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2015.08.07
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0125 ファイナル・デッドコースター/ファイナル・デスティネーション3

『ファイナル・デッドコースター』オモテ面

【スタッフ】
・監  督  ジェームズ・ウォン
・脚  本  ジェームズ・ウォン、グレン・モーガン
・製  作  ジェームズ・ウォン、グレン・モーガン、クレーグ・ペリー
・編  集  クリス・ウィリンガム

【キャスト】
・ウェンディ…メアリー・エリザベス・ウィンステッド
・ケヴィン……ライアン・メリマン
・イアン………クリス・レムシュ
・エリン………アレックス・ジョンソン
・フランキー…サム・イーストン

『ファイナル・デッドコースター』ウラ面

【仕  様】

・製作年度  2006年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  FINAL DESTINATION3
・収  録  本編DISC:本編(通常版) 93分、特典DISC 40分
・音  声  本編DISC:1.英語(5.1chサラウンド)、2.日本語(2.0chステレオ)
       特典DISC:1.英語(2.0chステレオ)
・字  幕  本編DISC:1.日本語字幕、2.吹替用字幕
       特典DISC:1.日本語字幕
・サ イ ズ  本編DISC:16: 9 LB シネスコサイズ
       特典DISC:16: 9 LB ビスタサイズ(一部 4: 3)
・そ の 他  本編DISC:片面2層、特典DISC:片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、

・発 売 元  ギャガ・コミュニケーションズ
・販 売 元  松竹株式会社ビデオ事業室
・2006年劇場公開作品
・[本編DISC内容]
       ●本編(通常版)

 [特典DISC内容]
       ●メイキング
       ●スペシャル・メイキング(『ファイナル・デッドコースター』撮影日記)
       ●オリジナル予告編
       ●オリジナルTVスポット(3種)
       ●日本版予告編
       ●日本版TVスポット

『ファイナル・デッドコースター』ピクチャディスク1

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :『ファイナル・デスティネーション』シリーズ最高傑作にして最終章!
      “死のドミノ倒し”から目が離せない!!
        00年『ファイナル・デスティネーション』の凄惨な飛行機事故に始まり、
        03年『デッドコースター』では、未曾有のハイウェイ衝突事故。
        そして、次なる“死の運命”の舞台は…?!

オモテ面もウラ面も、一気にB級ホラー映画っぽいジャケットになった。(笑)
ローラーコースターの安全バーを握りつめて顔をひきつらせているイラストは、なるほど、ローラーコースターに潜む恐怖を呼び起こす。いいアプローチだが、右上の悪魔(?)の像は、本編にも登場するが、この配置は陳腐だなぁ。
ウラ面は、悲鳴を上げるキャストの顔が並ぶ。ここはイメージだから善いが、下方に並んだ本編からキャプチャした画像はいただけない。同じような構図ばかりで、バリエーションが足りないのだ。やっぱり作品に対する愛情が足りないなぁ。(汗)

『ファイナル・デッドコースター』ピクチャディスク2

【感  想】
「ツイてない奴はツイてない」

本シリーズをはじめて観て思ったことは「ツイてない奴って、とことんツイてないよなぁ」ということだった。(笑)

昔のことだが、友人が自損事故を起こしたことがある。事故現場の脇を通り過ぎる際に道路に飛び散ったオイルに滑って車が横転したのだ。車は全損したが、運転していた友人は奇跡的に無傷だった。同乗者にしつこく言われてシートベルトを締めた直後のことだったという。しかし、救急車で病院に連れて行かれたまでは良かったものの、バカだから自分で救急車から降りようとした。足がもつれ、“救急用”と書かれた立て札に頭から突っ込み、額から頭頂部にかけて10針以上縫う大怪我となってしまった。迎えに出た病院の人たちは「どんな大惨事があったんだ?!」と思い、一瞬にして緊張感が走ったという。(笑) 笑い話のようだが、事実である。もう20年くらい昔のことだが、幸いその友人はいまも生きている。

難を逃れたと思っても次のトラブルに見舞われることは、私たちの日常には意外とよくある。思い返すと、幾つか事例を挙げることが出来る。本シリーズのリアリティは、そんな各人の経験によるところが大きいだろう。だから、1作目に見られた超自然的な描写は、いまからすると余分かも知れない。本作品は、その辺のところが抑えられている。これは正解だろう。

賢い選択をしてみせたのは、ジェームズ・ウォン監督。1作目に続いて2回目の登板である。“北京の蝶”のように些細な事柄が巡り巡って被害者の死に繋がって行く様子が面白い。前作ではサッパリと見せたのに較べると、今回はネッチリキッチリ見せる。観客は、不穏な予感を抱きながら、今か今かとターゲットの死を見守ることになる。この手法はヒッチコックのスリラーを思わせる。現代的なアイテムや衝撃的な見せ方をしているが、極めて古典的な作風だと言える。

ローラーコースターに乗る時、私はいつもこの映画のような惨事が頭をよぎる。足がすくむような感覚に襲われる。鼓動がはやくなって手のひらがじっとりと汗に濡れる。特に、滑走が始まる前、カタコトと頂上まで登る間が最悪だ。「こんなのは正気の人間が乗るノリモノじゃない」と思う。みっともない話しだが、事実そうなので仕方ない。
乗らなきゃいいだけの話しだが、世の中には、そんなスリルが好きなヤツもいて、何故か私の周囲にはそんな変態ばかりが集まる。ついつい付き合うことになる。私が辛うじて大丈夫だったのは、浅草“花やしき”にあるやつだけ。面白いのは、ローラーコースターに大騒ぎで乗るヤツに限って“花やしき”のオバケ屋敷には絶対に入らないってことである。どうやら「ホンモノが出る」らしい。ムリに連れて入ろうとすると、足がすくんで動けないとか可愛らしいことを言う。そんな時、私は死神のようにほくそ笑む。「ホンモノを見に行こうよぉ~」(笑)

本作品の死に様は凝ってはいるものの、やはりコンピュータの力を借りるせいか、ややウソっぽい。リアルに事故現場を再現されても気持ち悪いだけだから、この程度で良いのかも知れないが、もう少しリアルな質感が欲しかった。
監督サンの狙いは、前述したように、ショックシーンよりも、ジワジワと“死”が迫って行く様子を丹念に描くことにあったようだ。デジタルカメラの写真から予兆を読み解こうとするサスペンスフルな設定も、その一助になっている。ショックシーンにはしるか、ギミックにはしるか、どちらかを選べと言われれば、私は後者を選ぶので、J.ウォン監督の作風は大変好みである。

主演はメアリー・エリザベス・ウィンステッド。ディズニー映画『スカイハイ』で敵役を演じていた方だ。どこか愛嬌のある顔立ちなのでホラー映画には向いていないような気がする。本作品では無難に演じてはいるが、コメディの方が似合うような気がするな。(笑) 今後の活動に期待したい。
オススメ!





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Last updated  2015.08.07 05:40:43
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