ヘル★ニャーバイオリン日記

ヘル★ニャーバイオリン日記

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

キアリーノ(ITA)

キアリーノ(ITA)

カテゴリ

カテゴリ未分類

(1)

バイオリン地獄

(18)

VSヘルニア

(0)

中国語講座

(0)

ネコの家

(0)

べんちゃら日記

(0)

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

海のくまさん@ チン型取られちゃったw http://onaona.mogmog55.net/wfp6m6-/ 俺…
開放感@ 最近の大学生は凄いんですね。。 竿も玉もア○ルも全部隅々まで見られてガ…
まさーしー@ なんぞコレなんぞぉ!! ぬオォォーーー!! w(゜д゜;w(゜д゜)w…
地蔵@ 驚きのショックプライスw コウちゃんがこないだ教えてくれたやつ、…
ダル伊藤@ ズ ル ム ケ自慢の奴涙目w 包.茎の方がピストンしてる時に、皮がこ…

カレンダー

2005/05/26
XML
カテゴリ: バイオリン地獄
♪ケ~デ~ハ~ゲ~

♪毛~で~ハ~ゲ~
髪の毛に不自由をなさっていらっしゃる皆さん、大変申し訳ない。
僕には、第九がこのように聞こえます。

誰にも言ったことは無いけれど、
かなり長い間「ハゲノウタ」(一部の方、ごめんなさい)
とさげすんでいたこの曲に、今度は僕が苛まれることになった。

僕を苛むのは、「スラー」だ。

スラーとは、いくつかの音を一度に連続して引く奏法
(奏法というほどたいそうなものではないが)のことだ。

「ド・レ・ミ」ではなく、「ドレミ」と弾くのです。
・・・・・活字で分かるわけがないね。
バイオリンにおいては、、弓をダウンして「ド」、
アップして「レ」、ダウンして「ミ」と、
弓の一度の上げ下ろしに対して、ひとつの音を奏でるのではなく、
弓を一度下ろすか上げる間に、「ドレミ」と連続して弾く。これが憎きスラーだ。

僕は大きな間違いをしていた。
バイオリンとは弓の上げ下げ一回ごとに、ひとつの音を鳴らすものだと思っていた。
ところがそうではないのだ。弓の一度の上げ下げの間に、いくつも音を出すのだ。

世界記録はいったいどれくらいなのだろうか、という馬鹿げた疑問が頭をかすめる。

ま、とにかく僕はこの「スラー」がうまくできない。
教本の一番最初に載ってる「ハゲノウタ」にもやはり、スラーがあるのだ。
ハゲノウタは、ドレミファソ~~がちゃんと弾ければ、特に難しいことは無い。
どちらかというと、初心者の僕でもかなり気分よく弾ける曲だ。


スラーがシレーっと顔を出し、僕の恍惚を中断させる。気分は台無しだ。
スラーさえなければちゃんと弾けるのに、
スラーおかげで体はギクシャク、
音はギコギコになる。

「ふぬ~!なにがスラーじゃ、
 ♪お前なんか『ズラー』って呼んでやるYo!
 ♪『ハゲノウタ』にお似合いYo!」
(本当にごめんなさい)

などと、ラッパー並みのアイロニーで罵倒するも、
一人暮らしの33歳男が、楽譜に向かってわめく姿は大変むなしく、わびしい。
猫たちも大アクビだ。

よく考えると、スラーなんかしなくても、曲は弾けるんじゃないか。
というか、そのほうが気分よく弾けるし、つまることもない。
「一弓一音」(いっきゅういちおん)。
まるで、「一球入魂」のようじゃないか。カッコいい。
そのうち、「一弓一音」方式ががスズキメソッドのように、
「●●(僕の姓)メソッド」と呼ばれる日が来るかもしれない。

僕は経営者だ。経営者たるもの、世の中に無い価値を生み出して、
それを広げてこそ、うんぬんかんぬん・・・。

と、「●●メソッド」を確立すべく、どこかの何かに対して決意を表明し、
当分の間は「ズラー」と決別することにした。

とにかく、僕は頭髪に不自由していない。「ズラー」など必要ないのだ。
それから、頭髪、毛髪がらみはもういやだったので、「ハゲノウタ」もやめて、
センセーに無断で、次の曲の練習することにした。

つづく

PS・・やっぱり将来的なことを考えると、ズラーは今やっといた方がよい?





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2005/05/27 06:26:00 PM
コメント(6) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: