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2011年04月17日
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医師も認めるあくびが「うつる」感覚だが…



あくびといえば気になるのが、「なぜ他人へうつるのか?」ということ。オフィスでうっかりあくびをしたら、隣の同僚も続けて「ふわぁ…」とやり、思わず苦笑いをした経験がきっと皆さんにもおありだろう。

この長年の疑問について、池袋スカイクリニックの須田隆興先生に聞いてみた。そもそも、あくびは本当に“伝染”しているのか?

「個人的な経験としてはうつるようにも感じますが、科学的に考えると、やはりそれはあり得ないと思います」

須田先生も、さも伝染しているかのように錯覚することは多々あるそうだが、あくびを生理学的でひもといていくと、別の説明が成り立つという。

「あくびがうつる状況というのは、複数の人々で同じ環境を共有しているケースが多いと思います。あくびは睡眠不足、疲労、満腹の際に、脳の奥にある視床下部という部位からの指令で起こるもの。たとえば職場の同僚であれば、だいたい似たような時間帯にランチを済ませ、満腹感を覚えるタイミングも近くなりますよね? つまり、同条件を共有しているから、同じタイミングであくびが出やすいのだと考えられます」

確かに長時間の会議など、複数の人が「だるいなあ…」と感じる場ではあくびの伝染が起こりやすい気はする。日ごろからお疲れ気味な社会人が集まって、同じタイミングで腹を満たせば、自ずとあくびをしたくなるタイミングも重なるということか。

「目で見た情報を認識するというのは、脳にとって意外と高度なアクションですから、反射であくびを連鎖させるのは決して簡単なことではないんです。もしも、そういった反射であくびが連鎖するとしたら、環境や状況に関わらず、もっと短いタイムラグで、より多くの人に伝播しなければおかしいでしょう」

たとえば10人で会議を行っている最中、2人があくびをすると、「うつった!」とつい大袈裟にはやしたてたくなるが、「10人中2人なら、割合としては決して高くありません」(須田先生)という言葉には納得せざるを得ない。


(R25編集部)
http://news.goo.ne.jp/article/r25/life/r25-20110411-00005899_2.html






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最終更新日  2011年04月17日 19時21分46秒


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