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HUMANO

HUMANO

2005.06.15
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 懐かしい友人と、久~しぶりに会った。
 ランチしながら、とにかくしゃべりまくる。
「ほら、あの子はどうしてるの? 最近会った?」とか「そういえば彼女、結婚するんだって」とか。共通の友人の話題で盛り上がる。

「ああ、ところであの人は会ってる? もう離婚したんだっけ?」
 そんなふうに思いついた友人がいた。
 私はそんなに親しくないけれど、私たちの間では時々話題にのぼる友人だった。
「結局は親と暮らしていた家を出て、核家族で住んでるよ。浮気相手とは別れて『やっぱり家族を大事にしなきゃ』とか言ってた」
「そっか~、良かったね」
「なんか体調がかなり悪いらしいから」


「どこが悪いの?」
「どうせ冗談だと思ってたから、はっきり聞いたことないんだ~」
 思えば、何かと行いの悪い人生だった。

 家族にばれているのに、長く浮気を続けていた。そのうちそっちに乗り換えるんじゃないか、なんて噂も聞いたし。
 スピード違反で捕まって免停になっても、無免許で車を運転し続けていたり。半端じゃないスピード違反もしてたし、友人の立場からみても、あまり感じのいい行動をしてはいなかった。

 それでもやっぱり「ガンかも・・・」って話を聞くと「ざま~みろ」とは思えない。「日ごろの行いが悪かったんだ~」と思わなくもないが、あまりに若すぎる。
 あまり詳しいことは聞かないほうがいいかな。心配ではあるけれど。
 それはそれは複雑な気持ちになって、私たちは話題を変えた。





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最終更新日  2005.07.20 23:04:01
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