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2016.06.02
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0425 スーパーナチュラル SEASON 2 DISC 3 [THE COMPLETE SECOND SEASON]

『0425 スーパーナチュラル SEASON 2 DISC 3 [THE COMPLETE  SECOND SEASON]』ブックレット表紙

【スタッフ】
・製作総指揮 マックG
       エリック・クリプキ
       ロバート・シンガー 他

【キャスト】
・サム・ウィンチェスター
    …ジャレッド・パダレッキ(内田夕夜/成宮寛貴)
・ディーン・ウィンチェスター
    …ジェンセン・アクレス(東地宏樹/井上 聡)

『0425 スーパーナチュラル SEASON 2 DISC 3 [THE COMPLETE  SECOND SEASON]』ブックレット裏表紙

【仕  様】
・型  番  SDB-Y28015
・製作年度  2006-2007年

・原  題  SUPERNATURAL
・収  録  本編 907分
・音  声  1.ドルビーデジタル 5.1ch:英語
       2.ドルビーデジタル 2.0ch:日本語
         サム:内田夕夜、ディーン:東地宏樹
       3.ドルビーデジタル 2.0ch:日本語
         サム:成宮寛貴、ディーン:井上 聡
・字  幕  1.英語
       2.日本語
・サ イ ズ  1080p High Definition 16x 9 1.85: 1
・そ の 他  COLOR、DOLBY DIGITAL、

・発 売 元  ワーナー・ホーム・ビデオ
・翻  訳  字幕…今泉恒子
       吹替…佐藤真紀
・映像特典  〈ブルーレイ限定映像特典〉
       1.ワーナー・ブラザース BD-LIVE

         各エピソードの逸話や、登場する地名に
         まつわる都市伝説の紹介などの
         ガイドマップ
       2.音声解説 第1話
         ジャレッド・パダレッキ、
         ジェンセン・アクレス、製作総指揮/
         監督キム・マナーズらによる
       3.未公開シーン集
       4.音声解説 第20、21話
       5.ジャレッドのスクリーンテスト
       6.インタビュー・ギャラリー
       7.NG集

『0425 スーパーナチュラル SEASON 2 DISC 3 [THE COMPLETE  SECOND SEASON]』ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :今、驚くべき高解像度の映像でお送りする:
      “「スーパーナチュラル」は、
      第一級の物語だ。”
      - CLIVE BARKER

        悪霊、バンパイア、
        そしてゴースト――ヤツらが今、蘇る
      ブルーレイは
      豪華映像・音声特典収録

『0425 スーパーナチュラル SEASON 2 DISC 3 [THE COMPLETE  SECOND SEASON]』ブックレット1

アウターケース仕様の4枚組である。
今回掲載した画像は、ブックレットの表紙と裏表紙、ピクチャディスクとブックレットの該当ページ。
オモテ面は、ジャケットと同じデザイン。
ウラ面は、サムとディーンの顔写真。ジャケットと違うコピーが使われている。

“パダレッキとアクレスのセクシーで筋肉質な肉体、
ユーモア・・・
見ごたえたっぶり!”
――Glenn Garvin,MIAMI HERALD

インナー・ケースに記載された賛辞は、クライヴ・バーカーの言葉だったが、今回はマイアミ・ヘラルド誌。ちょっとふざけた賛辞だが、本シリーズには相応しい。(笑)

『0425 スーパーナチュラル SEASON 2 DISC 3 [THE COMPLETE  SECOND SEASON]』ブックレット2

【感  想】
「スクリーンに映る幽霊」

ホラー映画のスクリーンに「幽霊が映っている」という噂を初めて聞いたのは、『サスペリア』だったと思う。まだホームビデオが普及していない頃のことで、TV番組の特集なんかを食い入るように見た記憶がある。
結局、よく分からなくて、友人の幾人かと映画館に足を運んだ。まんまと広告戦略にはめられたわけだ。(笑)
第11話で降霊術によって姿を現した神父の後ろに「人の顔のようなモヤが映っている」と、一緒に観た友人が言い出した。夏場なら恰好の話題だが、春浅くまだ雪降るような寒い夜に、そんなこと言われてもねぇ~。
昔はオカルト映画なんかには、そういう噂はツキモノだった。むしろ、噂のない方が不自然だった。しかし、あれから30年、観客も利口になったのか、最近はあまり聞かなくなった。宣伝担当者の品位が上がったのかも知れない。
しかし、である。もともと映画は“見せ物”だったわけだから、それくらいのいかがわしさのあった方が、良いのかも知れない。――だから、皆さんも第11話をチェックしてみて下さい。(でも、後で「騙された!」って怒らないで下さい)

■第13話 復讐の天使
自分を“天使”と勘違いした神父のユーレイが、信者を使って悪人狩りをする。ストーリーそのものに面白みはない。どちらかと言えば地味である。(昔の映画で恐縮だが、チャールズ・ブロンソンが主演した『テレフォン』を思い出した。こちらは幽霊ではないけどね)
本作品最大の見せ場は、天使や信仰をめぐってサムとディーンが対立するところだろう。彼らの価値観が分かって興味深い。
たいていディーンの方が先に矛をおさめる。「そこはやはり“兄貴”なんだなぁ」と思う。思慮深そうだが子供っぽくて短気なサムに対して、いつも女の尻を追い掛けてばかりで軽薄そうなディーンの方が保守的で争いごとを嫌う大人の顔をみせるのがいいね。(笑)

■第14話 覚醒
(ネタバレ注意)一週間、行方不明だったサムが、実は悪魔に取り憑かれて“ハンター”を狩っていた、というお話し。その悪魔というのが「実は……」と、オチがつく。シリーズ全体を通すと、重要なエピソードと言えるかも知れない。
ただ、大胆な脚本で、サムが失踪していた一週間は全く描かれない。せめて、サムが悪魔に取り憑かれる契機くらいは知りたいと思う。どう油断したら、狩りの経験を積んで来た彼が取り憑かれてしまうのか知りたいんだけどなぁ~。

■第15話 呪われたキャンパス
好きな作品である。今回は混乱を引き起こす神様“トリックスター”が登場する。
タブロイド紙の一面を飾りそうな事件が多発し、サムとディーンが解決に乗り出すが、2人とも混乱の中に巻き込まれる。――そんな状況を冷静に分析して対処の仕方を教えるのがボビーである。本作品でボビーの役割が明確になったような気がする。
たまに怪しげな事件が報道される。Yahoo!のトップページにも怪しげな見出しを見つけることが出来る。きっとその中の幾つかは、多少の事実を含んでいるに違いない。

米国のTVドラマを観ていると、展開の早さに驚かされることがある。考えてみれば、わずか40分で完結させるのだからモタモタしている暇はない。『CSI:科学捜査班』は、タイトルが出るまでの冒頭の 2~ 3分間で事件が起きてメインキャストが登場する。その僅かな時間に、画面の中には様々な情報が盛り込まれる。見事な演出だなぁと度々唸らされる。
本シリーズもまた同様に冒頭の数分間の密度の濃さは比類がない。
スピード感を支えるのは“省略”の技術だ。何でもかんでも短く繋げば良いというものではない。何を描き、何を描かないか、取捨選択が命。
ある時は調べものをする場面は退屈だからバッサリ切り落として結果の報告だけを描く。また、ある時は、調べものをする場面を挿入し、推理の過程を描くことで謎解きの面白さを加味したりしている。
そういうところが米国のTVドラマは上手いなぁと、つくづく思うのだ。

■第16話 死へのドライブ
もしベストエピソードを選べと言われたら、私は本作品を上位に推すだろう。脚本も演出も優れていると思うからだ。『シックスセンス』に似た幽霊話しだが、心に残る切ない一編である。
夜明けと共に訪れる“別れ”は、最近流行りのアクション・ホラーではよく用いられている。真っ先に『ブレイド』を思い出したが、『ライブラリアン』もそうだった。
そんな叙情的な結末をTVドラマで用いるのは、珍しい。尺が短いと難しいからだ。それを易々とクリアしてみせた脚本は見事である。

■第17話 狼男
こちらも切ない一編。個人的にもお気に入りだ。サムのロマンスが珍しいこともあるが、相手役の女性が魅力的に描かれているし女優サンも輝いている。こういう女性なら私もお付き合いしたいし、咬まれてもいいかなと思う。(笑)
『ハウリング』以来、狼男の映画は変身シーンに重点が置かれて来た。定番とさえ言える。それを覆した脚本は、まさに秀逸である。

■第18話 ハリウッドの亡霊
パロディ調の作品ながら、単なる“楽屋落ち”に終わらせず、本来のコンセプトにそったストーリーが展開される。エスプリの効いたエンディングも用意されていて、演じる役者たちも楽しそう。こういうところが本シリーズの好ましいところだ。
映画づくりの内幕を戯画化してはいるが、あまりオチャラケずに人間模様に重点を置いている。働いている人たちの力関係や待遇なども分かって面白い。
今回はスタジオに現れた幽霊のお話し。“映画スズメ”たちが好きそうな一編である。

クラシック映画を観ていて気づくことは「モンスター映画ってヤツはいつも物悲しい」と言うことだ。たいていは異端者の悲哀と通じている。
つまり、ドラキュラであれフランケンシュタインであれ、登場するモンスターにも人格があり、迫害され疎まれ嫌われ、「なぜ愛してくれないんだ?!」と心の裡を叫びながら、でも最後には悲しい結末を迎えることになる。この切なさとやるせなさが、モンスター映画の魅力でもある。
本ディスクに収録される2編もまた悲しいモンスターのお話しだった。
『ウルトラマン』や『仮面ライダー』のように、単純に悪魔や悪霊を狩るお話しに徹していたら、本作品のようなストーリーは生まれなかっただろう。マンネリに陥らないように、さまざまな視点からアプローチする試みは、製作陣の本シリーズに対する信頼や愛情から生まれているような気がする。

オススメ!





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Last updated  2016.06.02 06:40:13
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