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『 ほんものは どっち? 』 という宇宙はてない社の絵本があります。初版の発行が、1982年です。 色指定による印刷のため 不本意な色ですが、ご容赦下さい。その中の1ページです。もともとは 夏とれる きゅうりやトマトを冬 食べるなんて 雪だるまもびっくり!このページ下の解説は やっぱり、しゅんの野菜が最高きゅうりやトマトは、もともとは夏とれるものです。真冬にハウス栽培するためには、たくさんの石油を使います。 ハウスには、暖房器・地中加湿器・自動温度制御装置 … 等々が とりつけられています。ハウスでつくられる野菜や果物は、過保護状態で農薬や化学肥料をふんだんに使うこともあります。逆に、ビタミンCなどは減り、栄養価も 下がります。私たちは長い間、その土地でとれる、季節にあったしゅんの野菜や 魚を食べて、生きてきました。 しゅんの野菜は、栄養価も 高く、真夏に 食べるきゅうりや ナスは、体を冷やす作用があるなど人間の生理作用にも よく あっているのです。(絵と文 しみずゆりこ)石油の枯渇は もう何十年も前から言われて1973年には 石油ショックがあり、大騒ぎをしましたし … これからも、そういう事態はたびたび 起きることでしょう。 今も また、原油の値上がりで 灯油や ガソリンも高騰!重油を焚いてのハウス栽培は 大変ですね。天候不順や、日本とは違って 世界的には人口の増加 … 食べ物も不足し、農産物の輸入も いつまで 出来るのでしょうか? エネルギーの問題からも 健康面からもしゅんの野菜がいちばんです。そうそう、冬は根菜類の野菜がしゅんです。 根菜類は 体を温める作用があるそうですよ。ひなまつり寒波と 原油高騰のニュースから昔 創った わが絵本の一こまを紹介させて いただきました~【宇宙はてない社のえほん】ガームで おくちが はれちゃった!
2011年03月04日
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ガームって あまくて きれいで とっても おいしかったんだ!だから、ペコちゃんは たくさん たべました。たべてるうちに 「 おや、へんだ? 」おくちのなかが キリッと いたくなりました。それでも どんどん たべてると、キリキリ キリキリ、キリキリ キリキリ、 いまでは ごはんも たべられません。あるひ、ひとりで ないていると、ねこのミーコが きて いいました。「 わたしと いっしょに ぜひ、きて ください 」ミーコと いっしょに いしがきを のぼっていくとねこのいえが ありました。「 このこは わたしの こどもです。ペコちゃんが のこした ガームをたべてこんな おかおに なりました 」ほらね、ことりとかえるの あかちゃんも、ガームを もらって たべました。どうぶつえんの きりんさんも、かばさんも、ぞうさんまでも ガームをたべて むしばだらけ!だから もう、ガームのように あまくて きれいなおかしは どうか たべないで くださいね。おしまい1977年11月発行 / えとぶん しみずゆりこ 原画は白黒で、透明のフィルムに赤と紺と黄の3色の版をつくって、それぞれを重ねての印刷。どんな色になるかは 印刷するまで わからず出来上がってみて がっかりしてしまうことも…★単純で、稚拙な絵が 子どもたちには親しみが持たれたようです。【宇宙はてない社のえほん】ゴクゴク ゴクちゃん の どこが 問題?
2010年10月11日
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私たちが≪ジュース≫とよんでいるもののほとんどは ジュースではありません。ジュースといえるものは、果汁100パーセントのものだけです。 果汁100パーセントのものでも、濃縮果汁に水分を加えて還元したものや砂糖を加えて、甘味を強くしたものもあります。果汁100パーセントの他に、50パーセントとか20パーセント、10パーセント未満とかあります。 いずれも、果汁分以外は、水分に砂糖などを加えて人工的に 色や香りをつけて、ジュースらしくしたものです。 ≪無果汁≫と はっきり表示されているものが どんどん売れていますが、何とも不思議なことです。細菌が増えにくくて 長持ちする 炭酸飲料がたくさん 出まわっています。炭酸を含んでいると甘いものでも 麻痺して、ガブ飲みしがちです。酸味料として使われている リン酸を取りすぎると体の中で カルシュウムとのバランスをくずし、骨や歯を もろくする 恐れがあります。乳児は、体重の70パーセントが水分です。体内の水分は、いろいろな物質をとかした体液として体中に栄養物を運んだり、老廃物を捨てたりしています。子どもは、細胞の外側をとりまいている体液の2分の1 (おとなは 6分の1~7分の1) が毎日、入れかわるため、水分をどのように補充するかは とても 重要です。 清涼飲料 一缶には、だいたい 25~35gもの砂糖が 入っています。 砂糖摂取の 適量は、体重1kgあたり1日1g以内と言われています。体重が20kgの子どもでは 一缶で 1~2日分もの 砂糖をとりこむことになり、余分のものが体の中に どんどん 蓄積されていきます。砂糖を とっても エネルギーとして使ってしまえばよいのですが、余ったものは 脂肪となって、肝臓や 心臓、腎臓など、体のあらゆる組織にたまって動物性の脂肪とともに動脈硬化の原因になります。砂糖のとり方と 心筋梗塞の死亡率とが ほぼ直線関係になるデータもあるということです。日本の三歳児の虫歯の発生率は世界一です。(30年前のことで、現在はどうでしょうか?)砂糖は、体の中のカルシュウムと結合し、どんどん奪ってしまうため、とり過ぎるとひどい脱カルシュウム症状をおこします。歯や骨を ボロボロにするばかりでなく、筋肉の中のカルシュウムをも奪って、筋肉を弱め、弾力性をなくし、疲れやすくします。アルカリ食品の代表であるカルシュウムが不足すると、体は 強い酸性になります。体が酸性になると、筋肉も疲労しやすくなり、中毒や薬の副作用、化膿、アレルギーなどもおこりやすくします。ネズミに砂糖を長期間与えると、内臓は萎縮し、ガンも大きくなる実験があるということです。余分な砂糖が 体内にとりこまれるとき、たくさんのビタミンB1も 消耗します。体内で ビタミンB1が不足すると、集中力がにぶくなり、イライラします。脱カルシュウム症状による 虫歯や近視側わん症、骨折などが 増えています。 今後、インスタント食品の常用とともに砂糖や 添加物が たくさん含まれている 人口飲料の ガブ飲みは、事態を より深刻なものと していくことでしょう。以上、1980年7月、宇宙はてない社 発行『ゴクゴク ゴクちゃん、どうしたの?』 の解説より(多少の省略と修正をしました)【宇宙はてない社のえほん】ゴクゴク ゴクちゃん どうしたの?
2010年08月15日
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1980年7月発行 / えとぶん しみずゆりこ 原画は 鉛筆で描いて、赤と紺と黄の3色刷それぞれをアミ指定でかけあわせた色です。どんな色になるかは 印刷するまで わからず出来上がってみて がっかりしてしまうことも…あの頃は カラー分解より安かったのですが製版屋さんが とっても苦労されたようです。今は そういう製版のできる人はいなくなってしまったかも… 昨日、宇宙はてない社のえほんのことを書いてなつかしくなって載せてみましたら発行してから ちょうど30年でした。そう言えば 中央公民館も30周年でしたね。
2010年08月13日
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