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2015.12.05
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0245 アイ,ロボット

『0245 アイ,ロボット』オモテ面

【スタッフ】
・監  督  アレックス・プロヤス
・脚本・原案 ジェフ・ヴィンター
       アキヴァ・ゴールズマン
・製  作  ローレンス・マーク
       ジョン・デイビス
       トファー・ダウ
       ウィック・ゴッドフリー
・撮影監督  サイモン・ダガン
・視覚効果監修 ジョン・ネルソン



・スーザン・カルヴィン…ブリジット・モイナハン(坪井木の実)
・サニー……………………アラン・テュディック(田中明生)
・アルフレッド・ラニング博士
          ……ジェームズ・クロムウェル(大木民夫)

『0245 アイ,ロボット』ウラ面

【仕  様】
・型  番  FXBA-24232
・製作年度  2004年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  I,ROBOT
・収  録   115分(本編)
・音  声  1.英 語 5.1ch DTS
       2.英 語 5.1ch サラウンド

・字  幕  1.日本語字幕
       2.英語字幕
・サ イ ズ  16: 9 LB シネマスコープサイズ
・そ の 他  片面2層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向、DVD、セル専用

・字幕翻訳  林 完治
・吹替翻訳  久保喜昭
・映像特典  1.音声解説1(監督:アレックス・プロヤス、脚本:アキヴァ・ゴールズマン)
       2.音声解説2(テクニカルスタッフによる音声解説)
       3.音声解説3(音楽指揮:マルコ・ベルトラミ)
       4.メイキング・オブ・「アイ,ロボット」
       5.スティル・ギャラリー
       6.FOX最新情報「エイリアン vs.プレデター」予告編
                「24」予告編
                「エレクトラ」予告編
・2004年劇場公開作品

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :驚愕の近未来アクション超大作!
      “ロボット三原則”が破られとき、未来は崩壊する
        ロボット三原則
        1.ロボットは、人間に危害を
          加えてはならない。
        2.ロボットは、人間から与えられた命令に
          服従しなければならない。
        3.ロボットは、前掲第1条および
          第2条に反するおそれのない限り、
          自己を守らなければならない。

スター映画らしく、ウィル・スミスが中央にデカデカと載っている。少し右に傾いているのは、不安定さ、ディストピアをイメージさせる意図からだろう。
私が一番気に入らないのは、未来を描くSFなのに、黒人特有の衣装。「何だ、コレ?」と思っている。
ウラ面は、イマイチ。ロボット三原則が中央に記載されているが、それを知っていたからと言って大して作品の理解を促すものでもないような気がする。要らないんじゃない?
ウリとしては、CG、VFX、アクションだから、もう少し違う画像を使った方がよかったな。

【感  想】
「出来は悪いが野心作!」

ハリウッド製の娯楽大作にしては、意外とダークな味わいの映画だった。良いか悪いかは別にして、それがこの作品の魅力でもある。

デジタル技術の発達でほとんど何でも撮れるようになったが、正直なところ観る方は食傷気味だ。脚本や絵コンテに工夫がなくなって作品そのものに締まりがなくなった。逆説的だが、コミックのような破天荒な絵コンテでも監督や製作者が「作れ!」と命じれば実現してしまう。(ある程度は)
しかし、残念なことに大抵の場合、それは発想レベルでしかないし、2次元的だ。本作も然り。走る車がロボットに襲われる場面なんて、絵の過激さに較べて観た印象は退屈そのもの。日本のコミックのパクリも散見できるしね。

それでもなお、この作品が他と一線を画しているのは、作り手に熱意があり監督の感性が“ユニーク”だからだ。
ディストピアを描きながら「A.I.」のように感情的な押し付けがましさがない。テーマを潜在化させて観る者に是非を問う。決して解答を提示しない。いい監督だ。W.スミスがプロデューサーに名を連ねてまで撮りたかった熱意も伝わって来るしね。

しかし、理想郷のような未来社会の描こうとする時、ひとの発想は陳腐だ。嘗て、それを描いて人々を驚かせ、大いなる夢を抱かせてくれたのはH.G.ウェルズやJ.ベルヌだけだったし、仕方のないことかも知れない。
この作品に描かれた2035年の世界も陳腐極まりない。百歩譲って説明的な描写も許そう。
しかし、ピカピカに光って綺麗なだけで、少しも道具としての美しさがないのは何故だ?
ここに凡人のイマジネーションの貧困さがある。これは間違いなく製作側の失敗だ。いまどきこんなんでは誰も感心しないし、興ざめなだけだ。クリエイタも製作者もそろそろ幼稚な描写から脱しなければいけない。

いろいろ酷評したが、思索が好きな人には面白い作品である。
サニーがその後どうなったのか、そこにこの映画の価値がある。





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Last updated  2015.12.05 07:38:24
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