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四月備忘録の続き。bambooのみんなとお花見してきました。松本くん、大悟くん、フクロウのモズクちゃんを手懐けようとする碕理人くん。組曲「回廊」に出てくれた櫻井圭登と。相変わらずの二足歩行バンビ。八月に上演するミュージカル八犬伝の取材。北村諒くんと演出の浅井さやか嬢と。この北村くん、相当背が高く見えますが、ほさかが相当かがんでおるのです。等身大フランス人形みたいな彼の、斜め下からのアングルを拝みたかったのです。これは3月だけど、松本くん、北村くんも出ていた弱虫ペダル@青年館ホールも観てきました。郷本直也くんと鳥越裕貴くんと。君等のその表情はなんなのだ。その後、郷本直也くんの二人芝居(実質一人芝居)の「Home town」@ギャラリー悠玄も観てきました。フローラル直也。よく僕のことを「おばちゃんみたい」とほざくなおやんですが、物腰の柔らかさなら君もなかなかだぜ。鳥越裕貴くんの誕生日祝いもしてきました。途中から宮崎秋人くんも参戦。だから君等のその表情はなんやねん。キャラメルボックス「クロノス・ジョウンターの伝説」@サンシャイン劇場も観劇。憧れの西川浩幸さんと。ファンタジーの体現者。この人が舞台にいるだけでいろんなことが理屈なく信じられる。大統領師匠「アラスカ」@池袋GEKIBA久しぶりの鶴町くん。以前空想組曲に出演してくれた狩野和馬兄やん、北村圭吾くんも出演してました。なーんも考えず笑って観てられる上質なコント集でした。クロードを観に行った後、横田美紀嬢とも少し飲んだりしました。相変わらずのエネルギッシュ娘。この他にもMU「少年は銃を抱く」@駅前劇場、「禁断の裸体」@シアターコクーン、地人会新社「クライムス オブ ハート」@赤坂REDシアター、劇団山本屋「あまもり」@池袋芸術劇場……などなど、たくさん観させていただきました。五月も良い作品と良いお茶デートができますように。
2015.04.24

もうすぐ四月が終わる。いまのところ四月、五月はワークショップやらレッスンやらの講師を除くと稽古らしい稽古はないので、時間の流れが若干ゆっくり。このゆっくりを利用して何をしているかと言うとまあ執筆と打ち合わせにいそしんでいる。いや、正直に言おう。完全なるインプット期間である。執筆自体は平行して3、4本こなさねばならないので、それなりの量はあるのだが、稽古のように13時〜21時等と時間割が決められているわけではないので、締め切りさえ守れば完全に自分次第なのだ。というわけで、四月に入ってからというもの、芝居を観まくっている。午前中にノルマが終わればマチネを観に行くし、夕方までに終わればソワレを観に行く。「漂泊」@吉祥寺シアター昔から思っていたのだが、若松武史さんのいるだけで滲み出るあの不穏さは一体なんなのだろう。毎回舞台に出て来た瞬間「キター!」って思う。三津谷亮くんとも久々の再会。「ご飯でも行きたいねー」と言いつつなかなかタイミング合わなかったのです。……というわけで後日サシ飲みしまいりました。まさかの朝まで(笑)時間を忘れて語り合ってしまいました。だって話が合うんだもの。僕もおしゃべりだけど三津谷くんも相当なもの。現在僕の中では彼は「口から生まれた妖精」という位置づけです。「ドン・ドラキュラ」@AiiA 2.5Theater Tokyo前情報なしで行ったのだが、「ゴシックホラーかな?」という予想に反し、終始クスクス見れるホームコメディでした。平田敦子さん&矢田悠祐くん。平田さんは安定のコメディリリーフ。「絶対面白い」という点では安定なんだけど、その面白さの方向が毎度予想がつかないという絶妙さ。やっぱり素敵な女優さんです。矢田っちとは後日サシお茶。からの成弥も混じってのカラオケ。何故かおちょぼ口を披露する矢田っち。「歌が上手いらしい」という噂をあちこちで聞き、とうとうネバラン稽古の際は叶わなかったのだけどついに聞けました。舞台上での矢田っちの声が思わず聞き惚れてしまうくらい甘やかなのは知っていたけど、それが歌になるとね……もう、超絶でした。耳からハーゲンダッツ流し込まれてるかと思った。成弥と二人で「青いベンチ」デュエットした時なんてサビ(♪この声が かれるくらいに 君を好きと言えば良かった♪)の後で思わず「まだ遅くねぇよ!」って叫んでしまった。取り乱してすみません。「チェリーの木の下で」@千本桜ホール大村学くんの初演出作品。爆笑してきました。特に秀くん登場シーンは上半期一番てくらい笑った。学くん&高橋秀行くん&高頭祐樹くん今度詳しく書きますが、彼等の劇団プレステージの夏公演の演出をやりまする。東京公演は紀伊国屋サザンシアター。そして大阪は森ノ宮ピロティホール。どちらも強敵。がんばりまする。「サイケデリック・ペイン」@銀河劇場ライブシーンがとにかくかっこよかった。芝居と言うよりもはやショウ。興奮冷めやらぬまま佐藤永典くんに楽屋で「さとちゃん、かっこよかったよおおおおおー!」と叫んだら注意されました。取り乱してすみません。「Being at home with Claude 〜クロードと一緒に〜」@シアタートラム初演も大好きだった作品の再演。それも松田凌主演とくればそりゃー行きますよ。行きますよっていうかスイッチキャストだったのでゲネと本番二回観ましたよ。写真はゲネ終了後の凌と、隣で観ていた宮崎秋人くん。この後、敬愛する吉井Pと秋人くんと一緒にお茶してきました。芝居の感想言いつつ楽しい時間でした。「クロード」は回りくどい言い回しや独特なレトリックも多くて、初見でついていくのはちょっと大変なんだけど、戯曲の核心部分は、たった一言で言い表せる様なとてもシンプルなもので「膨大な台詞の果てにそのたった一言に辿り着けるかどうかを役者に課す」という何とも刺激的な作品……なんて風に僕は思ってます。まぁ、好きってことですこの作品が。再演するならまた観に行く。たぶん。今この時期にこういう舞台に立てる松田凌と言う男は、本当に演劇とか縁とかいろんな神様に愛されているのだな、なんてことを思った。
2015.04.23
十年以上フリーで活動してまいりましたが、この度、芸能事務所TOP COATに所属させていただくことになりました。「こちら」がサイト上のページです。作家・演出家として頑張らせていただきます。もちろん空想組曲を中心とした舞台の活動も、今まで以上に心血注いで行っていくつもりです。どうぞ皆様、今後ともどうぞよろしくお願い致します。ほさかよう
2015.04.01

誕生日でした。先日公演を終えたばかりの「遠ざかるネバーランド」メンバーが祝ってくれました。本当にありがとうございました。年齢だけでなく経験やら知恵やらを諸々重ねていけるよう精進致します。です。ではでは写真をいくつかご紹介。企画してくれた林くん。「親友」と声を大にして呼んでよかろう、二瓶拓也くん。相変わらずテンションの高い成弥。なかなか使いどころに迷う絶妙なパンツと靴下をくれました。ありがとね。「クロードと一緒に」稽古中の松田凌も来てくれました。相変わらずのイジられキャラ。愛されキャラ。二「祝ってあげてんだからお金ちょーだい」凌「ウインクするんでマンション買って下さい。あ、一部屋じゃなくて一棟ですよ」林「ひひーん」「春風外伝」稽古中の小玉久仁子嬢も。舞台上の爆弾娘からは想像もつかないほど普段はひかえめな小玉さん。そういうところも愛らしい。ほ「小玉さん、こうやって肩をグッと下げると可愛らしい角度で写れますよ」そして「ドン・ドラキュラ」稽古中の矢田っちも。成弥と揃うと相変わらずのトークショーが繰り広げられます。成「……今の稽古場で楽しくやっとるそうやないか」矢「拗ねるなや。お前がおらんから寂しさを紛らわせとんねん。涙が出そうになんの堪えるために毎日必死で笑っとんねん」成「……どうせ誰にでも同じこと言うてんやろ!」矢「アホか! 誰のためにわざわざ来たと思うとんねん!」ほ「(僕のためじゃないの……!?)」矢「……泣くなや」成「泣いてへんわ、アホ」矢「……お前、この後予定あるか?」成「……別に何もあらへんけど」矢「ちょっと場所変えて飲み直そうや」成「……ええけど」ほ「(僕の……! 僕の誕生日だよ……!)」などなど。妄想内でもいろいろありつつ楽しいひと時でございました。
2015.03.23

