歌 と こころ と 心 の さんぽ

歌 と こころ と 心 の さんぽ

2023.01.31
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カテゴリ: ガーデニング

♪ 花や木を育てるわれは親なるを土がすべての動かぬ生きもの


 新年もやっと如月、朝の陽に力の増してくる気配。いよいよ春のスプリングびょんと弾ける音かしこ。草木は芯を震わせて梅のつぼみも開くめり。
 先日の寒さにやられしカランコエ。たっぷりの水を含みし葉を切れば、したたる水にまみえたり。いうなれば水の植物、厚き葉を多肉と呼ぶを訝しむ。


バッサリと葉を切り落してはみたものの、多分ダメになってしまうだろう。

 たっぷりの果汁の味を知りたれば、もどかしき花の蜜には戻れざり。今朝も番(つがい)の舞い降りて、甘き蜜柑を啄みぬ。一日繁く通いきて、まるまる一個を食べつくす。真っ白なシールのごとき丸い目を右に左に振りおれば、日差しの中に麗しき。


2羽が一緒に食べている。慣れないうちは、1羽が見張りをして交代でくる。

 この冬の先を読めざる予報士の、少し辛めの予報には眉をしかめることしばし。寒暖の差の激しき日々にパキラまで、葉を傷めいて今年こそ、珍花咲かせる意気込みに、水を差されて薄氷。春を控えるこの時期に夏を憂いの先回り、いっそ冷夏を願おうか。知らざりし未来にこころ馳せながら、狭庭ながめる阿呆もの。

いつもならバッサリと剪定するところだが、今年はせずに様子を見ることに。

 トウワタも寒さに挫け、ほぼ枯れている。植える場所などないものを、バッサリ切ってケリつける想定内の手際なり。あまたの種を採りあれば何に迷いのいるものか。スッキリさせしこの場所を、いかにかせんこと楽しまん。心づもりの色重視、多年草にて手を抜かん。種類も知らぬ花々の、好き嫌いだけハッキリと、しているゆえになお困る。先ずは角隅、紫のクレマチスなど植えようか。時期を逃して手に入らず、弥生の苗を待つばかり。


地植えの方は、地際から早々と若い芽を出ている。これさえも傷みかけている。

 他に数多の花の種、植える場所などないものを、採集してる莫迦なれば、なおの混迷春狂い。実生楽しきものなれば幼苗ばかり増えゆかん。無いものねだりの小市民、ただに狂いの増しゆきて二進も三進もゆかずなり。



 ツルを伸ばして垂れ下がるのを活かそうと、斑入りのツルニチニチソウを鉢上げして、ハンギングに。





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最終更新日  2023.01.31 15:08:06
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◆2006年5月8日よりスタートした「日歌」が千首を超えたのを機に、「游歌」とタイトルを変えて、2009年2月中旬より再スタートしました。
◆2011年1月2日からは、楽歌「TNK31」と改題しました。
◆2014年10月23日から「一日一首」と改題しました。
◆2016年5月8日より「気まぐれ短歌」と改題しました。
◆2017年10月10日より つれずれにつづる「みそひともじ」と心のさんぽに改題しました。
◆2019年6月6日より 「歌とこころと心のさんぽ」に改題しました。
「ジグソーパズル」  自作短歌百選(2006年5月~2009年2月)

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