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2015.08.27
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カテゴリ: 邦画
0145 日本沈没(2006)

『日本沈没(2006)』オモテ面

【スタッフ】
・原  作  小松左京(小学館刊)
・脚  本  成島 出、加藤正人
・音  楽  岩代太郎
・監  督  樋口慎嗣
・製作統括  近藤邦勝
・エグゼクティブプロデューサー 濱名一哉
・プロデューサー 中沢敏明
・特技統括/監督補 尾上克郎
・特撮監督  神谷 誠

・ガファー  中野創平
・美  術  原田恭明
・録  音  中村 淳
・編  集  奥田浩史
・VFXプロデューサー 大屋哲男
・VFXスーパーバイザー 佐藤敦紀、田中貴志、道木伸隆
・DIプロデューサー 都築正文
・キャスティングディレクター 富田敏家
・スクリプター 河島順子
・助 監 督  足立公良
・製作担当  梶川信幸、坪内 一

・主 題 歌  「Keep Holding U」歌 SunMin Kubota(ビクターエンタテインメント)
・撮影協力  防衛庁、陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊、
       東京消防庁、海洋研究開発機構(JAMSTEC)
・製作プロダクション セディックインターナショナル
・製  作  「日本沈没」製作委員会(TBS/東宝/セディックインターナショナル/


【キャスト】
・草薙 剛※
・柴咲コウ
・及川光博
・福田麻由子
・吉田日出子
・柄本 明
・國村 隼
・石坂浩二(特別出演)
・豊川悦司
・大地真央

『日本沈没(2006)』ウラ面

【仕  様】
・型  番  GNBD-7380
・製作年度  2006年
・製 作 国  日本
・原  題  ----
・収  録  本編 134分+特典11分
・音  声  1.日本語(5.1chサラウンド/DD)
       2.日本語(5.1chサラウンド/DTS)
       3.音声解説(2chステレオ/DD)
・字  幕  1.日本語字幕、2.音声解説用字幕
・映  像  16: 9 LB シネマスコープサイズ
・そ の 他  片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向、セル専用
・発 売 元  セディックインターナショナル、小学館(910573)
・販 売 元  ジェネオンエンタテインメント株式会社
・映像特典  1.草薙剛※&樋口慎嗣監督による音声解説
       2.特報・予告編・TVスポット
       3.樋口慎嗣監督監修チャプター
・リリース  2007.01.19.

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :いのちよりも大切なひとがいる
       1億2000万人、すべての日本人に捧ぐ。

オモテ面は、主人公2人にタイトル、その下に焼けた日本の画像。雰囲気は、いいんですけどね。本編中に何度も、沈みゆく日本列島を上空から見た映像が流れる。けれど、出来映えがよくない。スキルやハード・ソフトの問題ではなく、センスの問題だな。全くリアリティがなかった。まだ、ジャケットの画像の方が、出来がいいかな。(笑)
ウラ面は、ゴチャゴチャ。(溜息) とてもスペクタクルをウリにした映画とは思えない。ちまちまし過ぎだな。ここは大胆なレイアウトが良かったな。

【感  想】
「オタク君のナルシシズム」

映画館で観てしまったことを自慢できない作品。(笑)

“あんな細っこい体でハイパーレスキュー隊員なんて勤まるか”とか、“和久井映見さんは『夏子の酒』のリスペクト出演だ”とか、主人公がヘタレ過ぎて話しにならないとか、言いたい放題、書き放題書きたいが、管理人に削除されるような気がする。(苦笑)

感想を書くために、今回、再鑑賞してみた。でも、正直、苦痛だった。二度も観るような作品じゃない。(こんなことを書くと削除されるゾ!)

本作品は、童貞のオタク君が撮った世紀の駄作。

ツッコミどころが満載すぎて、腹が立つ。(笑)
アメリカやカナダのB級デザスター映画(TVM)の方が、まだ可愛いってモンだ。(それに面白い)

まず、恥ずかしいくらい幼稚な脚本、ダイアローグに石を投げたくなる。これは、万人に共通した感想ではなかろうか。
総理大臣がハンパに内面を吐露する場面では、石坂浩二さんが気の毒になった。

おそらく、脚本家にも監督さんにも、政治や世界情勢に対する知識も見識もなかったんだろうなぁ。国家的規模の災害を表現するのに、これらを抜きにしては描けない。
猛勉強するとか、謙虚になって有識者の力を借りるとか、そういう努力を脚本なり映像なりに反映すべきだった。
……ま、そういうことの出来ないのが、オタク君のオタクたる由縁なんだろうけどね。(溜息)

たぶん、科学的な知識も欠落していたから“N2爆薬”なんて、架空のギミックが出て来ることになる。
どうせ荒唐無稽なら、B級デザスター映画みたいに、「 100メガトンの核爆発を起こせば、地球のコアを再始動させることが出来る!」くらいのアラワザを見せて欲しかった。
デタラメが出来る勇気がないなら、N2爆薬なんて出しちゃいけない。(笑)

みみっちいのは、スペクタクル・シーンにも現れている。どの場面もみんな中途半端。ヘンにカッコつけて、最後まで描き切っていない。
それしか特技がない監督さんなのに、中学生でも書かないような恋愛ドラマ(?)に力を入れたりするから、こうなる。

恋愛ドラマと言っても、主人公を演じるのがタレントさんなもんだから、見ていてイタイタしい。監督さんの演出も相応にヒドイが、とても大人の鑑賞に堪えうるものじゃない。
つくづく藤岡弘さんは大人だったなぁと思う。

それに、時間軸が不自然で、掘削船をアッと言う間に集めたのにも、笑った。
クルーズ船ですら、日本からパラオに運ぶには10日から2週間はかかる。それを、あれだけの大型船だ、作業を中断してメンテナンスし、外洋航行できるように養生して、ようよう出発。どこから来たのか知らないが、日本近海まで運ぶのに最低でも1ヶ月はかかるぞ。
まるでBBQに集まったご近所さんみたいな安直さは、いただけなかった。

主人公が、頻繁にあちらこちらに出没するのも、ヘンだ。
大災害の真っ最中に、移動手段だって確保できないだろうに、もんじゃ焼きの一行にキャベツを届けたり、ハイパーレスキュー隊のベースキャンプに現れたり……。どこでもドアでも持っているのか?

そもそも、沈没まで1年に満たない設定なのだから、タイムゲームの要素を持ち込まないと緊迫感が生まれない。いま現在、どの段階なのか、ハッキリしないストーリー構成は、明らかに失敗だろう。
ゴチャゴチャと火山が噴火したり津波が発生したりするだけ。日本人の海外脱出がどの程度まで進捗しているのかすら、伝えられない。
危機管理大臣が騒いでいるだけで、観客は置き去りだ。

そう、すべては幼いナルシシズムのなせるワザ。観客としては、不快なだけだった。

オススメ致しません!
本作品は“なかった”ことにして下さい!





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Last updated  2015.08.27 06:33:55
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