2002年03月05日
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日曜日に何気なく見ていたTVでバイクメーカーの「スズキ」の取り組みが紹介されていた。

中国産の低価格バイクに対抗するためには、今までのような生産方式では在庫を持ちすぎて経営を圧迫するので、生産に携わる社員の労働時間を季節ごとに変え、リストラせずに人件費をコストダウンしようということだ。

バイクは春先によく売れ、夏は1年で最も売れないという。
つまり生産は冬場が忙しく、初夏は暇という。
従来は繁忙期に残業手当を支払い、受注が落ち込む時期は正社員も時間を持て余すということもあり、経営者はこの点を改善した。

どのように変えたかというと、
2,3月は繁忙期なので、通常8時間労働を9時間労働にする。定時の退社時間が5時から6時になり、1時間分の残業手当は支給せず、時間そのものを貯める。
4,5,6月は暇になるので、いままで貯めた時間を金曜休日にし、その生産工場は金~日の3連休が13週間も続く。(うらやましいぞー)


なるほど、これなら労働者も納得がいくし、3連休は頑張ったご褒美のような感じがして楽しみが増えて労働意欲も湧くというもの。
なにより、日本の労働者を切り捨てる事がないから、しっかりと雇用を守っている。

中国に工場を持っていって、中国の人を幸せにするのもいいけれど、日本の技術がどんどん流れ出ていってしまう・・・。
日本の土台を支えている日本人の労働者が職にあぶれるようでは税収も減り、結果、税収を上げるために消費税が10%になる日も遠くない・・・。
安い物を求める事は、結局は消費者自身の首を絞めることになるのだなあ。

最近、rochさんからワークシェアリングの話を色々と聞きましたが、日本人には「仕事を分け合う」ということに抵抗がある人多いという。
そうしたことも含めれば、今回の「スズキ」の取り組みは二重丸をあげたい気分になった。





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最終更新日  2002年03月05日 21時14分24秒
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Re:ちょっといい会社(3/5)  
roch  さん
NHKの「プロジェクトX」を放送開始頃、毎週のように面白くて見ていました。<br>戦後の復興から高度成長期にかけての団塊の世代の努力の奇蹟を田口トモロオのナレーションで、ドラマチックに放送していたのですが、あの番組を見ると日本人は戦後アメリカの力で復興したものの、日本人の反骨大和魂で「技術」を磨いたんだと痛感します。<br>最近は中国が昔の日本のような(いやもっと凄い)成長を遂げつつありますが、元々は日本人が開発した技術をベースにしたもの。<br><br>今の日本の経済の落ち込みを考えると、安い人件費で作られた安価な製品もいいんですが、日本の技術で作られた信用度の高い日本製が手に入りにくくなったのは本当に残念です。<br><br>私の好きなコムデ・ギャルソンは生地の開発も技術の人件も「日本製」に拘っているメーカーです。<br>デザイナーの川久保玲さんは、最近繊維工場が閉鎖され、イメージに合う生地が手に入らない事に想像力を阻まれているそうです。<br><br>日本の景気回復の大きな糸口である、失業率の回復を実現するため、政府に頼らず企業発信でどんどん新しい事がスタートできればいいのですが…<br>政府も雇用者も労働者も全てに於いて意識改革が必要だと考えてしまいます。 (2002年03月05日 22時18分55秒)

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