フック船長・松村雄基さん&ティンカーベル・平田敦子さん。お二人とも学生時代からの憧れ。僕が初めて本多劇場で観た芝居がサモ・アリナンズの公演で、それに出ていた平田さんが抜群に面白かったのです。松村さんはテレビではずっと拝見していたけど、舞台で見たのはる・ひまわりの「マクベス」が初めて。「かっけー!この人かっけー!」と心で叫んだのを覚えています。千秋楽のカーテンコールで松村さんが一言挨拶される際、僕が物語を書く時に常に心においているのと全く同じことをおっしゃておられて、もう感動しすぎてうるうるしてしまいました。ピーターパン・松田凌とのツーショット。なんといっても彼です。松田凌です。彼がピーターパンと言う役を演じてくれたことで、「ああ、この戯曲はこういうことだったのか」と気づかされたことがたくさんありました。作家なのに。再演なのに。彼とこのタイミングで作品作りをできたことは自分にとって絶対に財産になる。そう思える日々でした。「細かくて面倒くさい注文にも最後の最後まで全力で応えてくれる」「座長としての舞台上での責任の取り方を十二分に分かっている」役者としてはもう本当に素敵な男なんですが、素の彼はちょいちょいおバカな発言が多くて「もしやこやつは軽い天然キャラを狙っているのでは?」と稽古の最初の方は身構えていたのですが、「基本的にちょっとおバカなんだ」と気づいてから一気に好感がもてるようになりました。うっとおしい二人。楽屋を覗き込むと常に(本当に常に)漫才まがいのかけあいを繰り返していた二人。あまりにイチャイチャしている二人の姿が眩しかったのかうっとおしかったのか。ある時「やるなら徹底的にやれ!」と良く分からないダメ出しをしてしまい、二人に不思議な虫を見る様な目で見られたのも今となっては懐かしい思い出。みんなでご飯。こうやってマチソワ間や稽古の後に役者陣がご飯食べに行く姿が好きな僕です。おやすみなさい。仮眠中でも台本は離さない座長。本当おつかれさまでした。
2015.03.21

林剛史共食いの巻。飲み会の仕切りっぷりと鉄板さばきは見事としか言いようのなかった林くん。これだけ格好良くて気も遣えるなんてすげぇなぁと思ってたんですが今となっては「馬」にしか思えない。ところで林くんに恋することは「落馬する」と言われているらしい。ほさかは乗りませんし落ちません。陰のあるところを見せようとする座長の巻。三人とも関西人。揃うとなかなかレベルの高い漫才がはじまるというイベントが発生します。「ガンガン言ってください」という三人だったので、しょっぱなからかなり厳しく接したつもり。それでも凹まなかったのは三人の才能。内心では凹んでてもそれを見せずに食らいついてきたのは素晴らしい才能。互いに意識し合っていたのか、一人あがると二人も上がるという相乗効果が生まれておりました。毎回の稽古が本当に刺激的だった。二瓶拓也誕生日の巻。気づけば5年以上の付き合いのたっくんこと二瓶拓也。「遠ざかるネバーランド」は役をかえつつも初演、るひまでの再演、今回と三回全てに出演しています。今後ともよろしくです。イケメン三人衆の巻。稽古の序盤、アメスタ出演前に撮影したもの。この頃は三人ともまだ本性を隠していた様な。特に矢田っち。立ち振る舞いもなんだかふんわりしていて、命が宿ったマカロンか何かだと思っていました。実際は相当にあっつい男。なのにそれを変にアピールしたりもしない。涼しげな表情で稽古場にいて稽古がはじまると常に全力。稽古の前半と後半で一番変化が見えた役者でした。肉を掲げる小西成弥の巻。いつも楽屋で「しゃああ!」と良く分からない気合いを入れていたセイヤ。最若手で座組全員に弟みたいに愛されてました。
2015.03.20

日がたってしまいましたが舞台「遠ざかるネバーランド」全公演終了しました。毎公演、満席のお客様にご来場いただき心からの感謝でいっぱいです。本当に本当にありがとうございました。プロデュース公演ということで半数以上ははじめましてのキャストさん達だったのですが、それぞれの稽古場の居方、本番への焦点のあて方、コミニュケーションのとり方……どれもこれも「ぜつみょー」なバランスでした。口の悪い演出家に怯むことなどなく、毎稽古着実にレベルアップしていった若手陣。「そこ、ラフでいいです」と言った箇所は全力で遊び、「そこだけは外さないでください」と言った箇所は抜群の安定度で支えてくれたベテラン陣。そしてその間を柔軟にまとめあげてくれた中堅陣。本当にぜつみょー。本当に楽しかった。初演をやった5年前の日記を読み返したら「自分的に空想組曲第一期の集大成」と書いてありました。それは間違ってなかったなぁと今こそ確信出来ます。この作品のおかげでおぼろげながらも掴んだ気持ちになれた自分の作風。この作品のおかげでハッキリと分かった自分に足りないもの。様々なことに気づかせてくれた転機になった作品。それを5年の時を経て、座長・松田凌をはじめとする素敵メンバーで一から再構築できたことは、僕にとって新たな、そしてとても大きな財産になりました。 再演の機会を与えてくださったる・ひまわりさん。キャストの皆さん、スタッフの皆さん、そしてご来場いただいた皆さん、本当に本当にありがとうございました。改めて、撮り溜めた写真を何回かに分けてご紹介します。
2015.03.17

一月一回、もしくは一公演一回が恒例になりつつあるこのブログ。需要ある? ねえ?本日、3月11日から上演される「遠ざかるネバーランド」の全稽古が終了しました。早かったぁ。エネルギーが溢れんばかりの座組で、毎日稽古が終わる頃にはクッタクタ。役者と違って演出席に座ってるだけなのに情けないことです。体力養わないと。初演はもう5年も前。あの時出来なかったこと、今回の座組だからこそ出来ることを毎日毎日考える日々でした。座長・松田凌をはじめ、素晴らしいキャスティング。舞台上に素敵じゃない人がいたら、完全に僕の力不足。そう認めざるをえない役者陣。そりゃーもー全力ですよ。手を抜く隙なんてどこにもない。って、もう終わったみたいだな。こっからこっから。明日は小屋入り。そして明後日は舞台稽古。最後まで粘って明々後日の初日には必ず夢と絶望の島をつくりあげます。ご期待ください。応えますから。それでは稽古中の写真をいくつか紹介。
2015.03.08

ブログ無精化が2015年も進んでおります。年明け早々がしがし稽古していた超絶☆歌劇団「SUPER☆WORLD RETURNS 〜彼女達の冒険〜」気がつけば明日は千秋楽……ああ、今年もきっと瞬く間。作品自体は2013年にやったSUPER☆GiRLS主演ミュージカルとして書き下ろした「SUPER☆WORLD」の再演。しかしながらその内実はスパガを筆頭に、Cheeky Parade、GEM、そしてストリート生まで含めた「iDOL Street」選抜チームによる完全トリプルキャスト。殺陣、歌、ダンス、芝居×3チーム。稽古しても稽古してもやることがあるというなんともハードな日々でございました。ほとんど初舞台の子達も多かったのですが、それこそ甘やかしてる時間なんてどこにもない。誰が泣こうともがしがしやってました。がしがし。しかしながら、アイドルと言うのは末恐ろしいもの。娘でもおかしくない年齢の子達が流す涙は辛さ故のものではなく、常に自分ができないことへの悔し涙。そして「泣いた分だけ強くなる」を地でいくかのように、次の稽古には確実に一皮剥けた姿を見せてくれる。なにより心を動かされたのはスパガメンバーの荒井、渡邉、勝田という、各チームの座長三人。一昨年まで自分の芝居でパンパンになっていた幼い彼女達が、ダメ出しの後、メンバー達をまとめあげ、帰る時間を惜しむかのように自主稽古を仕切っていました。その頼もしい姿を見て、振り付け師の高島くんや、殺陣の梶さんと一緒に顔を見合わせたのを覚えています。『SUPER☆WORLD』につけた「彼女達の冒険」という副題は、そのままの意味でこのアイドルメンバーにもあてはまっているんだなぁ。舞台は明日で最後になりますが、どうか今後とも彼女達の冒険と挑戦を見届けてくださればと思います。
2015.02.14

ほんとに今さらになってはしまいましたが、去年の年末に脚本を担当させて頂いたキャラメルボックス「太陽の棘」の思い出写真を少々ご紹介。主演のかじもんこと鍛治本大樹くんと。学生時代から大好きだった石川寛美さんと。今回一番のツボ、左東広之さんと。ただっちこと多田直人くん&岡内美喜子さん。そしてキャラメルボックス製作総指揮・加藤昌史さんと。同じ回を観に来てくれていた植田圭輔くんと。うえちゃん。同じく松本紀保さんと西井幸人くん。花園コンビ。学生時代、「面白い演劇」とはじめて認識したのがキャラメルボックスの「銀河戦慄」でした。それから時を経てまさか自分がこの劇団の脚本を書かせて頂く日がくるなんて。昨年一番の思い出深い公演となりました。
2015.01.13

佐藤永典くんと。「眠れない羊」初演で広太役を演じていた北岡圭太くんと。久保貫太郎さんと。堀池直毅くん&二瓶くん。「虚言の城の王子」メンバー。千秋楽直後の楽屋より。
2015.01.04

郷本直也くんと。廣川三憲さんと。川村進さん&和田琢磨くん。そしてご来場いただいたお客様方と。鳥越裕貴くんと。上山竜治くんと。松本紀保さん&葛木英嬢と。村上耕平くん&郷本くん。ブリーチミュージカルで一緒だったらしい。
2015.01.04

