B級映画ジャケット美術館

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2016.02.28
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カテゴリ: カテゴリ未分類
0330 キャビン

『0330 キャビン』オモテ面

【スタッフ】
・監  督  ドリュー・ゴダード
・脚  本  ジョス・ウェドン
       ドリュー・ゴダード

【キャスト】
・デイナ…………クリステン・コノリー(本名陽子)
・カート…………クリス・ヘムズワース(三宅健太)
・ジュールス……アンナ・ハッチソン(志田有彩)
・マーティ………フラン・クランツ(桜塚やっくん)
・ホールデン……ジェシー・ウィリアムズ(小田柿悠太)
・シッターソン…リチャード・ジェンキンス(大塚芳忠)

        (内田直哉)

『0330 キャビン』ウラ面

【仕  様】
・型  番  90DRJ-20656
・製作年度  2012年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  THE CABIN IN THE WOODS
・そ の 他  片面2層、MPEG-2、COLOR、NTSC、
       日本国内向、DOLBY DIGITAL、DVD、
       レンタル専用
・提  供  パルコ、クロックワークス、ハピネット
・発  売  ハピネット
・販 売 元  ハピネット

・音  声  1.英 語 ドルビーデジタル
          5.1ch サラウンド
       2.日本語 ドルビーデジタル
          2.0ch ステレオ(吹替)
・字  幕  1.日本語字幕

・サ イ ズ  16: 9 LB シネスコサイズ
・日本公開日 2013年 3月 9日
・劇場公開時 R15+
・本編字幕翻訳 川又勝利
・字幕監修  町山智浩
・本編吹替翻訳 大森久美子
・吹替演出  宇出喜美

【ジャケット】
・オモテ面:5人の若者、バカンス、人里離れた山小屋。
      その先の展開は――賭けてもいい。
      絶対に予想できない。
・ウラ面 :小さな山小屋の入り口は、
      世界の破滅につながっていた――

オモテ面は、本編の1シーンからイメージを膨らませて描いたイラスト。CUBEの中には、双子の女の子の幽霊やバレエを踊る機械仕掛けの吸血鬼、ゴースト、左下には昆虫型のモンスターも薄らと見える。ホラー映画ファンなら、「ああ、あの映画だな」と分かる。クライマックスの展開を予想させないくらい慎ましやかに描かれている点も高く評価したい。
うん、なかなか良いデザインだ。
ウラ面も、主要な登場人物を漏れなく配置している。(1人だけ姿が見えないけど、まっいいか) その上で、ストーリー上のキーになる画像も盛り込んでいるので、注意深く見ると、ぼんやりと物語が伝わって来る。いい感じに仕上がっている。
ストーリーもイントロダクションもセンスがいい。キャッチコピーもクドくなくて、好感が持てる。
いいジャケットだ。

【感  想】
「贅沢なホラー映画のパロディ」

タイトルやジャケットのデザインから、てっきり『CUBE』に似たB級ホラー映画だと思っていた。(ソリッド・シチュエーション・ホラーとか言ってるヤツね)
ところが、手に入れて、ジャケットを見たら、ジョス・ウィードンの名前が……。然も、クリス・ヘムズワース? 意外やメジャー作品だった。(苦笑)

でも、製作がJ.ウィードンでは期待と不安が半々。案の定、ビミョーな作品だった。(汗)
たぶん、彼は、現代のほら吹き男爵に違いない。ただ、彼が小説の登場人物と違って、言いたい放題に“大風呂敷”を広げ、甘言を尽くして制作会社からお金を出させて、現実にスクリーンに再現して見せる。
実際、本作品にしても、よくもこんな企画に予算を出したものだと感心してしまった。(笑)

主要登場人物の1人、カート役には、クリス・ヘムズワース。カラダでっかちの大学生を演じている。
本作品は、公開こそ2013年だが、2010年度の製作。彼が、マーベルの『マイティ・ソー』に主演する前年だ。映画会社期待の新人だったのかも知れない。

主人公のデイナを演じるのは、クリステン・コノリー。可愛らしい顔立ちをした女優さんで、個人的には好みだ。(笑)

ジュールズ役には、アンナ・ハッチソン。おっぱい要員だが、あまり好みの女優さんではないので、どうでもいいかなぁ。(ヒドイ言い方だ)

あまり出番のないガリ勉くんのホールデンには、ジェシー・ウィリアムズ。『大統領の執事の涙』に出ていたらしい。
体格が良すぎるのが、難点。やっぱり、イメージって大切だよなぁ。もっと“ひ弱くん”が良かった。

マリファナでラリっているマーティを演じたのは、フラン・クランツ。彼が、物語のキーを握る。TVドラマ『ドールハウス』にレギュラ出演していた。

――山小屋でヴァカンスを過ごすことになった5人の大学生。デイナ、カート、ジュールズ、ホールデン、マーティ。美しい湖で自由を満喫する。
その夜、突然、地下室の扉が開く。そこは様々なものが雑多に収容されていた。パズルボックス、ほら貝の笛……。
デイナが見つけた古い日記は、殺人鬼一家バックリーのものだった。おぞましい内容の最後に書かれたラテン語の呪文をデイナは、読んでしまう。
……というお話し。

登場人物が少ないなぁと思っていたら、別のストーリーが同時進行で展開し、ラストに向かって2つが収斂して行く。

謎の施設で働くスティーブを演じるのは、ブラッドリー・ウィットフォード。TVドラマ『ザ・ホワイトハウス』のジョシュ・ライマン役を演じた。
ひと昔前ならビル・マーレイの役どころ。(笑) 半魚人にこだわる辺りが面白かった。

もう1人の男ゲイリーにリチャード・ジェンキンス。『ザ・コア』の将軍役を思い出す。

科学部の女性ウェンディを演じるのは、エイミー・アッカー。彼女もTVドラマ中心に出演している。『エンジェル』が代表作だな。

――謎の巨大な施設で働くホワイトカラーの人たち。
スティーブとゲイリーは、いつものように管制室に赴く。
そこでは、デイナたちの姿がモニターに映し出されていた。
これから彼らが遭う惨劇は、ハイテク技術で全て演出されたものだった。それは、或る目的のために完遂しなければならない惨劇でもあった。
……というお話し。

世界各地に支部があるようだが、ほとんどの支部が失敗して、残っているのは「我々と日本支部だけだ」というセリフがある。みんな失敗すると、どうなる? “古のもの”が蘇る? H.P.ラブクラフトかよ。(笑)

スプラッタ系のホラー映画とみせておいて、実は、贅を尽くしたパロディ映画。(ちょっとユーモアが足りないけどね)
デイナたちのパートは『死霊のはらわた』みたい。
舞台を施設に移してからは、狼男だの怨霊だの巨大なキングコブラだの、考え得るモンスターが大挙して登場する。マニア君には、たまらない映像だったことだろう。(でも、インパクトがなかったな)

MGM/UAがコケて、お蔵入り寸前だった本作品。何とか日の目を見ることが出来たが、やっぱりチョイ微妙だったな。

ホラー映画を笑い飛ばしたい方にオススメ!





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Last updated  2016.02.28 16:22:05
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