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2012.11.02

「炭水化物」中心の食生活は、認知症リスクを高める可能性がある。新しい糖尿病治療法・糖質制限食・糖質制限食の実践

(1)

テーマ：正しい食育ってなに？(1642)

カテゴリ：生活習慣病について

＞「炭水化物」中心の食生活は、認知症リスクを高める可能性があると言われます。

というのです。
でも、なんかへんだな～？
いくつかのサイトやブログから記事を拾ってみました。

「肉・卵・牛乳・油脂類をよく食べるグループ」は、
『ご飯・味噌汁・漬け物をよく食べるグループ』
『植物性食品をよく食べるグループ』に比べて、
「知的能動性」が低下せずに保たれるという報告もあります。

知的能動性とは「探索」「創作」「余暇活動」などの知的活動能力です。

知的能動性が低下していけば、認知症コースまっしぐらですね。

すなわち、ご飯・味噌汁・漬け物の炭水化物たっぷりパターンだと認知症になりやすい。
動物蛋白や油脂をしっかり食べるパターンは認知症になりにくいということです。

「カロリー制限食」　認知症になりやすい。
「糖質制限食」　　　認知症になりにくい。

そのようにも読み取れますね。

知的能動性とは「探索」「創作」「余暇活動」などの知的活動能力です。
これは自分の努力次第で可能ですね。

J Alzheimers Dis誌オンライン版2012年7月17日号の報告で、試験開始前に認知機能が正常であった937名のうち、200名が、軽度認知障害または認知症であると診断されました。

軽度認知障害または認知症のリスクは、炭水化物の摂取割合が高いと上昇し、
脂質の摂取割合、タンパク質の摂取割合が高いと減少しました。
http://diabetes01.livedoor.biz/archives/65775701.html

次のサイトからは、冒頭の部分だけ紹介します。

「炭水化物」中心の食生活は認知症リスクを高める可能性あり

まさにボクの食生活が「炭水化物」です。
ボクが認知症になったらこの学説を認めます。
（以下略）
http://www.facebook.com/harikyu3989/posts/255894987860905

同感です。為谷も認知症になったらこの学説を認めます。

糖尿病治療に 低炭水化物療法を取り入れている医師は大喜びですね。
糖尿病だけでなく、認知症も予防できる、というのですからね？

J Alzheimers Dis誌オンライン版2012年7月17日号の報告で、試験開始前に認知機能が正常であった937名のうち、200名が、軽度認知障害または認知症であると診断されました。

軽度認知障害または認知症のリスクは、炭水化物の摂取割合が高いと上昇し、脂質の摂取割合、タンパク質の摂取割合が高いと減少しました。

「炭水化物」中心の食生活は認知症リスクを高める可能性があるということですね。

「肉・卵・牛乳・油脂類をよく食べるグループ」は、『ご飯・味噌汁・漬け物をよく食べるグループ』『植物性食品をよく食べるグループ』に比べて、「知的能動性」が低下せずに保たれるという日本の報告もあります。（＊）

知的能動性とは「探索」「創作」「余暇活動」などの知的活動能力です。

知的能動性が低下していけば認知症コースまっしぐらですね。

すなわち、ご飯・味噌汁・漬け物の炭水化物たっぷりパターンだと認知症になりやすいけれど、動物蛋白や油脂をしっかり食べるパターンは認知症になりにくいということで、J Alzheimers Dis誌の報告と同じ結論です。

炭水化物摂取のリスク、恐るべし！　 (→ο←)　

（＊）熊谷修ほか　「老年社会科学」1995；16：146-155.

江部康二
http://koujiebe.blog95.fc2.com/blog-entry-2183.html

現在の日本においてこの説は矛盾しているのではないでしょうか？
40年くらい前までは、日本人は主食としてコメをしっかり食べて、
哺乳類の動物性食品の摂取は少なかったのです。
そういう時代に認知症患者がどれほどいたのでしょうか？
それと比べて、現代は、コメの消費量が減り、
哺乳類の動物性食品の摂取が増えている。
それにもかかわらず実際には認知症患者が増えている。
矛盾していませんか？

為谷は肉食こそが認知症の原因だ、と思っているのですが、
J Alzheimers Dis誌オンライン版2012年7月17日号の報告に
完全に否定されてしまいました。

そう思わざるを得ないんですよね。　（明日に続く）