菊池寛実記念 智美術館
の第10回菊池ビエンナーレに行ってきました!
第10回ということは20年も続いている、歴史ある公募展ということ。
日本各地から集まった公募作。その入選作が並んでいて、撮影OKで、しかも一部の作家さんのミニ作品(食器が多い)をショップにて手に入れることができます。
奨励賞をとった腰越祐樹さんの《おもう》
奇妙な存在感を持つ作品。質感もかえて、リアルさを追求しているのかも。
楽しめました。
例えば、青磁も白磁もキレイ。それだけで存在感があるし、手にもって癒し効果がある。
シンプルなだけに、追及すればするほど、洗練されて透明感のある作品が出来上がる。
でも、陶芸ってそれだけじゃないのだな~と。
こういう造形的に楽しい作品もあるのだなと思いました。
しまった!誰のなんという作品?撮り忘れました。
一見キレイな器。
色もラインも美しい。
でもよくみると、水玉は水玉としてふくらんでいて、その有り方もあざとくなく自然。
唐三彩で見慣れたような絵具のたれていく魅力ある表現。
しかし、色が違うし、形が違い、奇妙な存在感を放っています。
加藤清和《藍三彩2037Fr》
これは一緒に行った友人も絶賛!
そして、、、異様さで印象が残った作品。こちらも紅白の色合いと質感と細やかな縞模様と、こうあるべき姿として出来上がっていて、完成度も高いと思いました。
増原嘉央理《紅白鮮 斜陽—2307》
あ、ひいて撮ればよかった。
展示の位置と作品が極めてうまくいっていると思ったのはこの作品なので、、。
大塚くるみ《SPACE CUBE》
ショップで皿をみて、また作品を確認しに行った作品。
はじめに見たときは、上から見ただけで地味で気が付かなかったけれど、脇からみると華やか。
青から薄いピンク!
市野秀作《灰釉彩鉢》です。
この色の美しい感覚、私がショップで買ったお皿にも出てました!
小さい皿です。
3800円くらいだったかと。
鉢はきっとお高くて手に入らないだろうな~。(置く場所もないか)
ショップには2枚おかれていて、2枚は双子のように似ていて、でも細部も肌合いも違う。
今回はそのうちの1枚をいただきました。
大事に、、、でも、食器なので楽しんで使いたいと思います。
普段食器を気に掛ける余裕も足りず、陶芸とかも積極的には見ないけれど、でもこの展覧会は楽しめたし、小さいお皿まで買ってしまいました。
お猪口などはお好きなかたにはたまらないのでは?2万円くらいを持っていけば、おつりがくる感覚の商品が多かったような???
なお、ショップは現金精算のみでした。
場所はホテルオークラの向かいあたり。ホテルと一緒に優雅に楽しむ一日もいいかもしれませんね。
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