B級映画ジャケット美術館

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2015.09.11
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0160 ザ・コア

『ザ・コア』オモテ面

【スタッフ】
・監  督  ジョン・アミエル
・脚  本  クーパー・レイン、ジョン・ロジャース
・製  作  デヴィッド・フォスター、クーパー・レイン、ショーン・ベイリー
・撮影監督  ジョン・リンドレー(A.S.C.)
・製作デザイン フィリップ・ハリソン
・編  集  テリー・ローリングス(A.C.E.)
・衣  装  ダン・レスター
・視覚効果監督 グレゴリー・L.マクマリー
・音  楽  クリストファー・ヤング


【キャスト】
・ジョシュ……………アーロン・エッカート(大塚芳忠)
・レベッカ……………ヒラリー・スワンク(魏 涼子)
・エド…………………デルロイ・リンドー(島香 裕)
・ジムスキー博士……スタンリー・トゥッチ(谷 昌樹)
・ラット………………D.J.クォールズ(松野太紀)
・パーセル将軍………リチャード・ジェンキンス(有本欽隆)
・サージ………………チェッキー・カリョ(土師孝也)
・アイバーソン船長…ブルース・グリーンウッド(金尾哲夫)
・スティックリー……アルフレ・ウッダード(松岡洋子)

『ザ・コア』ウラ面

【仕  様】
・型  番  PIBF-1534
・製作年度  2003年

・原  題  THE CORE
・収  録  本編 134分+特典51分
・音  声  1.英 語( 5.1ch サラウンド/ドルビーデジタル)
       2.英 語( 5.1ch サラウンド/DTS)
       3.日本語( 5.1ch サラウンド)

・字  幕  1.日本語字幕、2.英語字幕、
       3.吹替用字幕、4.解説用字幕
・サ イ ズ  16: 9 LB スコープ・サイズ
・そ の 他  片面2層ディスク+片面1層ディスク( 2枚組)、MPEG-2、COLOR、
       DOLBY DIGITAL、NTSC 日本国内向、セル専用
・その他2  パラマウント映画提供、
       デヴィッド・フォスター+クーパー・レイン+ショーン・ベイリー作品、
       スコープ・サイズ(パナビジョン、 1×2.40)、カラー(デラックス)、
       ステレオ(ドルビー、DTS)
・日本公開  2003年 6月 7日(配給 ギャガ=ヒューマックス共同)
・日本語字幕翻訳 林 完治
・日本語吹替翻訳 大川直美
・日本語吹替演出 清水洋史
・発 売 元  ジェネオンエンタテインメント株式会社
・本編ディスク(本編 134分+予告編 7分)
       1)16: 9 スクイーズ・マスター(スコープ)
       2)ドルビー&DTS・ダブル 5.1ch音声
       3)日本語吹替( 5.1ch)
       4)監督の音声解説(英語 2ch)
       5)日本語字幕、英語字幕、吹替用字幕、解説用字幕
       6)オリジナル&日本版予告編( 7分)
       7)ピクチャー・ディスク
・特典ディスク(特典 44分、音声:英語 2.ch、字幕:日本語、 4: 3 収録)
       1)未公開シーン(監督の説明付き)(14分)
       2)メイキング「地球の中心へ」(11分)
       3)SFXの舞台裏(19分)
         A.プリ・ヴィジュアライゼーション
         B.トラファルガー広場
         C.ローマ
         D.ゴールデン・ゲイト・ブリッジ
         E.水晶洞
       4)ピクチャー・ディスク

※ピクチャーディスク

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :映画史上初。地球内部を完全映像化!衝撃のSFX超大作!!
        地下3,000キロ、地球の心臓部《コア》
        そこは、想像を遥かに超えた神の領域。

初回限定版は、アウター・ケース仕様だった。光の線にそってケースが分かれて、中からトール・ケースが出て来る仕組み。なかなか凝っていた。(笑)
オモテ面は、B級デザスター映画には敵わないものの、なかなかのデザインだ。主要登場人物6人の顔が並んでいるが、これが余分かなぁ。(笑)
ウラ面は、情報量が多いが、キチンと物語を伝える画像が配置されている。細かい配慮だ。
観る前は、何の画像か分からないが、観た後だと納得できる。いいジャケットだ。

