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2015.09.04
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0153 イタリアン・チェーンソー

『イタリアン・チェーンソー』オモテ面

【スタッフ】
・監督・脚本 ガブリエル・アルバネージ
・特殊効果  セルジオ・スティヴァレッティ

【キャスト】
・ダニエラ・ビルギリオ
・ダニエル・グラセッティ
・ジェンナロ・ディアナ
・サンタ・デ・サンティス
・ファビアノ・マラントルッコエンリコ・シルベストリン
・エリザベッタ・ロケッティ

『イタリアン・チェーンソー』ウラ面

【仕  様】
・型  番  ALCD-R0096

・製 作 国  イタリア
・原  題  IL BOSCO FUORI
・英  題  The Last House in the Woods
・収  録  86分
・音  声  1.オリジナル:イタリア語(ドルビーデジタル・ステレオ)
・字  幕  1.日本語字幕
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・そ の 他  片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向、レンタル専用
・発  売  株式会社エプコット
・販 売 元  株式会社エプコット

【ジャケット】

・ウラ面 :腕が!脚が!!
      狂気の森に響きわたるモーター音と断末魔の叫び!!
        ダリオ・アルジェント監督作品で
        特殊効果を担当するセルジオ・スティヴァレッティ
        (「デモンズ」「フェノミナ」「スタンダール・シンドローム」…)が

        強力バックアップ!!

オモテ面は、下手くそなデザインだ。タイトルの背景にチェーンソーの画像を配したのは仕方ないとして、走っている女性の姿を中心にしているのは、ちょっといただけない。確かに、彼女が主人公だとは思うが、彼女は“語り部”でしかない。それに、こんな画像しかなかったのだろうか? 鼻の穴ばかり強調されていて、ヘンだ。(笑)
その背景処理も、ぼんやりしていて好ましくない。森だろうか?
屋敷と、それに続く道が赤く照らされているのは、そこが惨劇の舞台だって言いたいのだろう。これは、デザイナーの良心だな。
全体的に、ぼんやりとしており、エッジが立っていない。いまの時代、こんなにぼんやりしていては、誰も手に取らないゾ。もっとクリアでシャープに仕上げなければ……。
ウラ面は、まずまずの出来映え。使われた画像もシャープだし、雰囲気も伝わって来る。

【感  想】
「歪な親の愛情なんて認めない」

イタリアのホラー映画と言うと、真っ先にマリオ・ヴァーバやダリオ・アルジェントのジャロが思い出される。
それから、『サンゲリア』。気持ちが悪くなるような残酷描写のインパクトが強かった。

本作品は、その両方を兼ね備えている。善くも悪くも、血まみれのブッ壊れた作品だった。

――成り行きで元カレとHしてしまった主人公。山中の路肩に寄せた車の中で身繕いしているところに、3人組の暴漢が現れる。
危ないところを助けてくれたのが、車で通り掛かった1組の夫婦。夫の方が、銃で暴漢たちを追い払うと、ケガをした元カレを治療すべく、2人を夫婦の家へと招いた。
そこは、人里離れた山奥深くの屋敷だった。
……というお話し。

怪しさに満ちた展開だが、前半は結構ダルい。何よりヘンテコな音楽が、かったるい。(笑) さほど古い映画ではないと思うのだが、このセンスは何だろ? ちょっと理解に苦しむ。
せっかく無軌道な若者連中が出て来ても、ハラハラしない。主人公がいつまでも胸のボタンを閉めずに、はだけていてもドキドキしない。
むしろ「いつまでも、そんなカッコしてるから襲われるんだよ」と思ってしまう。(失礼!)

そんな案配だから、主人公の女性のツイてなさは、結構笑える。
“み~た~な~!”と言わんばかりに屋敷で襲われるに及んでは、「おいおい、本気かよ」と画面に向かってツッコんでしまった。ちょっと日本の物悲しい怪談話に似た展開だった。(もともとイタリアン・ホラーは、ちょっと哀しい作品が多い)

確かに、親の愛と言ってしまえば、それまでだが、個人的には、育てる義務を放棄した親の姿に共感できなかった。
どれほど多くの親たちが、我が子が社会に適応できるように育てることに努力しているか、本作品の製作者たちは考えたことがあるのだろうか。

私には、こんな作品は、認められない。

子供を隠している理由を説明されて、「はい?」と思った。

子供に与える“食事”について説明されても、「はぁ?」としか思えなかった。

ラストの地下室の秘密が明かされても、「あ~……」としか言いようがなかった。

きっと、親の愛情を知らない利己的な人たちが、脚本を書いて演出したのだろう。そうでなければ、こんな稚拙で薄っぺらな作品にはならない。

ただのスラッシャ映画に仕上げてくれた方が、よっぽど良かった。頭が悪い“井の中の蛙”がヘタに何か表現しようとするから、こうなる。

オススメ致しません!
廃棄しましょう!





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Last updated  2015.09.04 07:33:39
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