B級映画ジャケット美術館

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2016.04.02
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0364 サイボーグ・シティ

『0364 サイボーグ・シティ』オモテ面

【スタッフ】
・監督・脚本 リー・スコット
・撮  影  スティーブン・パーカー
・編  集  クリステン・クイントラル
・音  楽  マイルズ・ハンキンズ
・衣  装  エリザベス・ヘインズ
・製  作  ケネス・M.パディッシュ
       リー・スコット

【キャスト】
・レディー(斉藤梨絵)
     ……ステイシー・ダッシュ「クルーエル」

・レイラ(小松由佳)……エリザベス・スウェンソン
・KJ(水原 薫)………クリステン・クイントラル
・ゲイター(丹沢晃之)…ディーン・N.アレヴァロ
・エリオット(小山武宏)………ポール・ル・マット

『0364 サイボーグ・シティ』ウラ面

【仕  様】
・型  番  LBX-101
・製作年度  2009年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  ----
・収  録  本編 94分
・音  声  1.オリジナル <英 語> (Stereo)
       2.日本語吹替 (Stereo)

・サ イ ズ  16:9 LB
・そ の 他  片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向、DVD、レンタル専用
・発 売 元  ジャスティ
・販 売 元  ファインディスクコーポレーション

【ジャケット】

・ウラ面 :8人の美しき女 vs 3,500体のサイボーグ!!
      飛び交う銃弾無制限!!
      特殊ヘリ、車、バイク、バズーカ、
      巨大ロボ登場!新感覚SFアクション!!
        逃亡中の女強盗団が迷い込んだ街。
        住人は、人間に扮したサイボーグ。
        そしてその裏に潜む、巨大な陰謀。
        偶然にも世界の運命を握った女たち。
        人類の存亡を賭けた戦いが始まる!

これまたステキなジャケットだ。(笑)
オモテ面は、何故かバイクでタンデムしている女性のイラストが大きく描かれている。下着(?)姿でハンドガンを持っている。その右後ろにも、バイクに乗った女性が2人。こちらはショットガンっぽい。左後ろには、セダンに乗って窓から身を乗り出している女性が2人。こっちは、バズーカとグレネードランチャかな。なかなかハデで、いいなぁ。(笑)
その背後には、サイボーグのたくさん描かれている。
その後ろには、未来都市とVTOL。
その上空を『ID4』みたいな未確認飛行物体が覆っている。
こんなジャケットを見せられたら、B級映画ファンは手に取らずにはいられない。文句なしの出来映えだ。(笑)
ただ一つ、問題点があるとすれば、本編とは、まったくカンケーないってことだろうなぁ。
ウラ面は、本編からの取り込み画像で、かなり作りこんでいる。オモテ面のイメージを壊さない出来映えだ。
キャッチコピーの陳腐さを抜きにすれば、実に素晴らしい。

【感  想】
「日本語吹き替え、日本語字幕入り」

これまた、昔のSFドラマを観ているような雰囲気だった。
『トワイライトゾーン』や『スタートレック』の1話みたい。スケールの小さい作品だ。

――女性8人組の強盗が各州で銀行を襲い、メキシコに逃げる途中で立ち寄った一軒のバー。何の変哲もない田舎町の飲み屋のはずだった。
ところが、ほかの客とのいざこざから撃ち合いになってしまう。駆けつけた警察官に周囲を囲まれて、彼女たちも万事休すかと思われた。
しかし、撃ち殺したはずの男を見ると、銃創から機械がのぞいている。ちぎれた腕からも配線が見える。バーにいた客は全員、アンドロイドだった。
彼女たちは、正面から突破を試みる。銃を撃ちまくり、バイクに乗って逃げるだけ。カンタンだ。
しかし、4人はバイクに乗って逃げおおせたものの、1人が撃ち殺され、3人はアンドロイドの一団に捕まってしまう。
……というお話し。

女性が8人も出て来るのだ。期待することは、アンドロイドとの対決なんかじゃない。安っぽくてセンスのないジャケットを見た時から、そんな期待は消し飛んでしまっている。
誰が美人か、誰がカワイイか、誰がHなカラダをしているか、衣装の露出度は高いか、どこでサービスカットが見られるか、AVまがいのカラミはあるのか、出来れば脱がずにチラ見せ、或いはスケスケがいいなとか、――男が考えることは、そんなことである。これは老若男男、共通している。(笑)

この作品を手にして『ターミネーター』や『ブレードランナー』みたいなアクションシーンを期待しているヤツがいるとしたら、そいつは万死に値する。スティーブン・セガール御大に頼んで撃ち殺して貰った方が、いい。それが、男の情けと言うものだ。(笑)

ところが、本作品に登場する女性8人は、美人ではない。さほどカワイイわけでもなく、Hそうでもない。さりとてブスでもなく、シロートってほどお芝居がヘタでもない。(エキストラの皆さんは、相応にヘタだったが……)
脱ぎもしないし、Hもしない。Tシャツに水をかけたりもしない。
これって、裏切り行為=国家反逆罪じゃないか? 監督さんは、何を考えていやがるんだ。(言葉が汚いのは、興奮しているためですので、悪しからずご了承下さい)

従って、観る価値はないのだが、何故か途中からコメディタッチにシフトして行く。
いやいや、私が気づかなかっただけで、最初からコメディだったのかも知れない。(キレがないけどね)
そう考えると、納得がいく。
クライマックスに登場するバケツみたいな巨大ロボットなんか、コメディ以外の何ものでもない。(苦笑)

確かに、『ブレードランナー』でデッカーがレプリカントを見破る質問をするシーンへのあからさまなオマージュがあったり、液体金属のターミネーターが襲うシーンに似せた場面があったり、往年の名作への敬意が散見できる。B級映画としては、なかなか面白そうな脚本なのは確かだ。(笑)
監督さんも、請けたはいいものの、低予算すぎて、こんなカタチにしか撮れなかったんだろうなぁ。ちょっと気の毒な気がした。(苦笑)

ちなみにメニュー画面で“音声切り替え”をクリックすると、“音声切り替えについての説明”が表示される。

「このDVDは英語、日本語の二ヶ国語でお楽しみいただけます。
DVDプレイヤー、音声切り替えボタンのついたパソコンのDVD再生ソフトをご使用のお客様はリモコンボタンの[音声]」ボタンをご使用して頂くことにより、再生中でも音声の変更が可能となっております。」



――マジかよ?!

こんな他力本願のディスクは初めて見た。(笑)

然も、これがまた、ウソばっかで、再生すると“日本語吹き替え、日本語字幕入り”でしか再生できない。(溜息)
据え置き型のプレイヤーなら、何とか英語音声を引き出せるが、ポータブルDVDプレイヤーやパソコンソフトでは、日本語吹き替えでしか再生出来なかった。(勿論、日本語字幕入りで……)

ディスクの作りからしてコメディだな。(笑)

マニアック(もの好き)な方にオススメ!
ノーマルな方には断じてオススメ致しません!(笑)





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Last updated  2016.04.02 07:42:57
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