東京千秋楽直後。楽屋にて。北海道千秋楽前。二瓶拓也くんと。森下亮さんと。野口卓磨くんと。萩原利久くんと。
2015.01.04
あけましておめでとうございます。羊ですね。メェメェ。申し訳ないことに、昨年は年末にかけて一切更新出来ませんでした。シブゲキでの「眠れない羊」サンシャイン劇場での「太陽の棘」「眠れない羊」北海道公演と話題は山のようにあったのですがいかんせん家でのネット環境が最悪になってしまい、書いては消え、書いては消え、するので「もういいや!」と投げ出してしまっておりました。すみませぬ。今年はちゃんと書けるかなぁ。なるべくね、なるべく。年末の思いで写真も、時間を見つけて思いで写真等をちょこちょこ更新していきたいと思いまする。今年も空想組曲共々どうぞよろしくお願いいたします。
2015.01.01

「眠れない羊」の稽古はガリガリ進んでおります。 役者陣から「ええかげんにせえよ」と言われるくらいガリガリと進んでおります。 だってみんなレスポンスが素晴らしく早いんだもの。無理にまったりやるってのも、ねぇ。というわけで今後もガリガリやっていく所存です。 本日はそんな羊ガリガリ稽古はオフ。脚本を担当させて頂いたキャラメルボックスの「太陽の棘」の稽古がいよいよはじまるということで、そちらに行って参りました! 宮沢賢治の代表作「グスコーブドリの伝記」。その元になったともいうべき創作メモ「ペンネンノルデ」(正式名は『ペンネンノルデは今はいないよ 太陽にできた黒い棘をとりに行ったよ』)それが完成していたら……という成井豊さんの発想から生まれたのが童話『ペンネンノルデの伝記』。この童話はキャラメルボックスの名作『ブリザードミュージック』の中で描かれています。 今回の「太陽の棘」はその『ペンネンノルデの伝記』をモチーフに書かせて頂いた作品なのです。つまりは宮沢賢治と成井豊という二人の偉大な作家の力をお借りして書いた戯曲と言うこと。 その戯曲の初読み合わせ。 いやがうえにも背筋が伸びまくりました。 成井さんは最初からテンション全開!熱のある言葉で物語へのご自身の意見、演出プラン、役者の演技へのサジェスチョンをとばしまくってました。蜷川さんもそうだったけど、長い間この演劇界を担って来た先輩方と言うのはとにかくエネルギーが高い。表現と言うものにどこまでも真摯であり貪欲。そしてそれは劇団員の方々にも確実に受け継がれている。最初の読み合わせとは思えない、実に聞き応えのあるものでした。 自分の書いた物語が、これからどんな風に色づいていくのか……もうね、お客さんさしおいて申し訳ないけど、ほんとにほんとに楽しみなのですよ。 稽古の後は懇親会。稽古場でそのまま飲み会になりました。 多田っち、かじもんをはじめ、今回はじめましての劇団員さん達、客演の久松信美さんともたくさん話させて頂き、そりゃーもー楽しい夜だったのですよ。「眠れない羊」同様、「太陽の棘」もどうぞよろしくお願い致します。
2014.11.14

先日、カンフェティさんでインタビューに答えさせていただきました。 http://s.confetti-web.com/sp/feature/article.php?aid=5& 眠れない羊について語っておりまする。 よろしければ読んで見てくださいな。 最近PCの調子が悪くてネットに繋がらず、なかなかブログが更新できておりませぬ。 面白い芝居をたくさん観れたので、書きたいことはいろいろあるのだけど…… そうは言いつつ明日から「眠れない羊」の稽古が始まります。 がんばるぞー。 写真は写真撮影の時のもの。 最年少、萩原利久くんと。 郷本直也くんと。 野口卓磨さんと。 そして、プロデューサーから「ほさかくん、いっこく堂の人形みたい」と言われた和田琢磨くんとのツーショット。
2014.11.03

「眠れない羊」チラシ撮影時に撮った出演者さんとのツーショット集。 まずは初演から引き続き参加してくださるメンバーから。 ナイロン100℃の廣川三憲さん! 学生時代から大好きだったベテラン中のベテラン役者さん! 今回もどうぞよろしくです! 無名塾の川村進さん! 香り立つ様な男の色気……のはずが普段はめちゃめちゃお茶目な方なんです。 クロムモリブデンの森下亮さん! 僕と亮さんが揃うとひたすら喋り倒してしまう。「俺のターン!」みたいな感じで。もはやバトル。 で、こっから新メンバー! と言いつつ僕の作品にはすっかり常連。 二瓶拓也くん! いくつになっても可愛らしい。僕の作品に出てくれるのはなんと7回目。そうです。信頼してるってことです。 写真が多くなっちゃったんで後の皆様は次回に!
2014.10.12
既に情報は出ておりますが改めて!二年前に上演した「眠れない羊」の再演が決まりましたー!劇場は「不毛会議」「ボーンヘッド・ボーンヘッダー」でもお世話になったCBGKシブゲキ!!劇場は広くなりましたが、濃密な男芝居に仕立てたいと思っております。 明日から先行予約もはじまりますので、どうぞご予約はお早めに! LAUSU×空想組曲『眠れない羊』作・演出:ほさかよう 【あらすじ】主が事故で亡くなってから1年森の中に佇む屋敷には、生前彼に仕えていた従順で忠実な執事達が集まっていた。主を偲び、厳かに夜会が開かれる。屋敷での思い出を語り合いながら、静かに夜が更けていく。しかし、梟が鳴く頃、紅茶を注ぎながら一人の執事が言った。 「ご主人様は、殺されて当然の方でございました」 こぼれた紅茶の染みはテーブルクロスに広がり、足元を濡らし、やがてそれぞれが抱える秘密と共にゆっくりと屋敷を沈めていく・・・・ 【出演者】町田慎吾、和田琢磨川村進(無名塾)、森下亮(クロムモリブデン)、二瓶拓也(花組芝居)郷本直也、野口卓磨、萩原利久 廣川三憲(ナイロン100℃) 【スケジュール】2014年12月10日(水)~14日(日) CBGKシブゲキ!!12月10日(水)19:0012月11日(木)19:0012月12日(金)19:0012月13日(土)13:00/18:0012月14日(日)13:00/18:00全7ステージ【チケット】一般発売:11月2日(日)10:00~前売券:5,800円(全席指定・税込)当日券:6,300円(全席指定・税込) 【先行予約のご案内】受付期間:10/11(土)10:00~10/15(水)23:59 ※カード決済・セブン決済 両方可 お申し込みはこちらから↓http://www.confetti-web.com/nemurenai
2014.10.11

昨日はHeazelz Festival2014の本番でした。和田琢磨くんと菊池卓也くんのエンターテイメントショー。ほさかは世にもくだらないオープニングアクトと朗読劇の演出を行わせていただきました。和田くんのトーク力、菊池くんの歌唱力に、客席で僕も楽しませてもらいました。バックダンサーのメンバー達と。 うっちー。PEZくん。たいちくん。キレキレダンスに助けてもらいました。ゲストで出てくれた三津谷亮くんと。なんだろうね、この可愛さ。あの暴れっぷり。一瞬でみんなの心を掴んでしまう、魅力に満ちた子でした。来年で17歳+十周年だそうです。見えねぇ。そして終演後に出演者全員で。ライブ演出は久々でした。お客さんもみんな愛に溢れていて、メンツは漏れなく素敵。本当に楽しかった。また近々会えますように。
2014.10.05

「無意味な花園」が終わってからと言うもの、すっかり観劇三昧でした。 クロムモリブデン「こわくないこわくない」@赤坂レッドシアター。 「深海のカンパネルラ」に出演してくれた渡邉とかげ嬢と。 クロムメンバーの安定の爆裂個性っぷり。劇団員全員うまくて面白いってなんなんだろうね。ほとんど反則。 ミュージカル「黒執事〜血に燃えるリコリス〜」@六本木ブルーシアター 櫻井圭登くんと行ってきました。レディ・マダム役のAKANE・LIVさんの歌声が絶品すぎて鳥肌たちまくってました。そしてシエル役の福崎那由他くん。12歳! 今回初舞台とは思えない堂々とした役者っぷりでした。 CLIEプロデュース「ペルソナ3〜群青の迷宮〜」@シアター1010 唐橋充さん、植田圭輔くん、松本祐一くんなど知り合いがたくさん出てて、「おお、この子がこんな役を!」ってだけで楽しかった。蒼井翔太さんは噂通りの天使の歌声。 ロデオ★座★ヘヴン「幻書奇譚」@新宿眼科画廊 昨年「黒い音楽と蒼い童話」を書き下ろさせて頂いたロデオさんの新作。1時間みっちりの会話劇。実によく練られた脚本で、最後まで前のめりで見てました。 写真は出演者の空想組曲常連の鶴町憲くんと、お客で来ていた狩野和馬さん。 「写真撮るねー」といったらこんな顔されました。二人とも犯罪者じゃないです。役者です。 稽古中も「戦火の馬」とか「ボビーフィッシャーはパサデナに住んでいる」とか劇団プレステージの「ブラックパールが世界を動かす」とか観に行ってました。 10月は多少余裕あるし、もっとたくさん観たいものです。 インプットインプット!
2014.09.26

