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ここ2週間の中で印象に残ったのは先週担当した研修で、マネジャー(部下なしも含め)を対象とした公開コースで約10社計25名の方が参加したものでした。講座名はマネジメントベーシックセミナー」この研修、講師側から一方的にマネジメントはこうすべし!という講義はなく演習を通じて自身のマネジメントに対するモノの捉え方、人への関わり等を振り返る進め方で展開しました。演習は「あなたはある会社の社長室室長として外部招聘されました。その会社の経営はうまくいっておらず、建て直しに向け提言をせよ!」というもの。通常こういう演習だと膨大な情報が書かれた資料を渡され読み込むというのがパターンなのですが、ユニークなのは、そのような情報は自分から取れというもの。つまり、受講者へは上記課題にプラスその会社の組織図を添付したA4ペーパー2枚だけ渡し、欲しい情報は別途受講者の方から申し出るというスタイルでした。要は不透明な状況の中で、自分なりに物事を判断して主体的に意思決定をするというプロセスを体験させるのがポイントなのです。この研修も5グループに分け、それぞれ講師が張り付くもので私も1グループを担当しました。私自身、この研修で発見したのは様々な情報を収集した後、それらをどう分類するか、フレーム思考をもっているか否かでその後の展開が変わるという事。たとえば、あるグループはヒト、モノ、カネなどの経営資源に情報を分けてある程度、状況を構造化できていました。私が担当したグループの特徴は、一人ムードメーカー的なよく喋る受講者がいてその明るい雰囲気にみんなが良い意味で影響を受け、ものすごく楽しいグループでした。ただ、深く考えたり、本当にそうなのか吟味したりすることなく突っ走る傾向があり現状の状況を構造化することなく、提言というアプローチに走っていたのでブレーキをかけながら場を見守りました。終わってみて思いましたが不透明な状況の中で、ある成果、目的に向けてどんな情報が必要かを受講者自ら考え、それらの情報を組み合わせながら現状に対する仮説を立てその仮説の背後にある根本的な要因を踏まえて、状況全体を構造化。その上で、ビジョンと達成に向けたシナリオを提言するという一連のプロセスを訓練するというこの研修は受講者からの評価も高く視野の狭さ、物事を捉える視点の偏り、フレーム思考のなさを痛感したなど多くのインパクトを与えたようです。私自身も面白く関われた研修でした。
2006.06.18
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久々に日記を書きます。先週、今週と新人を教育する「OJTリーダー」を対象とした研修が2本と新人研修、アセスメント研修を担当しました。印象的だったのは、昨日まで2日間で実施した「OJTインストラクター研修」。その中で、新人に対する指導場面をシュミレーションするセッションがあり現実の職場シーンを想定して、受講者の方に指導役と新人役に分かれてもらい1対1の指導場面をロールプレーイングで行いビデオに撮るというもの。ビデオには7分録画、振り返り、VTR再生、もう一度録画、振り返り、VTR再生と1人あたり約90分×5人~6人とたっぷり時間をかけるもので多くのパターンは1回目のシュミレーションではリーダーがほとんど喋りっぱなしで新人は「はい」「わかりました」という回答。他のメンバーから「もう少し新人に考えや思いを喋らせたほうが良い」「ミスをしないための改善行動を訊いた方が良い」などのコメントを踏まえ2回目には変化が起きます。このセッションでは、参加者17名を3グループに編成して、それぞれ講師が張り付きます。私が担当したグループには熱血感あふれるリーダーがいらっしゃいました。場面は、頼んだ資料を自分というリーダーを通さずに新人が課長に提出。しかし、その資料にミスがあったというもの。リーダーの「おい、○○(新人の名前)! おまえ俺に勝手に資料を 課長に提出してその資料にミスがあったんだって?」新人は「はい。リーダーがお忙しそうにされてましたし、以前にも作成したことが ある資料だったので、自分で作成しました」こんな会話からロールプレーイングが始まりました。その後、2人のやり取りが続き、ついにリーダーは切れてしまいます。リーダー「おれ、もうお前の指導員、降りるよ!なぜならお前は俺との約束を破ったから」リーダー曰く、「今の段階(入社2か月)では、自分で考えて判断するところまでは やってもいい。でもその判断の結果は俺にまず言え!こういったはずだ それをお前は破った」ロールプレーイングという、いわば職場のシーンを疑似体験しているわけですが現実のシーンをみているような張り詰めた空気が流れていました。相手役を演じた受講者も「ビビッてしまいました」と感想をもらしていました。この受講生は本気になって俺はお前を指導する!単なる業務知識を伝えるだけが俺の役割ではない!組織人として外に出しても、どの部署に行っても恥ずかしくない人材に育てる!そんな「軸」をもったリーダーでした。巷、新人の考えている事がわからなくて世代間ギャップも輪をかけて、腫れ物に触るような接し方をしたり片手間で業務手順を教えることがリーダーだ!人間関係が壊れる事を恐れて厳しい事がいえない、などと腰砕け的なリーダーが多い中で、久々に気持ちの良いリーダーでした。私は講師として、彼らのロールプレーイングを撮影、受講者のコメントを引き出したりリーダー役の人に気づきを与えたり、アドバイスをしたのですがこのセッションは私が本当にやりたかった、受講者と直接的に関わるというニーズにぴったりのもので、とても疲れましたがすがすがしい気持ちになりました。
2006.06.03
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