光を求めて永久に

神が生まれくる命に等しく与えしもの…　　　　　　　　　　いつからか僕の中の歯車が狂いだし　　　　　　　　
それは死の訪れを待つ儚くも美しい時…　　　　　　　　　直すこと休むこと許されず　　　　　　　　　　
その時の流れは定められ…　　　　　　　　　　　　　　　　　ひたすらにその歯車を回し続け　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
逆らうこと叶わずただ流れては消えゆくのみ…　　　　　行きつく床は奈落　　　　　　　　
叶わぬと思えど求めてしまう…　　　　　　　　　　　　　　希望も絶望もなく
大いなるその流れにあって唯一消えぬもの… 　　　　　全てが現実で全て幻　　　　　　　　
否　消えぬのではなく…　　　　　　　　　　　　　　　　　　　行く道も戻る道も無い　　　　　　　　　
はじめから存在しない…　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そこは限りなく永久の世界　　　　　　　
永久に…　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　心と共に凍りついた世界　　　　　　　　
そんな幻想の中で…　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そんな世界を全て溶かすような　　　　　　　
いつか永久に… 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　光を求めて永久に

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2005.07.20