無意味な花園を終えてからというもの。 執筆やら打ち合わせやらお仕事の合間をぬいぬいインプットな日々。 松本紀保さんとお茶デートをしたり。 二瓶拓也くんとイタリアンデート&新居にお邪魔したり。(台湾土産をいただきました) 劇団プレステージの園田玲欧奈くんとしゃぶしゃぶデートをしたり。 親友と横浜デートをしたりしてました。 芝居が終わってからのこういう時間は僕的にとても大切。 百の本や映画を見るよりも、他愛無いおしゃべりの方がよっぽどインスピレーションの宝庫。おしゃべりが楽しめる相手ってのはなかなかいないものなんですけどね。 だから見つけたら手放しません。 もういいだろお前、ってくらい誘いたおしてしまいます。 街の明かりがとても綺麗ねYOKOHAMA!ぶるぅらいっよくぉはまぁ!
2014.09.25

さて、「無意味な花園」お客様紹介最終回。 劇団プレステージの猪塚健太くん。 演劇集団キャラメルボックスより「深海のカンパネルラ』で主演やってくれた多田直人くん&岡内美喜子さん。 千秋楽に来てくれた佐藤永典くん。 他にもたくさんたくさんの方々が来てくださいました。 本当にありがとうございます! 楽屋より全員集合写真。 打ち上げにてラムしゃぶを喰らう面々。 「紀保さんと撮って!」 とゆっきーにお願いしたのに、自撮りをしていたという恐るべき19歳。 やはり、ただ者ではない。 空想組曲でここまでがっつり会話劇は初めてだったかも。今までにない苦しみと楽しさとお客様からの反応があって、面白かったです。さてさて、次は何をやりましょう。
2014.09.12

お客様紹介第二弾。 劇団プレステージの平埜生成くん&小池惟紀くん。 「うさぎレストラン」でご一緒した内田春菊さん。 同じく「うさぎレストラン」より鳥越裕貴くん。 「虚言の城の王子」より加藤良輔くん。 「組曲空想」に出てくれたこいけけいこ嬢。 同じく「組曲空想」より内藤大希くん。 次回で最終回くらいかなぁ。
2014.09.11

無意味な花園、ご来場くださった方々を一部ご紹介。 演劇集団キャラメルボックス鍛治本大樹くん、D-BOYS陳内将くん、劇団プレステージ原田新平くん。 「女王の盲景」で主演を演じてくれた和田琢磨くん&同じ事務所Heazelの菊池卓也くん。 空想組曲常連の有川マコトさん&川田希嬢&小玉久仁子嬢、そして「組曲回廊」に出演してくれた櫻井圭登くん。 劇団プレステージより高頭祐樹くん、大村学くん、高橋秀行くん。 ちょっと多いので何回かに分けますね。
2014.09.08

無意味な花園、全公演終了しました。小さな劇場にたっくさんのご来場、本当に本当にありがとうございました。 語りたいことはたくさんあるのだけど、まずは今回の主演、松本紀保さんを改めてご紹介。 紀保さんのことは昨年の「組曲空想」で一度ご紹介しておりますが、とてもそれだけでは足りない。改めて感じた女優としての底の深さ。今回演じて頂いたのは「姫沼のぞみ」という女教師。 恋愛沙汰といった華やかな舞台を徹底的に拒絶し、地味に地味に生きてきた彼女。それが「雨宮」との出会いをきっかけに変貌していく……というのが今回の芝居の大枠。いや、ほんと改めて書くと本当に昼ドラのようだ。しかし、その昼ドラ枠(?)に、リアルな苦しみや孤独を注ぐべく、最初から最後まで全力で取り組んでくださいました。まぁ、そもそも「不揃いカトラリー」というシリーズは松本紀保という女優のために生まれた企画なので。(ちなみに企画当初に僕が出したシリーズ名は「ほさかくんときおちゃん」でした。意見が通らなくて本当に良かった)今現在の僕が考える「これがキオさんじゃい!」という魅力を出し切れる。そのために生まれた役でした。 しかし、そういう役こそ、稽古中には「あーでもねぇ、こーでもねぇ」ともがくもの。確信がえられたのは稽古の本当に終盤でした。 しかし、思い返すと紀保さんは終盤のスパートのかけ方こそが真骨頂。(ご本人に言うと「そんなつもりないんだけどねぇ」となんとも雅な笑顔を向けられるのですが) 役の核を掴んだ時のジャンプアップは、まぁ、役者ならばよくあることですが、この人の場合、相手役が伸びた時のジャンプアップの振り幅がとんでもないのです。 幸人くん演じる「雨宮」と、紀保さん演じる「姫沼」。「どちらか」ではなく「二人」が。それこそ二人三脚のごとく山をぽんぽん飛び越えていく姿は爽快さすらありました。 番外公演と言うことで、随分と異色な作風になったと思われる今回。 そこに挑戦させてくれたのは四人の役者が揃ってくれたからこそ。そして「この人達がいなければ無理!」というくらい絶大な力を貸してくれるスタッフ陣が今回も揃ってくれたからこそ。そしてもちろん観に来てくださったお客様がいてからこそ。 本当に本当にありがとうございました。
2014.09.07

「無意味な花園」既に初日があけ、連日たくさんのお客様にご観劇いただいております。初日にご覧下さった松本幸四郎さんから劇場にFAXを頂きました。出演者一同、感動。迷いなくこの作品世界を伝えていこうと、改めて肝に銘じました。 そして本日ご紹介する出演者はこの方。趣里ちゃん。 ほっそい身体に信じられないほどの高エネルギーを蓄えたうら若き女優さん。8月にはたった二人でのロングラン公演をやりきり、来月には岩松了さん演出の「ジュリエット通り」の出演も控えていたりと、小劇場大劇場問わずひっぱりだこの彼女。 今回は芝原という女子高生役を演じてもらってます。 稽古場では「ジェットコースターみたいな役にしたい」という僕の演出リクエストに、毎日楽しみながら挑戦してくれていました。可愛い。怖い。腹立たしい。コロコロ変わる彼女の表情にご注目くださいませ。 ゆっきーこと西井幸人くんとのツーショット。 彼女達のキラキラを見ると自分がなんか黒っぽい生き物になってしまったかのような錯覚を覚えるのですが、彼女達とて表現者。黒さも深さももっている。なんてことを言い聞かせ、自己嫌悪に陥るのを防いでおります。 さあ、今日も本番!がんばってまいりましょう。清く歪んで爽やかに。
2014.09.03

本日も「無意味な花園」通し稽古。気がつけば明後日には小屋入り。早い。毎度のことながら稽古と言うのはなんとも矢の如し。 矢の如し、と言えば出演者の西井幸人くんはアーチェリーをやっていたらしい。などという強引な流れで申し訳ないが、本日は出演者から幸人くんをご紹介。 今回の座組最年少19歳。紛れもない天才です。 キラキラ、熱、歪み、そのどれもがとても高いところで結びついているような子なのです。 ちょっと抽象的なことを言うと、いつか(早ければ数年後)、この子は誰かにとっての神様になるんだろうな、なんてことを思う。 演出家なんてみんなそうなんだろうけど、僕は唯一無二な役者が好きです。 そして西井幸人は絶対に替えのきかない、他には存在し得ない役者だと思うのです。 幸人くんに演じてもらう役は雨宮という高校生。この役がね、もうね、本当にね、なんて言うんだろうね、ものすごく面倒くさいというか、ややこしいと言うか、まぁ超ド級に難しいのですよ。やってることも言ってることも。 僕が今まで書いてきた登場人物の中でも間違いなく最大級だと思う。 初稽古の時「精神と時の部屋が欲しいです」と言っていた彼。限られた時間の中で、挑戦し、迷い、苦しんで、打ち破って、今。 彼だけにしか演じられない雨宮くんが出来上がってきています。 幸人くんファンの方も、そうでない方も、どうか見て頂きたい。きっと今まで見たことない少年に会えるはずです。 写真は休憩中にこっそり撮った天使5匹分はありそうなゆっきーの寝顔。こんなあどけない顔して眠ってる子にあんなことやこんなことやらせる自分は罪深いなぁと自己嫌悪に陥りそうになります。まぁ、やってもらうんだけど。 やってくれちゃうんだけど。この子は。西井幸人は。
2014.08.30

気づけば本番4日前!ブログも更新せずに何やってたんだ。稽古やってたんだよ。いやはや悪戦苦闘。手強い手強いとは思っていたけど、最初から最後まで通してみると予想三割増し以上に手強かった。 狂ってる、ほんとに。だけれども。やはり無駄な稽古と言うものはないのです。 今日の通しは、まだ改善の余地はあるものの、稽古の終盤も終盤でやってくるいつものあの感覚。作りたかった世界がちゃんと目の前にひろがった「コレ!」という実感があった。 「おもしろいよ、コレ!」そうハッキリ言える。まだお席ご用意出来ます!是非に是非に!ご予約はコチラから! さて、そんなわけで役者紹介。一人目はこの人。小劇場の雄、瀧川英次さん。空想組曲初参加。 7年くらい前に僕が脚本を担当した「アリスの愛はどこにある」という舞台に出て下さったのが最初の出会い。演出としても絡むのは今回が初めて。 緻密な計算と経験に裏打ちされた芝居勘を併せ持つ、本当に頼れる先輩。 今回瀧川さんにやっていただくのは「佐川」という高校教師の役なんですが、台本を書いた時、まさかこういう演じ方をされるとは想像していなかった。 かなり個性的な人物造形。だけどそれは、単にオモシロなキャラクター作りから産まれたわけではなく、瀧川さんが作品全体のバランスを考え、針の穴を通すように精度を高めていってくれた結果出来上がったもの。 感情や演技体の振り幅の自由自在さに、演出席から常にニマニマしながら見ています。瀧川さんが演じる『赤ペン瀧川先生』ではない、先生役。 どうぞご期待くださいませ。 こちらが瀧川さん。 男前でしょ? だけど、稽古場ではそういう空気全然出さないのです。そこがまた「いいなぁ、この先輩」って思っちゃうのです。
2014.08.29

