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2016.08.04
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カテゴリ: デザスター映画
0488 M10.0/ロサンゼルス大地震

『0488 M10.0/ロサンゼルス大地震』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  デヴィッド・ギダリ
・製作総指揮 フェルナンド・スチュー
       マイケル・モラン
・脚  本  アレックス・グリーンフィールド
・撮  影  ダミアン・ホラン
・音  楽  レオ・J.ラスラン

【キャスト】
・ヘンリー・イアン・キュージック
           「ヒットマン」「LOST」(咲野俊介)

         「オープン・ウォーター2」(志摩淳)
・クリステン・ダルトン
      「アウトロー」「ディパーテッド」(塩谷綾子)
・デヴィッド・チョカチ(矢野正明)
・ジェフリー・ジョーンズ(岡 哲也)
・マルコム・バレット「ハート・ロッカー」(伊原浩史)
・ジェイソン・シムス・プレウィット

『0488 M10.0/ロサンゼルス大地震』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  ALBSD-1862
・製作年度  2014年
・製 作 国  アメリカ

・収  録  88分
・音  声  1.オリジナル <英語> (Stereo)
       2.日本語吹替 (Stereo)
・字  幕  1.日本語字幕
       2.デカ字幕

・サ イ ズ  16: 9 ビスタ
・そ の 他  片面 1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向、DVD、セル専用
・提  供  プライムウェーブ株式会社
・販  売  アルバトロス株式会社
・価  格  \4,800(税抜)
・映像特典  予告編収録

『0488 M10.0/ロサンゼルス大地震』ピクチャディスク
※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:L.A.壊滅
・ウラ面 :大地が裂ける!!
      ディザスター・ムービーの決定版
      “大地震パニック”最新超大作!!

ディザスター・ムービーの“ジャケット”決定版! ――そんな出来映えのイラスト。素晴らしい。(笑)
ビルが倒壊し、低空飛行のセスナの後ろ姿。車輪が吹き飛んでいる。舗装道路には、地割れが走っている。緊迫感と臨場感がある。
ウラ面にもイラストが使われており、こちらは、やや遠景で高速道路が崩落している。そこに8枚の取り込み画像が配置されている。なかなか良いシーンが選ばれている。
ピクチャディスクに使われているのは、オモテ面と同じイラストだが、少しトリミングが違っていて面白い。ケースは縦長なので、ビルを中心にしているが、ディスクは横長にトリミングしている。
う~ん、いいジャケットだ。(笑)

【感  想】
「ディザスター・パニック・コメディ」

ツッコミどころは多々あるものの、なかなか面白い作品だった。(笑)

おそらく異論も多いだろう(笑)が、個人的には大地震の予兆の描き方が多彩だったところが気に入っている。キチンとリサーチしたのだろう。
ビーチに亀裂が走ったり、ペントハウスの一角が崩落したり、街路樹が大きくしなったり、地震が来る直前に犬が吠えたり……。特に群発する地震で、ビルが観光客を乗せたカートの上に崩れ落ちるシーンにウィットを感じた。(笑)

また、炎と黒煙に包まれたロサンゼルスの街の遠景は、見応えがあった。デザスター系のTVMとしては出色の出来映えだろう。(「いつの間にそうなったんだ?」という疑問は捨て置く)

――ロサンゼルス郊外の石油掘削が原因で、サンアンドレアス断層に無数の亀裂が生じる。これが契機となって群発地震が発生。各地で地面の陥没や亀裂などの被害が出ていた。
アメリカ地質調査所に赴任して来たエミリー・シフマン博士は、グラッドストーン博士の警告を受けて、早々に現地調査に駆り出される。震源地は、石油掘削基地であったことから、エミリーは思った以上に事態が深刻であることを知る。無数の亀裂がロサンゼルス盆地に広がり、このままではロサンゼルス全体が崩落する危険性があった。
水圧破砕の専門家であるジャックは、博士の説明に懐疑的だったが、会社が規定以上に深く掘削している可能性は否定出来ない。まずは掘削を止めさせて家族の避難が優先だった。娘のニコールが、友人たちとキャンプに行った先は、掘削基地の近くだった。
……というお話し。

こう書くとシリアスな感じだが、なかなかどうして、かなりユッタリとしている。(笑) エミリー・シフマン博士を演じたキャメロン・リチャードソンのキャラのせいだろうか、コミカルに仕上がっている。八等身のステキなスタイルだが、ちょっと痩せ過ぎなのが難点。アヒル口は、近年人気があるし、愛嬌のある表情が印象に残る。ルーシー・リュウ主演の『ブラッド』やTVドラマ『ハーパーズ・アイランド/惨劇の島』に出演していた。

“変人”ブラッドストーン博士を演じるのは、ヘンな役が多いジェフリー・ジョーンズ。珍品『ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀』でも、魔王に乗り移られる科学者を演じていたっけ……。考えてみれば、この2人が顔を合わせるなら本作品はコメディなのかも知れない。

おかげで影が薄かったのは、ジャックを演じたヘンリー・イアン・キュージック。『LOST』の時と同様に熱演だったが、“悪意が不在”の変人たち(笑)に、すっかり食われてしまった感じだ。(苦笑)

全体的には、M10の大地震が発生したのかどうかもハッキリしないし、いつの間にか地獄絵図と化したロサンゼルスの様子にも違和感がある。脚本に“飛躍”が見られるし、決して出来がいいとは言えない。

けれど、シーンごとに見て行くと、カットが多いし、カメラワークも悪くない。
予算の少なさを補うために、監督さんもノウハウの限りを尽くしている風だ。スペクタクル・シーンを直接描かず、ニュース映像やフロントガラスへの写り込みなど、描かずに状況を伝える手法を駆使して、コスト節減につとめている。
この手の作品としては、充分に満足できるレベルだろう。

役者さんも揃っており、海外のドラマやTVMが好きな方には見応えがある作品だと言えるだろう。古くは『ベイウォッチ』のデヴィッド・チョカチや『バフィ』のヘザー・サッソマン、近作では『スーパーナチュラル』で主人公のディーンの学生の頃を演じたブロック・ケリーが、イヤな学生役で出演している。

B級TVMのファンにだけオススメ!(笑)





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Last updated  2016.08.04 07:57:38
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