中野のポケットにクロムモリブデンという関西劇団の公演を観に行く。
噂には聞いていたがポップでシュールな演出が際立った楽しい舞台だった。
仕事オフだったので、なんかボーっとしたくて新宿まで歩き、スタバへ。
それからしばらく携帯をオフにしてボーっとする。
カプチーノの泡が全部なくなる頃、店を出る。
そのまましばらくガードレールに座りボーっとする。
おもむろに携帯の電源を入れると、ちょうどメールが。
タイミング的に運命を感じる。が、よくよく考えれば昨日誘ったメールの返事を今頃(翌日の夕方)送ってくることに若干の手抜き感も感じる。
ともかく会いにいく。
正直、しばらく会ってなくて、どう接していいか分からなくなっていた。
話したいことはたくさんあったのだけど、どの話をどういう順番で切り出せばよいのか分からず、いつの間にか目の前のグラスをあけることだけに集中していた。
「目、見ろよ」
ほんとに、楽をさせてくれない。
逃げようとしても遮られる。
会うだけで、話すだけで、エネルギー消費が激しい。
へんな汗もかくし涙も流す。水分が足りない。もう夏も終わりなのに。
もう会いません。話したくないんです。嫌いなんです。なんて、どうしても思えない。
でも、別れる時にはなんだか細々した不安が全部なくなってたりする。話せば分かるし、分かってくれる。さあ次はいつ会おうか、とすら思ってたりする。そんなことを毎回忘れてしまう。もしかしたら分かってて甘えてるだけなのかもしれない。
おいおい。20代の男だぞ、俺は。
別れた後、大人しくなったセンター街をボーっと歩きながらそんなことを考える。
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