【感  想】
「空想科学映画」

本作品が好きだ。(笑)
好きな理由は、ハードSFではなく、空想科学映画のような雰囲気を持っているからだ。或いは、古いSF映画のエッセンスが詰まっていると言ったらいいだろうか。

地球に危機が訪れ、科学者や軍人がよってたかって対策を検討、突拍子もない解決策を編み出す。あろうことか、大した理由もなく、そいつを実行する。たいてい「時間がない!」とか、そんな理由。(笑)

ヘンテコな最新兵器なんかも登場する。海底軍艦とか円盤型有人戦闘機とか……。地球は辛うじて危機を回避する。
――ま、私のイメージは、そんなトコだな。

エキスパートが大勢登場するのに、何故か主人公はシロート。専門知識は薄いのに、人望だけは厚い。彼が何か言うと、間違っていても、その通りになってしまう。(笑)

地球にロケットをたくさん付けて動かそうとしたり、いきなり無敵の戦艦が出て来たりする、あれだ。(笑)
バカバカしいと思いつつ、妙ちきりんな説明をされると、つい「あー、そうなんだ」と納得してしまう。(←バカですね)

本作品はそんな映画である。

――ボストンで、ペースメーカーの使用者32名が、時を同じくして亡くなる。
また、ロンドンのトラファルガー広場では、鳥たちが狂ったようにビルや車にぶつかり始める。
そして、スペースシャトルが用水路に不時着する事件が起きて、いよいよ事態は深刻さを帯びて来る。
地球物理学のジョシュ・キーズ博士は、一連の事件を調べるうちに、或る結論に辿り着く。それは、俄には信じられないものだった。
しかし、ほどなくして、キーズ博士は聴聞会に呼び出され、説明を求められる。彼は、政府首脳の前で「あと1年で地球は滅亡です」と自説を披露することになる。
……というお話し。

異常気象の原因が、地球のコア内部の対流が止まったことだと判明した辺りから、物語は収束し、事態収拾のための活動に移って行く。意外と早い展開だ。無駄に広げなかったことは、賢明だった。

もともと、さほど予算のつかないB級映画だったらしい。
ラッシュを観たスタジオ側が出来映えを気に入り、スペクタクル・シーンを追加、撮り直しをして仕上げた作品だと聞いている。
だからかも知れないが、シナリオがコンパクトだ。

コアを爆弾で刺激して再度動かそうという計画を3ヶ月で実行してしまう。よほど必死で説得し、各方面の調整をしたに違いない。もっとも、画面からは、そんな切迫感は伝わって来ない。(笑)

どちらかと言うと、画面から伝わって来るのは、ふんわりした優しさだったり、呑気さだったりする。
何しろ、地底探査船“バージル”に乗って地球の中心、コアまで行くのは、6名。この6名のキャラがたっていて、滅法面白いのだ。

スペースシャトルのパイロットだったレベッカ・チャイルズ少佐(ヒラリー・スワンク)と、ロバート・アイバーソン船長(ブルース・グリーンウッド)。この2人がバージルを操縦する。
主人公のキーズ博士(アーロン・エッカート)と高エネルギー兵器の専門家でフランス人のサージ・レベック(チェッキー・カリョ)。
タレント科学者っぽいコンラッド・ジムスキー博士(スタンリー・トゥッチ)と、地底探査船の生みの親のエドワード・ブラズルトン博士(デルロイ・リンドー)。
彼らを地上からサポートする天才ハッカーのセオドア・フィンチ、通称“ラット”(D.J.クオールズ)。
これらのキャラクタは、抜群だった。セリフも軽妙でいいが、監督さんの演出も、いい。

『地底探検』を彷彿させる場面もあり、アトラクション・ムービーとしても楽しめる。TDSの“センター・オブ・ジ・アース”に代わって、“ザ・コア”にならないかな、と思ったくらい。本作品の映像とシナリオのままライドしてみたい。(笑)

科学的な考証にこだわる人には不向きだが、イマジネーションの広がりを楽しめる人には、断然オススメ!





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Last updated  2015.09.11 06:24:44
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