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2015.07.09
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カテゴリ: アクション映画
0096 TICKER –special edition-

『TICKER』オモテ面

【スタッフ】
・監  督  アルバート・ピュン「サイボーグ」「ネメシス」

【キャスト】
・スティーヴン・セガール(大塚周夫)「沈黙の戦艦」「暴走特急」
・デニス・ホッパー(堀勝之祐)「スピード」
・トム・サイズモア(大塚芳忠)「プライベート・ライアン」
・ジェイミ・プレスリー(渡辺美佐)
・ナス(中國卓郎)
・チリ[TLC](山門久美)

『TICKER』ウラ面

【仕  様】
・型  番  PIBF-7255
・製作年度  2001年

・原  題  TICKER
・収  録  100分
・音  声  1.オリジナル[英語](2chステレオ)
       2.日本語(2chステレオ)
       3.英語(5.1chサラウンド)
・字  幕  1.日本語字幕
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタ・サイズ
・そ の 他  片面2層ディスク、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本国内向、セル専用
・発  売  株式会社アートポート、株式会社アート・ネット
・販  売  パイオニアLDC株式会社

       2.劇場版予告編
       3.ビデオ版予告編
       4.TVスポット(15秒バージョン)
       5.スタッフ&キャストプロフィール(静止画)
       6.解説書封入


【ジャケット】
・オモテ面:なし
・ウラ面 :サンフランシスコ壊滅の危機を阻止せよ!!
       伝説の元IRA最狂の爆弾魔 VS 最強の爆弾処理班

オモテ面は、スティーヴン・セガール君が中央にふんぞり返っているが、出番は少ない。(汗)
トム・サイズモアとデニス・ホッパーの対決が主軸である。
――まあ、こういうのも、悪くないかな。(笑)
『special edition』なのは、劇場公開版に約 8分の衝撃の未公開シーンが追加されているからだそうだ。誰だ、そんな余計なことをしたの?(笑)
短いままで十分。
拷問時間が 8分のばされた気分だ。(苦笑)

『TICKER』ピクチャー・ディスク

【感  想】
「お客サマは、スティーブン・セガール」

公開時は『沈黙のテロリスト』という邦題だったらしい。それが諸般の事情から、ビデオ化に当たって『TICKER』でリリースされている。おそらく、9.11の影響だろう。
正直、そんなことを斟酌する必要がないくらい出来の悪い作品だった。世の中には“箸にも棒にもかからない”作品はたくさんあるが、一番罪深いのは、フラストレーションのたまる作品である。本作品も、そんな作品の一本である。(嘆息)

「スティーブン・セガールのDVDがたくさんあるな」と気づいて観始めたのが、昨年の 3月頃のこと。それから10ヶ月。延べで17本を観た。面白いものもあったが、ほとんどが駄作だった。荒唐無稽の脚本ならまだしも、演出やカメラ、編集までもが稚拙だと、頭が痛くなって熱が出て来る。それでも、セガール・アクションが観られれば、ファンとしては溜飲を下げることが出来る。
ところが、S.セガールが出て来ても、ほとんど“顔だけ”というパターンの作品も多い。アクションも最低限。本作品が、そんな感じである。

S.セガールは、爆弾処理班のチーフという役所だが、ほとんど『太陽にほえろ!』の“石原裕次郎”状態。椅子に座ったまま部下の報告を待っている。然も、バストショットよりカメラが寄っているから、スクリーンは顔だけ。いま何処にいるのかも分からない。(笑) これまでにも似たような処理の仕方を見て来たが、本作品は徹底している。何せ、戦場を回想するシーンでは、顔すら映らない。「なんだ、コレ?!」である。アクション・シーンもあるにはあるが、薄暗がりでバタバタしているだけなので、全く楽しめない。
明らかに客演くらいの出番しかないのに、あたかも主演であるかのようにポスターやジャケットにデカデカと名前を出すのは、やめましょうよ。(嘆息)

本当の主演は、トム・サイズモア。オタクくんのSF映画『レッドプラネット』に出ていたっけ。
対する爆弾魔をデニス・ホッパーが演じている。『スピード』と『ハートに火をつけて』のキャラクタを足して2で割ったカンジ。脚本家にも監督にも、想像力のカケラもないな。
他の出演者は皆、シロートさん。特典を見ると、どうやらデビュー間もない歌手やダンサーのようだ。いまは名前を聞かない人たちだから、早くも消えたらしい。音楽活動もしているセガールの縁故かも知れない。

物語は、車を爆破されて妻子を失った刑事のお話し。彼は、たまたまテロリストのグループと出くわし、女を逮捕する。その女は、実はグループのリーダが惚れた女だった。女を取り戻すため、リーダは街中で爆弾を爆発させる。女を解放しなければ、もっと被害が出るぞ、と――。もたつく警察の対応に、爆破の被害が相次ぐ。独断で捜査を続ける刑事は担当を外されるが、それを拾い上げたのは、爆弾処理班だった。
……というワケで、やたら爆破シーンが出て来る。ライブラリか他の作品の流用らしきカットもあるが、製作費の大半は、これに注ぎ込まれような印象だ。
だからかも知れないが、ドラマの部分は、セットも組めないほど疎かにされている。このバランスの悪い仕上がりは、プロデューサというより、監督さんの無責任さに起因しているように思える。

監督は、『サイボーグ』や『ネメシス』のアルバート・ピュン。最近、見かけないなぁと思っていたが、こんな作品を撮っていたんじゃね、声はかからないだろうなぁ。

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Last updated  2015.07.09 20:45:35
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