稽古がすすんでいます。無意味な花園の登場人物は四人。 少人数の芝居は今年の1月に「女王の盲景」をやっているけど、それともまた違う感覚。「女王」は物語が、「花園」は登場人物が前面に出た戯曲になっているのかな、と。僕は演劇においては「物語ありき」と考えているのだけど、今回の場合、登場人物を少しでも簡易に考えると物語自体が伝わらない、という厄介さがいつにも増して多い。本来の台詞も多いのに、その裏にあるサブテキストが膨大、って感じ。 なかなかの手強さです。 が、昨日の稽古で光が見えた。話のメインを担う松本紀保嬢と西井幸人くんの二人だけの集中稽古だったのですが、この、出自も年齢も経験も性格も全く違う二人の役者の組み合わせはやはり間違っていなかった。そう確信出来る瞬間があったのです。幸人くんの「これでどうだぁ!文句あるかぁ!」と言わんばかりの渾身の芝居に、紀保さんが「いただきまっす!」とばかりに食いついて、この芝居で一番作りたかった狂い咲きのようなカオスの場面が自然と立ち上がってきた。それを見て、僕自身、これがどういう芝居なのかハッキリと分かった気がしました。 何言ってるか分かりますか。分かりませんよね。 まあ、つまりは是非観に来てくださいってことです。ご予約はコチラからどうぞ。 まだまだやんなきゃいけないことは山二つ分くらいあるのですが、行きつ戻りつ確実に登ってみせますので。 写真はそんな紀保さんと幸人くん。一見お二人とも愛らしいのだけど、ディスカッションをする度に「あなたたち、そんな人だったの?」という驚きがある底の見えない人達です。
2014.08.17

「無意味な花園」の稽古も本格的に開始。と、言いつつ出演者のうち二人は現在公演中。昨日は稽古後に赤ペン瀧川先生(瀧川英次さんの別の顔)の添削ライブ「不倫撲滅ナイト」、今日は稽古前に趣里嬢出演中のオーストラ・マコンドー「カズオ」をみんなで観劇。 どちらも大変に面白かった。 ライブはまさかの展開&さすがの構成にずーっとお腹抱えて笑ってたし、「カズオ」は女優二人(もう一人は組曲公演「ドロシーの帰還」に出演してくれた梅舟惟永嬢)の9役演じ分けに興奮&不思議な感動。素晴らしい二人芝居だった。そして、帰宅後は西井幸人くんのデビュー作映画「告白」を見直してみた。やはり最高。日本映画史に残る名作だと思う。13歳でこれを演じたと言うのだからもはや疑いようのない才能である。ここに松本紀保嬢である。我が団体ながらよそ様に自慢したくなる様な良キャスティングなのである。 現在はもっぱら紀保さんと幸人くんの稽古。普段の空想組曲の作品は「大味から徐々に繊細に」という流れが主流なのだけど、今回はそれが一言一言の間に行ったり来たりしている感じ。たったひとつの台詞のトーンが変わるだけで、シーン全体が全く違う印象になっていく。つまり役者にとってはおそろしく繊細な作業を要求されるわけだが、なるべく小さくまとまらないよう、お二人には本当にいろいろ試してもらっている。一月後、はたしてどんな景色になっているのか。ドキワクしながら演出席でニヤニヤしているわけである。 どうぞご期待くださいませ。チケットのご予約はコチラから。現在絶賛発売中でございます。 写真は赤ペン瀧川先生ライブを観に行った時のもの。瀧川さん、紀保さん、幸人くん、製作の吉田くん、ほさかです。
2014.08.09
実は7月の約一ヶ月間、ひっじょぉーに刺激的な時間を過ごさせて頂いた。蜷川幸雄さん演出作品「ロミオとジュリエット」 の稽古場を、勉強のためほぼ毎日見させて頂いていたのだ。本当に本当に幸せな時間だった。蜷川さんが演出する作品は2014年だけで十本以上。当然稽古が同時進行になったり、膨大な打ち合わせを重ねなければならないという、おそらくは日本で一番忙しい演出家。しかし、先日千秋楽を迎えた「太陽2068」の稽古場でも感じたが、「多忙故の妥協」などというものはどこにも存在しなかった。稽古場の誰よりも熱量に溢れ、常に冒険心に満ち、役者やスタッフが受け身であることを決して許さず、銃口の様な眼光と、弾丸の様な怒声でカンパニーを遥か彼方の頂へと導かんとする姿は紛れもなく「世界のNINAGAWA」その人だった。 稽古場は常にフリージャズのセッション風景のようだった。 一人一人が作品に対する責任感を持ち、蜷川さんはその誰しもに「発想の自由さ」を求める。しかし決して野放図にはしない。「センス」や「感覚」と同時に、表現者としての「技術」を問う。 シェイクスピアを演じるために必要な精神を「手取り足取り」ではなく、卓越された言葉によって示し、「自発的な演技」によって十四世紀イタリアのヴェローナの街を描かんとする。それはまるで、自然界の掟をサバンナでの実戦にて学びとらせる様な、容赦のない偉大な愛情だった。 蜷川さんは稽古場で若い役者達によく「選ばれた人間でなければ舞台に立ってはならない」と言っていた。 その言葉からは、最初から選ばれた都合の良い人間はいない、という意味も含まれているように感じられた。 「自分は選ばれた人間である」そう信じられるための努力と研鑽を惜しまないこと。決して受け身にならず、どんなに恐ろしくても発信をし続けること。 優れた才能が多くの経験とこの上ない努力をした先にある、技術に裏付けされた魂の表現。それだけが世界を変える力がある。 初日の舞台は素晴らしかった。 これまでの戦いの軌跡を感じ、僕自身は何一つ作品に関わっていないのに、無性に胸が熱くなったが、もちろん僕の心を最終的に激しく動かしたのは「その日見た一度きりの作品としての素晴らしさ」だ。 こぎれいなロマンスだけでは決してなく、卑俗性、笑劇要素、シェイクスピアが描いた全てを余すとこなく視覚、聴覚に訴えかけてくる。さらにオールメールという手法により、演劇性がどこまでも深まっているように感じられた。 古典の食わず嫌いな人にほど見て欲しい。小難しいことなど何もない。 ただただ面白い演劇が見れるはずです。
2014.08.07

本日は「無意味な花園」の顔合わせ&読み合わせでした。やはりね、役者が読むと別物。 それがとびきりの役者陣だとなおさら。一癖も二癖もある役を用意したつもりだけど、この人達ならこちらの予想など軽やかに飛び超えてくれる。そんな期待がつのりまくった読み合わせでした。 そう言えばチラシのあらすじを読んだ知り合いから「昼ドラみたいな感じ?」と言われました。 最近の昼ドラ見てないからなんとも言えないけど、 「そのあらすじ、あんまり信用しないで」とだけ答えておきました。 いや、別に嘘はついてないんだけど。 ワンシチュエーションの会話劇ではありますが、小さくまとまらず、ドロドロだけど爽快に、清く歪んだ面白い芝居にしたいと思っております。 特に西井幸人くんに演じてもらう男子高校生・雨宮は、空想組曲史上、一番突き抜けてほしいと思っている男役。「君と喧嘩するくらいのつもりで作りたい」と伝えたら「戦います!」と笑顔で返してくれました。 うーむ。若いし可愛いけど、やはりただ者ではない。 瀧川英次さん、趣里ちゃん、そして松本紀保さん。 遠慮なんて全く必要ないこのメンツ。下手するとこちらが喰われかねないこのメンツ。 これからの稽古が楽しみです。マジで。
2014.08.04
情報公開! 年末、「あの」演劇集団キャラメルボックスに脚本を書かせていただくことになりました!まさか高校時代から観てきた劇団の公演に書かせて頂ける日が来ようとは……演劇続けてて良かった!宮沢賢治の未発表童話「ペンネンノルデの伝記」をモチーフに描かせていただきます。 キャラメルボックス・アラカルト 太陽の棘 彼はなぜ彼女を残して旅立ったのだろう 「キャラメルボックス・アラカルト」とは、劇団外の作家がキャラメルボックスに作品を書き下ろすと言う新形態とのこと。恐れ多くもその第一弾にお招きいただきました。詳細はコチラ しかも、僕の作品にも何度か出てくれたカジモンこと鍛治本大樹くんの劇団初主演作品になるらしく。尚かつ、かつて宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をモチーフにした空想組曲公演「深海のカンパネルラ」でがっつり主役をやってくれたただっちこと多田直人くんも出るらしく。もちろん、他のキャストさん達は今までたくさん舞台を見続けて来た劇団員の皆々様、石川寛美さん、岡内美喜子さん、筒井俊作さん、左東広之さん、小林春世さん。そして、ゲストにはベテラン中のベテラン久松信美さん。 そしてそして、13年ぶり、4度目の再演となる名作「ブリザード・ミュージック」と共に同じサンシャイン劇場で同時上演されるらしく。 そしてそしてそして、演出してくださるのはもちろん、キャラメルボックスの主宰、成井豊さん。 ……。…………。 気合い入れまくるしかない状況なのですよ! 現在絶賛執筆中! 相も変わらず、というか、書けば書くほど手強くなっていく気がする宮沢賢治作品。しかし宮沢賢治が、そして演劇集団キャラメルボックスが描いてきた結晶の様な創作の精神と優しい哲学を汚さぬよう、そしておこがましくはあるけれど、そこに自分なりの色を足していけるよう、 全力で挑むつもりです。皆々様、どうぞよろしくです。 かじもん、ただっちのCMはコチラ。
2014.08.03

