B級映画ジャケット美術館

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2016.04.03
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0365 アイスクィーン

『0365 アイスクィーン』オモテ面

【スタッフ】
・監  督  ニール・キンセラ
・脚  本  ニール・キンセラ
       ピーター・ベックウィズ
       デヴィット・ウィリアムス
・撮  影  D.A.ジャンコラ
・製  作  デヴィッド・ジャンコラ
       ピーター・ベックウィズ
・製作総指揮 スコット・J.ジョーンズ
       ラリー・ブラームス



・ハーモン・ウォルシュ
・ノエル・レノ
・ジェニフォー・ヒル
・ジョン・ロメオ
・タラ・ウォルデン

『0365 アイスクィーン』ウラ面

【仕  様】
・型  番  ALBTS0007
・製作年度  2005年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  ICE QUEEN
・収  録   93分
・音  声  1.オリジナル <英 語> (Stereo)

・字  幕  1.日本語字幕
・サ イ ズ   4: 3 スタンダード
・そ の 他  片面1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向、DVD、セル専用
・発  売  アルバトロス株式会社


【ジャケット】
・オモテ面:凍てつくような 恐怖をあげる。
・ウラ面 :永い眠りから覚めた氷の女王が、
      恐怖の芯まで凍らせる。
       アルバトロス・コア発!
       驚愕の氷点下ホラーに背筋も凍る…!!
      氷河期に生息していた一人の女、
      数万年の時を超え、再び鼓動を始める。
      その美しい姿は、
      極寒と共に異形に変わる。
      吹雪のように激しく、
      氷柱のように残酷に
      全てを凍らせ生命の源を断つ。
      そこに待つのは絶対零度の死の世界…。

本編とは、全く関係ないイラストのジャケットだ。(笑)
氷の回廊のようなところを、薄衣の女性が歩いている。雪と氷が舞っているようだ。カッコいいけど、デッサンが狂ってるなぁ。筆の表現力もイマイチ。……まぁ、B級映画だから、これくらいの完成度の方が、相応しいのかも知れない。
ウラ面は、本編からの取り込み画像がコラージュされているが、出来映えは良くない。オモテ面のイラストに合わせたイメージなのだろう。でも、“濡れたTシャツ”コンテストの1場面やジャグジーで裸で抱き合っている場面なんかを使って、いかにもモンスター・ホラーっぽく仕上げている。
でも、本編そのものがコメディ調なので、一度観た後、このジャケットを見ると、何となく哀しくなる。(笑)

【感  想】
「アイスクリン」

日本に入って来た明治初期、アイスクリームは“アイスクリン”と呼ばれていた。以前、横浜で見た現存するポスターやチラシはレトロで趣があった。なかなか可愛らしかったし、あのポスター、買っておけば良かったな。(笑)

さて、“アイスクリン”と語感が良く似ている“アイスクィーン”が暴れまわるB級モンスター映画が、本作品。(笑) 正統派のB級映画である。

――軍の厳重警備の輸送車が、正体不明の武装ヘリに襲われ、積み荷を奪われる。
積み荷は、低温保存された古代の生物だった。氷河期に生存していたそれは、人間の女性と同じ姿カタチをしていた。
その生物に心を惹かれた科学者のゴダード博士は、自分の物にしようと傭兵を雇ったのだ。
……というのが、序盤。

冒頭の襲撃シーンは、本作品に不釣り合いなほど、カメラが良かった。どう考えても、軍用車輌やヘリを用意する予算があったとは思えないし、計算されたカメラ位置は本作品のスタッフにはムリだ。(笑)
たぶん、他の作品で未使用だったのを買い取ったのではなかろうか。

――スノーボードの大会に盛り上がるスキー場。競技が終わり、夜はパーティだ。
ジョニーは、パーティ会場で自称“シャイな女の子”エレインと知り合う。厚く濡れた唇に大きな胸、薄いTシャツから乳首がスケている。“濡れたTシャツ”コンテストに出場するかどうか迷っていると言う。
2人は意気投合し、酒をあおり、水を浴びてコンテストのステージで踊り狂う。
……というのが、前半のハイライト。

素晴らしい! エレインは後半にも登場するが、何故か乳首がスケている。素晴らしい! ジャクジーで裸で抱き合うシーンもあったりして、エクスプロイテーション映画としての存在感を遺憾なく発揮している。

――翌朝、大会もパーティも終わったスキー場は閑散としていた。
昨晩、家に帰らなかった恋人のジョニーを心配して、ロッジにやって来るトリー。
一方、ジョニーは、見知らぬ女のベッドで目覚め、慌てて職場に行くが、上司から仕事を干されてしまう。仕方なく、家賃を借りようとロッジにやって来る。
上司もまた、休憩をしにロッジにやって来ていた。
エレインは、バイトの面接にロッジにやって来る。
その頃、ゴダード博士は、蘇ったアイスクィーンに傭兵のボスを殺され、制御不能の小型機内であたふたしていた。すぐそばに雪山が迫っている。
ジョニーの友人の2人は、小型機が雪山に衝突するのを見て、急いでロッジに避難する。しかし、巨大な雪崩はロッジをも飲み込んでしまった。
……というところまでが、前半。

雪崩のシーンは、ライブラリーの映像を使用していたものの、VFXやミニチュアで描かれたスペクタクル・シーンは、B級映画としては、まずまずの出来映えでしょう。本作品のスタッフの能力は、これくらいだと思う。(笑)

――墜落し、雪崩に運ばれるようにロッジに激突する小型機。奇跡的に生き延びたゴダード博士は、雪に埋もれたロッジ内で、ジョニーらと出会う。
そして、閉じ込められた6人は、小型機の残骸から這い出して来た“アイスクィーン”に襲われることになる。
……という展開。

最初に登場した時は綺麗な女性の姿だったアイスクィーンは、蘇ったらヌルヌルの老婆みたいな姿になっていた。(溜息)
何故? ヒドい仕打ちだ。
やたらクネクネして、「シャー!シャー!」と威嚇して来る。何だよ、乳首もスケてないし……。

笑ってしまったのは、ゴダード博士とアイスクィーンが「シャー!シャー!」と全力で吼えまくるシーン。たぶん、ここが本作品の白眉。ゴダード博士を演じた俳優さんのニコラス・ケイジばりの熱演に拍手を送りたい。(笑)
然も、扉を一枚隔てた廊下では主人公ら3人がどうやって逃げるか算段している。(笑)
やっぱり若者向けにライトなコメディ調の仕上がりを目指したんだろうなぁ。

クライマックスのジョニーとアイスクィーンの対決も爆笑モノ。何故かアイスクリームみたいに溶けてしまう。(ナム~)
1950年代なら兎も角、いまどき、こんなオチでいいのかよ。

ま、頭の悪そうなジョニー君が唐突にトリーにプロポーズするエンディングにも笑いましたけどね。(笑)

ツッコミどころ満載のB級モンスター映画なので、パーティ用にオススメ!(マジメに観ることは出来ませんので、予めご了承下さい)





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Last updated  2016.04.03 19:08:18
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