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2015.09.13
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カテゴリ: 邦画
0162 ローレライ

『ローレライ』オモテ面

【スタッフ】
・製  作  亀山千広
・原  作  福井晴敏「終戦のローレライ」(講談社刊)
・監  督  樋口真嗣
・主 題 歌  「モーツァルトの子守歌」Parformed by ヘイリー(ユニバーサル クラシックス)
・制作統括  島谷能成、関 一由、千草宗一郎、大月俊倫
・プロデューサー 臼井裕詞、市川 南、甘木モリオ
・協力プロデューサー 山田健一
・脚  本  鈴木 智
・音  楽  佐藤直紀

・撮  影  佐光 朗
・美  術  清水 剛
・照  明  渡邊孝一
・録  音  鶴牧 仁
・編  集  奥田浩史
・サウンド整音 中村 淳
・スクリプター 河島順子
・助 監 督  足立公良
・制作担当  森 賢正
・USユニット監督補 Cellin Gluck
・サウンドデザイン Tom Myers

・パウラ・ヘア/メイクデザイン 柘植伊佐夫
・水密服デザイン 出渕 裕
・衣装デザイン・制作 JAP工房
・VFXプロデューサー 大屋哲男
・VFXスーパーバイザー 佐藤敦紀、田中貴志

・企画協力  中島かずき
・フジテレビジョン 東宝 提携作品
・製  作  フジテレビジョン・東宝・関西テレビ放送・キングレコード
・制作協力  シネバザール
・東宝映画 作品

【キャスト】
・役所広司
・妻夫木聡
・柳葉敏郎
・香椎由宇
・石黒 賢
・小野武彦
・佐藤隆太
・ピエール瀧
・橋爪 功
・國村 隼
・鶴見辰吾
・伊武雅刀
・上川隆也
・堤 慎一

『ローレライ』ウラ面

【仕  様】
・型  番  TDV-15225R
・製作年度  2005年
・製 作 国  日本
・英  題  LORELEI
・収  録  本編 128分+映像特典 6分
・音  声  1.ドルビーデジタル 6.1ch サラウンドEX(オリジナル/日本語)
       2.ドルビーデジタル 2.0ch ステレオ(コメンタリー/日本語)
・字  幕  1.日本語字幕
・サ イ ズ  16: 9 LB シネスコサイズ
・そ の 他  片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、THX、
       NTSC 日本国内向、レンタル専用
・発 売 元  フジテレビジョン
・販 売 元  東宝
・リリース  2005.08.19.
・映像特典  予告編+TVスポット集

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :乗員日本人70名、全長 110メートルの自由。
      ミッションは東京への原爆攻撃を阻止すること。
      核発射まで、あと 1時間15分…
        衝撃のクライマックスへ、運命のカウントダウン!

邦画って、どうしてもこうも長々とスタッフやキャストの名前を列挙したがるのだろう。不思議だ。何もないのも寂しいが、このサイズにこれだけ詰め込まれると、デザインもヘッタくれもない。昔のレコードのLP盤くらいの大きさがあれば、別ですけどね。(笑)
オモテ面も、キャスト中心のデザインだが、役者のランク順に大きさが決められたようで、面白くない。律儀な日本人らしいが、それは作品の内容とは無関係だ。
このデザインはサイテーだ。

【感  想】
「アニメではないがアニメのような空想SF戦争映画」

『SPACE BATTLE SHIP ヤマト』がヒドかったので、本作品を引っ張り出して再視聴。「やっぱり」と言うか、「案の定」と言うか、本作品の方が、よほど『宇宙戦艦ヤマト』に近かった。(笑)

――広島に人類初の原子爆弾が投下され、日本の敗戦は間近に迫っていた。浅倉大佐の命令で潜水艦“伊-507”号の艦長を命じられた絹見少佐は、第二の原爆投下を阻止すべく出航する。
艦はナチスドイツから供与されたもので、極秘開発された“ローレライ・システム”が搭載されていた。それは周囲の状況を精緻に描き出す音響システムだった。
しかし、ローレライ・システムには、或る“秘密”が隠されていた。
……というお話し。

戦争映画というよりも、空想SF映画と言った趣き。日本が敗戦国となった第二次世界大戦のナマ臭さは、全く感じられない。もしかしたら、よく似ているだけで、私たちが住んでいる日本ですらないのかも知れない。――そんなことを思わせる仕上がりの作品だった。

ローレライ・システムの核となる女の子、パウラのポジションは、『機動戦士ガンダム』シリーズでニュータイプ能力を戦争の道具として使われるキャラクタたちと、共通するものがあったように思う。(或いは、『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイか……)
ストーリーの構成は『聖戦士ダンバイン』か。原作の『終戦のローレライ』は読んだことないが、本作品はアニメっぽい。特にサンライズの影響が強いようだ。『機動戦士ガンダム』『伝説巨神イデオン』『聖戦士ダンバイン』……。
そんなところが、戦争モノとしてはナマ臭さが希薄な理由かも知れない。

『宇宙戦艦ヤマト』は、人類を救うために地球を飛び立ち、イスカンダルで放射能除去装置を受け取って地球に帰還するまでを描く。
本作品は、日本を救うために潜水艦“伊-507”で旅立ち、米国艦隊を打ち破って第三の原爆投下を阻止する姿を描く。
――まぁ、物語なんてものは、骨子だけ抜き出してしまえば皆、似たようなものだ。だからこそ、描き方が重要になる。
本作品は、アニメのような登場人物の性格づけと演出ゆえに、『SPACE BATTLE SHIP ヤマト』よりも『宇宙戦艦ヤマト』に近いと感じたのかも知れない。“医者と一升瓶の日本酒”なんてイメージのせいもある。(笑)

東宝の大作映画らしく役者は勢揃い。フジテレビと共同製作らしく、スタッフやキャストに、その影響がうかがえる。

監督は、樋口真嗣さん。この方のセンスは、あまり好きじゃない。特撮監督としても、腕がいいとは思えない。実写ではなくアニメに近い画づくりだからだろう。マニアくん達にはウケるかも知れないが、一般的にはどうかと思う。――いや、やっぱり全然好きじゃないな。(笑) ただ、本作品は『日本沈没』よりはマトモに仕上がっている。その点は評価したい。

劇中、ヘイリーの歌が使われている点も評価したい。彼女の歌は、21世紀に入った頃、よく聴いていた。洋の東西を問わず、美しいものは美しい。世俗を忘れて、しばし透き通った歌声に身をゆだねる時間が欲しくなった。

彼女の歌に星2つ!
ちょっとだけオススメ!





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Last updated  2015.09.13 15:19:20
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