2014年9月2日〜7日@サンモールスタジオ空想組曲番外公演「不揃いカトラリー」シリーズ「無意味な花園」作・演出ほさかようーこの狂った男の子にも恋は必要だから。それは私に違いないからー何にも期待をせず、自分を殺し続けるように生きてきた女教師。雨に濡れる一人の生徒を部屋にあげた時、彼女の世界はひびわれた。亀裂から見えたのはただただ美しいだけの無意味な花園ーーと、言うわけでいよいよ情報公開!9月にサンモールスタジオにて空想組曲番外公演を上演いたします!出演者はたったの四人!けれども珠玉の四人!昨年「組曲『空想』」に出演して頂いた松本紀保さん!昨年度の読売演劇大賞女優賞に選ばれたのは記憶に新しいところです。今回はがっつり主演!女優・松本紀保を余すとこなく魅せます。こんなことやっていただいて良いのかしらん、という一抹の不安を抱きながらも。そしてその相手役に、D2より西井幸人くん!すんごく若いけどその演技力は折り紙付き。「告白」「悪の教典」「鈴木先生」などの映画でご覧になった方も多いのでは?舞台、映像にとひっぱりだこの彼が空想組曲に初参加してくれます。初めてでこんなことさせて良いのかしらん、という不安はやはりあるのですが。さらに、七里ガ浜オールスターズの瀧川英次さん!7年くらい前に僕が脚本を担当した舞台に出て頂いて以来、ずっとずっとお誘いしたかった瀧川さん。念願叶ってとうとう空想組曲に参加してくださいます!もう一つの(?)お名前「赤ペン瀧川先生」でも大活躍の瀧川さん。この人の映画紹介とか本編より面白いことあるからね。そしてラスト四人目! こちらも初参加!趣里さん!大劇場から小劇場まで活躍する若き演技派女優。水谷豊さん、伊藤蘭さんの娘さんです。(先日、オーストラ・マコンドーさんの劇団員になられたみたいです)以上四名をお招きし、客席と舞台がめっちゃ近い劇場で、空想組曲作品の中でも特に異質で、特に際どい、濃密な会話劇を作り上げたいと思っております。以下、タイムスケジュール&チケット情報です! 【公演スケジュール】2014年9月2日 (火) ~2014年9月7日 (日) 09月02日(火) 19:3009月03日(水) 19:3009月04日(木) 15:00 / 19:3009月05日(金) 19:3009月06日(土) 13:30 / 18:3009月07日(日) 12:00 / 16:00 通常チケット(全席指定・税込) 前売券 4,200 円 当日券 4,500 円《チケット取扱》チケット先行予約 2014 年7 月11 日(金)19:00 ~ 7 月18 日(金)23:59 までhttp://www.confetti-web.com/detail.php?tid=25075& ※先着順の受付となります。チケット一般発売 2014 年7 月26 日(土)空想組曲HPhttp://www.k-kumikyoku.com/Confetti(カンフェティ)http://www.confetti-web.com/0120-240-540(平日10:00~18:00)※オペレーター対応どうぞよろしくお願いいたします!写真は紀保さんと幸人くん。爽やか。爽やかな芝居じゃないけど!多分!
2014.07.08

二ヶ月の空白を埋めるべく、写真を少々。「青年Kの矜持」観劇時。出演者の川田希嬢。そして、たまたま同じ回を観ていたさとちゃんと。佐藤永典バッタリ率高し。薄汚れた都会の町並みに何故バンビが、と思うとさとちゃんだったりする。同じくたまたま同じ回観ていた和田琢磨くんと。相変わらずの爽やかさ。ブルーハワイ(かき氷の青いやつ)の原産国の出身ではないかと疑っている。「忍たま乱太郎ミュージカル」観劇時に主演のカズと。「ご飯誘ってくださいよー」と言っていたので今度誘う。「もう勘弁してください」と泣かすまで誘うつもりである。そういえば兄に子供が生まれまして。義姉が連れて来てくれたのだが、その子の可愛さたるや。「おじちゃん、脚本書いてー」とか言われたら四、五本まとめて書いて「好きなの選びな」とか言ってしまいそう。義姉は「大きくなったら芝居見せに行くね」と言っていた。さすがに今年ではないだろうとも思ったが、子供の成長は計り知れない。「次回の作品は結構アダルティなんだよね」と念のため注意しておいた。ちなみに次回の作品とは9月に上演する空想組曲の番外公演。明日、情報を公開致します。今回もね、いい役者がね、揃ってくれたのですよ。どうぞお楽しみに。
2014.07.07
この放置プレイ満載のブログをいつやめよういつやめようと考えている。前回が5月頭。2ヶ月前。なんで? なんでこうなるの? 二ヶ月何もなかったの? それって生きてる? ねぇ、生きてるの?ある日うちでワイン飲んでたらムキムキマッチョな傷だらけの男が現れて「お前はもう死んでいる」とか言われて「ひでぶ」とか言って肉片飛び散らす、みたいな少年誌的な展開があったりする?前回のブログのタイトルが「デートとかデートとかデートとか。」だからね。自分でもどうかと思う。ほんと。いや、やってたよ。やってた。いろいろやってました。例えばね。結構な数の芝居見た。そうだね。そのへん挙げていこうかね。二ヶ月の空白を埋めるためにね。LAUSU「青年Kの矜持」@俳優座劇場大森さんのとってもとっても丁寧に書かれた脚本が心地良かった。ラスト近く、街の雑踏の中での二人の会話は心が潤いました。「見上げればあの日と同じ空」@本多劇場平埜生成くんのがっつり主演。子供のような無邪気な芝居が似合う、と思っていた彼だけど、男らしい役も素敵だった。章太郎さんは軍人似合い過ぎ。もう、ずっとあの衣装着てればいいと思うレベルで。「クロードと一緒に」@青山円形劇場稲葉友くんがとにかく素晴らしくて。あれだけの台詞を自分のものにするってすごいことよ。劇団HOBO「グレイトハンティング」@駅前劇場過去、空想組曲に出演してくださった方々がたっくさん。こいけけいこ嬢は可愛かったし、有川マコトさんの攻めたキャラに爆笑。出演者全員がベテランの技で魅せてくれた。キャラメルボックス「鍵泥棒のメソッド」@サンシャイン劇場いやぁ、面白かったー。映画未見で観たんだけど本当よく出来た筋書き。終始笑いっぱなしでした。西川さんとみっこさんのご夫婦役も本当に素敵だった。ホチキス「妻らない極道たち」@吉祥寺シアター小玉久仁子嬢に終始釘付け。かっけぇ。そしておもれぇ。どこまでもエンターテイメントに徹した舞台は大好きです。ベッド&メイキングス「南の島に雪が降る」@お台場特設テント野外劇の醍醐味をがっつり。くぼかんさん素敵だったなぁー。ほんとこの人は愛のある役が似合う。「忍たま乱太郎ミュージカル」@シアターGロッソ以前からカズこと渡辺和貴くんから何度も誘いもらってたのになかなかタイミング合わず、今回ようやく観れました。近くに座ってる小学校くらいの子供が終始楽しんできゃっきゃしていて。これも芝居の力なんだよなーと思ったのでした。そしてカズがすっげぇかっこよかった。ミナモザ「WILCO」@座・高円寺かじもん。とにかく、かじもん。必見の鍛治本大樹でした。戦争という題材に向き合い、瀬戸山さんの絞り出した答えに背筋が伸びた。「海辺のカフカ」@赤坂ACTシアター今まで観た芝居の中で一番「美しい」と感じた舞台かもしれない。宮沢りえさんはほんと、いくつになっても、もう、ほんとなんだろうね。合間にはお仕事もしておりましたよ。ニッポン放送主催の朗読劇「音戯草子」の演出をやったり。新宿バルト9で2年前に脚本を担当した「桜の森の満開の下」の上映会があり、主演の平野良くんとアフタートークをしてきたり。年末に初演に引き続き作・演出をさせていただく「眠れない羊」のオーディションをやったり。7月に脚本提供する「月刊小玉久仁子」や、9月に上演する空想組曲の番外公演の台本を仕上げたり。まだ情報解禁出来ないけど、脚本を担当させていただく某舞台の取材(座談会?)などをしてきたり。後はひたすらに今年・来年の舞台の打ち合わせなどをしたりしてました。どうだろうか。少しは二ヶ月間の空白が埋まっただろうか。うーん。毎日更新してた昔が懐かしい。どっか決めとこうかな。「この月だけは一日も欠かさず毎日更新!」とか。とりあえず7月はもう無理だけど(そういって先送りになっていく)
2014.07.05

今年に入ってようやくオフらしいオフをとることができました。脚本・演出「女王の盲景」「うさぎレストラン」「組曲『演習』」演出のみ「ボーンヘッド・ボーンヘッダー」脚本のみ「僕等の図書室3」今年入って既に五本が終わった。一月一本計算。そして現在は朗読劇「音戯草子」の稽古中。割と頑張ってる2014年。ただまぁ、アウトプットのみってのはやっぱり限界がありまして。芝居観たり映画観たり本読んだり、美術館なんてのも良いのですが、僕の場合、人と話すのが一番。というわけで最近のデート事情。久々にさとちゃんこと佐藤永典くんとお茶&しゃぶしゃぶデートをしてきました。「……ほさかさん近いです」「しょうがねぇだろ! カメラに入らないんだから!」「……なんでそんな怒ってるんですか?」「怒ってねぇよ! ツンデレなだけだよ!」「……しゃぶしゃぶ食べに行きますか?」「唐突だなこの野郎! 豚でも牛でもかかってこいってんだ馬鹿野郎!」(*会話はイメージです。実際の音声とは多少の違いがございます)キラン!キランキラン! 一昔前は笑顔をつくるのが大の苦手だった彼。今ではほらこんな。モンダミンのCMとか出てそう。★そして先日公演を終えたばかりの劇団プレステージの大村学くんと映画デート。「クレヨンしんちゃん」を見て参りました。いやぁ、さすがは中島かずきさん脚本。笑いとドラマの外し方が絶妙でした。「学くんは相変わらず輝いてるねー」「ははは、自分じゃ分からないもんですよ。ほら、太陽って自分じゃ「暑いなオイ」とか感じれないと思うんですよね」「えーっと……ごめん、よく分からない」「そうなんですよ。なかなか分かってもらえないんですよ、僕」「だろうねー」「ははは、孤独って辛いですよ」「そっかー。ところで君、レモンサワーこぼれておもらししたみたいになってるけど大丈夫?」(*会話はイメージです。実際の音声とは多少の違いがございます)その後、高頭さんや秀さんも交えてすっかり劇プレ飲み。「俺、髪長くしてると『101匹ワンちゃん出てませんでした?』って聞かれるんですよね……まぁ、あいつら嫌いじゃないからいいんですけどね」(*会話はイメージです。以下略)他にはよそ様の稽古覗きにいったり、ENBUの卒業パーティー顔出したり、チーズバー行ったり、図書館で資料本読み漁ったりとなかなかに充実した一週間でした。さて、来週からまたバリバリ書きまっせ。
2014.05.08

劇プレ紹介。いよいよ最終回。平埜生成くんと。山下銀次くんと。そして「ボーンヘッド・ボーンヘッダー」には出演してなかったけど、もう二人!石原壮馬くんと。最年少17歳! 稽古にも参加してくれて、公演のラストの方ではレオナくん&坂田くん&高頭くんの5分前前説にも加わっておりました。加藤潤一くんと。打ち上げの時、みんなが劇団Tシャツ着てて「僕も欲しいなぁ」と言ったら、なんと加藤くんが自分が着ていたシャツ(黄色)を脱いで「どうぞー」とプレゼントしてくれました。大事に着ます。さて。ちょこっとだけおまけ写真を。猪塚くんとのツーショット・オールバックバージョン。株元くんピンショット・広尾さんバージョン。ちょっとブレてますが、稽古場でほさかの誕生日を祝ってくれた時の一枚。
2014.05.07

劇団プレステージツーショット第二弾。小池惟紀くんと。向野章太郎さんと。坂田直貴くんと。園田玲欧奈くんと。高頭祐樹くんと。高橋秀行くんと。長尾卓也くんと。原田新平くんと。さて、次回でようやく全員紹介出来ます。少々お待ちを。
2014.05.06

劇団プレステージのみんなとのツーショット写真集。本番はじまってからなんとなく撮りはじめたのですが、途中から半ば意地になって全員制覇しました。劇プレファンの方々はほさかを親指かなんかで隠してお楽しみください。猪塚健太くんと。今井隆文くんと。岩田玲くんと。太田将煕くんと。大村学くんと。風間由次郎くんと。春日由輝くんと。株元英彰くんと。ふぅ。まだ半分いかない。このブログ一日でアップ出来る写真数が決まってるので、続きはまた後日!
2014.05.05

アミューズに所属する俳優達による「劇団プレステージ」彼等の第七回公演「ボーンヘッド・ボーンヘッダー」@CBGKシブゲキ 全18ステージ。こちらの演出をやっておりました。って、完全に事後報告ですな。宣伝しとけって話ですね。まぁ、前売りも完売状態。毎日当日券には長蛇の列、という人気劇団だったのでもはや宣伝等……って言い訳ですね。すみません。実際、毎日稽古漬けにも程があるほど稽古漬けで、ほんとにもー時間に追われまくってたのですよ。でも、稽古は本当に楽しかった。みんなやる気に満ちあふれ過ぎてたからね。個性も年齢もバラバラなのにまとまるところはギュギュギュっとまとまってて。ああ、これこそ劇団の強さだなぁと日々感じ入っていたのです。内容的にも普段なら僕があまり作らないタイプのがっつり男臭いエンターテイメントで。だけど最初の依頼の時点で「ドラマをがっつりやりたい」と言われていたので、そこはとりわけ重点的に演出させていただきました。照れず、誤摩化さず、とにかくがっつり。とにかく本気で。おもしろいコト大好きな役者陣も、その要求に正面から応えてくれました。ほんと良い劇団です。またやりたいです。ほんと。さて、そんな思い出深い劇プレの写真をばまとめてご紹介。秀くんから学くんへの投球フォーム指南。稽古後に毎日残ってやってました。イケメン二人。猪塚くんと生成くん。玲くん、マサキくん、学くん。キャスト全員での集合写真。家族チームの集合写真。
2014.05.03
こんなブログなどなくせばいいのだ。何三ヶ月ぶりって。馬鹿じゃないのほんと。書かれないブログなんてもはやブログじゃないよね。言うなればあれだ。あれだよ。……ほら、特に何も思いつかない!この程度なのさ! この程度の作家がかいているブログだから更新が停滞するのさ!はい。というわけでもう僕の中では恒例となった「間が空いたときのお詫び代わりのご挨拶(?)」から久々のブログ更新でございます。前回の日記なんて「うさぎレストラン」だよ。もう遠い昔のようだ。だってあれから舞台三本やってる。なんなら今四本目の稽古真っ最中で五本目の執筆に取りかかっている。思えば「うさぎレストラン」の打ち上げの次の日はENBUゼミナールの卒業公演『組曲「演習」』の稽古開始だった。そしてENBUの打ち上げの次の日には劇団プレステージ「ボーンヘッド・ボーンヘッダー」の稽古が本格的にはじまっていた。そして劇プレ本番間近には朗読劇の稽古がはじまっていた。その間に「僕等の図書室3」の中の一本「舞姫」の脚本書いて、顔合わせやって、本番観て、それと時同じくして俳優市場の中の一本「ドラマチックに恋して」の脚本書いて、本番観たりして、そして今は別件の朗読劇の稽古真っ最中である。あー楽しい! あー嬉しい悲鳴!演劇ばっか作ってられるなんて素敵なんだちくしょう!この調子で頑張りますのでどうぞよろしく!お願いします!とりあえずアウトプット連続が過ぎたので、合間見つけてインプットします。しまくります。芝居観て映画観てデートしてお茶してエスニック料理食べます。タイ、スペイン、韓国、トルコ、もちろんお寿司!好き嫌いないんで。虫と福神漬け(真っ赤なヤツ。肉片に見えるので)以外はたいてい食べれるんで。ほんととりとめないな。このままこの意味のない文章1500字くらい軽く書けるぞ。久々のブログなのでちょっととっちらかってますが、ゆるして。まぁ、死ぬほど暇だった時もだいたいとっちらかってましたんで。少なくとも劇プレに関しては撮り溜めた写真が多いんで近くまとめて載せますね。ではでは。
2014.05.01

すっかりブログ離れが進んでおります。どうも、ほさかです。現在「うさぎレストラン」の本番まっただ中。お陰さまでほぼ全公演満席。ひじょーにありがたいことです。よそ様のプロデュース公演での作・演。しかもプロデューサーの吉井さんの懐深さにより、かなり自由に作らせて頂いたこの公演。素敵過ぎる出演者陣もあいまって、相当に思い入れのある作品になりました。いつも通り初見のお客様にも届くように。だけど、「読み解き」というせっかくの題材を描いた作品なので、こっそりひっそり個人的な企みも含ませて頂きました。なんて思わせぶりなことを言いつつ、あまり前知識なく観て頂いた方が良いと思うので、そのへんについては後日改めて書かせていただきます。ではでは、写真をいくつかご紹介。稽古場での集合写真。たまたま色違いの服を着ていた為結成されたうさぎ戦隊。衣装での集合写真。衣装での集合写真その2。さて、明日は千秋楽。最後まで飛び跳ねて参りましょう。
2014.02.23

うさぎレストラン、売り切れ回が続出してるようで嬉しい限り。ご予約はどうぞお早めに!稽古はと言うと、本日全員揃ったので頭から最後までざーっと確認。もちろんまだまだ精度をあげていかなきゃならないところはたっくさんあるんだけど、「誰かが変わればみな変わる」「誰かが良くなればみな良くなる」という会話劇の空気感ができあがってきていて、期待が募り、気合いが入る稽古でした。会話劇と言っても静かな芝居では決してなく、エンターテイメントの精神を忘れずに仕上げていくつもり。初めての人、おなじみの人、入り混じっているけれど、ほんと良い座組です。引き出しますよ、魅力。魅力のない人なんて一人もいないんだもの。そして本日は節分。暗黙の了解かのごとく「お願いします」と鬼の面を渡され、豆の一斉放射を浴びてきました。あれ、君そんなに力強く投げるのね。へぇ。あれれ、そんなに歯喰いしばって投げるんだ。ふぅん。稽古終わったばっかなのにみんな元気いっぱいなんだなぁ。どうやらいろいろ見誤っていたようです。「明日の稽古からはさらにさらに追い立てていこう」「遠慮はいらない。だってみんなこんなに元気が有り余っているんだから」そう心に決めた楽しいひと時でした。
2014.02.03

相変わらず間があいております。「女王の盲景」千秋楽の翌日から入った「うさぎレストラン」の稽古にがっつりでございました。小学生・ののかちゃんの書いた童話「うさぎレストラン」をモチーフにした今回の作品。なんといってもキャストがすごい。若手からベテランまで入り混じっての演劇異種格闘技戦。本当に異種ですよ、異種。君たち本当に同じ哺乳類なのかってくらい異種。稽古中も予想外のアプローチ、反応、対抗がそこここに見えて、それがまたたまらなく面白いのです。本日は稽古中に撮り溜めた写真をご紹介。顔合わせ時の男性陣全員集合玉城くんうさぎスタイル寿里くん&桑野くんうさぎスタイル二瓶くん&鳥越くん明日からも稽古。二月になったことですし馬力をかけて参ります。
2014.02.01

女王の盲景、全公演終了しました!たくさんのご来場ありがとうございました!上演中、ロクにブログ更新できなくてごめんなさい。去年、超絶☆歌劇団や俳優市場の時にも同じことが起きたような……本番はじまっちゃうと駄目なほさかです。そんでもって振り返って書こうと思うと次の稽古がはじまってるのでね……ふう。整理されない思い出ばかりがたまっていく。たくさん溜まっていた写真を一部公開!観に来てくれた石黒圭一郎くんと横山可奈子嬢と。俳優市場で一緒だった小菅れい嬢と大和田はるな嬢と。松本紀保さんと小玉さんと一緒に。千秋楽終演直後、大門さん、小玉さん、和田くんと。今回ほんとめっちゃがんばってくれた神谷ハイジこと和田琢磨くんとツーショット。彼とこのタイミングで会えて一緒に芝居がやれて良かった。心からそう思います。次の空想組曲もどうぞよろしくです。
2014.01.19

「女王の盲景」初日があけてからは怒濤。あっという間に半分終わり、アフタートークまでやってしまっていた。和田くんは本当に喋りも達者。楽しかったです。舞台はと言うと、普段の空想組曲と雰囲気も拘りポイントも出演者のタイプも違うので、お客さんの目にはどう映るのだろうと思っていたのだけど、毎公演あたたかい拍手をいただき、とても嬉しい。千秋楽はもはや売り切れ、後半も売り切れ間近の回が増えて参りましたが、平日はまだ余裕がありますので、迷ってらっしゃる方は是非!劇場では台本(過去作のもいつくか)、DVDも販売しており、今回のDVD予約も承っています。こちらも是非!ではでは溜まっている写真などを少しだけご紹介。初日打ち上げの様子。大森美紀子さんがきてくれました。照明の榊さんと一緒に。多田直人くん。数日後には吉祥寺シアターで怒濤の一人芝居を控えているというのに……ありがとうただっち!……ただ、なんでただっちとかじもんはいつもカメラを向けると「無」になるのだろう。こちらは昨年「虚言の城の王子」を観に来てくれた時の写真。やはり「無」そして王子・加藤良輔くんも来てくれました!りょーちん。二月に「うさぎレストラン」でご一緒する鳥越裕貴くんがおなじみ二瓶拓也くんと来てくれました。たくさんありすぎるので、また改めてご紹介しますね。今日も本番!
2014.01.14

本日はいよいよ劇場仕込みでございました。渡邉景子嬢の渾身の美術に、制作の吉田さんと一緒に感嘆の声をあげたのです。美しい術と書いて美術とはこのことだなぁ、と改めて思い知り、気合いが入ったのです。明日は場当たり!さて、本日ご紹介するのはこの人。キャラメルボックスの「かじもん」こと鍛治本大樹くん!一昨年の冬、僕が作・演出をさせていただいたライズ・プロデュース「眠れない羊」にも出演してくれていたかじもん。その時の打ち上げで「空想組曲にも呼んでくださいよー」とビールジョッキを掲げながら笑顔で言ってくれたかじもん。今回、満を持して出演を依頼しました。僕にとって、同じ役者と二回ご一緒するのは一つの挑戦です。一回目は僕が考えるその人の魅力が前面に出るように。二回目は、普段は見れない、けれど確実にあるはずの魅力に焦点をあてて。はっきり言うと、二回目は悪意のある視点から捉えます。あくまで個人的な見解ですが「実はこういう人なんじゃないの?」「隠してるけどこういう面持ってるんじゃないの?」という、我ながら嫌らしい見方で、脚本の段階から描いていくのです。実は、今回彼が演じる役は僕が過去に書いた作品の登場人物のその後の姿。その時演じた役者さんとは180度ってくらい違いますし、過去作にこだわって新しいものをとりこぼすのも嫌なので、あくまで新しい人物像として稽古してきましたが。この役を彼にお願いして本当に良かった。稽古がはじまって、さほど日にちも経たないうちにそう実感出来ました。自分が生み出したキャラクターに全く別の側面を与えてくれた。大袈裟な言い方をすると新しい息吹を吹き込んでくれた。そんな実感があったのです。芝居に熱く、どんな時でも手を抜かない。そんなかじもんがほさかは大好きです。
2014.01.06

本日は「女王の盲景」の座長・和田琢磨くんのお誕生日でした!はぴばす!ぱちぱちぱちぱちぱちぱち!琢磨くんは今回が空想組曲初参加。テニスの王子様、スペーストラベラーズ、吉川晃司主演ミュージカルSEMPO、冒険者たち、逆転裁判、遠い夏のゴッホ等等、舞台を中心にバラエティ豊かに大活躍する爽やか男子。顔合わせの時「ほさかさんですね? よろしくお願いします!」と颯爽とした身のこなしで握手された時のドキドキは忘れられません。だけども、まぁ、稽古に入ってみるとなんとも熱い男で。五人芝居の座長だからほぼ出ずっぱり。膨大な台詞量。やってもらうこと盛りだくさん。ろくに休憩もなし。それでも何の弱音も吐かず、ひたすらに集中して稽古に臨むその姿。表現出来ない時には「あぁ、くっそ!」といつでも本気で悔しがるその姿。いい男なのです。ほんとに。今回、彼に演じてもらうのはこの芝居の柱となるひじょうに難しい役。繊細さ、大胆さ、責任感、根性、全部必要。それを「うんとこしょ」と背負い舞台で生きる役者・和田琢磨の姿。どうぞ期待して観に来てくださいませ。きっと応えてくれますから。
2014.01.04

いやはや今年も終わりですね。そうはいっても年末年始関係なく「女王の盲景」稽古に励んでおりますが。年明け早々の舞台、ぜひにぜひに。観劇はじめにご来場いただければ幸いでございます。それでもさすがに大晦日の今日はお休みです。おとなしくおうちでお仕事。ではでは今年の仕事の総まとめを。☆舞台作品CLIEプロデュース「不毛会議」演出SUPER☆GiRLS主演ミュージカル 超絶☆歌劇団「妄想GiRLS」「回想GiRLS」脚本・演出空想組曲Vol.10「虚言の城の王子」脚本・演出東京ハートブレイカーズ「サイレント・フェスタ」脚本・演出冴木杏奈主演音楽劇「天使のダイアリー2」脚本空想組曲Vol.11「組曲空想」脚本・演出東京俳優市場「まちあるき」演出SUPER☆GiRLS主演ミュージカル 超絶☆歌劇団VOL.2「SUPER☆WORLD」脚本・演出 ロデオ座ヘヴン「青い童話と黒い音楽」脚本SHOTGUNプロデュース『BULLETS ASSORTED』(短篇「お願い、神様!」脚本)★その他日本神話バラエティ「かみばな」(「海幸彦山幸彦」の回)脚本御ピース「つわものディストラクション」作詞カンフェティかわら版「ほさかようの空想劇場」欄外連載ENBUゼミナール演劇コース講師事務所演技レッスン講師とまぁ、並べてみるとなんと、なんともたくさん、なんとも一貫性なくやらせていただきました。敢えて言うなら音楽に比重を置いたお仕事が多かったような。本当にありがとうございます。来年は1月の空想組曲番外公演「女王の盲景」からはじまり、2月にCLIEプロデュース「うさぎレストラン」、3月ENBUゼミナール卒業公演と連投します。来年もほさかようと空想組曲をどうぞよろしくお願い致します。ではではよいお年を。
2013.12.31
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