの真っ白な水蒸気が手前に向かって勢いよく吹き出している。以前なら復路はこの風に向かって歩いていたわけで、それが出来ずに車の中から眺めている爺さまは、情けない思いをしていることでしょう。元成人の日の1月15日に誕生日が来てまた一つ年を取るのです。

 未来は見えないので、後ろ向きに進むようなものだと誰かが言っていた。電車の最後尾で過去となってゆく景色を見ながら行くのが、生きるというなんだろうか。

【このブログは2020年8月22日より、飼い猫ピピの目線で書いています。
 タイトルの頭に ◇ が付いてますが一部例外があります。日によって文体が違ったりしますが、そのうち一つの形に収斂していくと思いますのでそれまでは、未熟さを面白がりつつやり過ごして頂けるとありがたいです。】






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2021.01.23 10:28:00
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

sunkyu

sunkyu

カレンダー

キーワードサーチ

▼キーワード検索

サイド自由欄

◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

「アーカイブ」
◎ Ⅰ  短歌
◎ Ⅱ  知っていて損はない話  健康と生活編
◎ Ⅲ 興味深いこと
◎ Ⅳ 興味深いこと パート2
◎ Ⅴ  自然界 地球 異常気象など

コメント新着

やすじ2004 @ Re:☆☆ 都市も生きもの(12/01) こんにちは!! 暖かく爽やかな日が続き、…

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: