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2016.08.05
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カテゴリ: 動物パニック映画
0489 メガ・ピラニア

『0489 メガ・ピラニア』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・監督・脚本 エリック・フォースバーグ
・撮  影  ブライアン・オリンジャー
・編  集  ビル・パーカー
・音  楽  クリス・ライデンハウア
・製  作  デヴィッド・マイケル・ラット
・製作総指揮 デヴィッド・リマウィー

【キャスト】
・フィッチ(高瀬右光)…ポール・ローガン
・サラ(落合るみ)………ティファニー

・ディアス(松本 大)…デヴィッド・ラビオサ
・ゴードン(藤吉浩二)…ジェシー・ダリー

『0489 メガ・ピラニア』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  ALBSD-1374
・製作年度  2010年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  MEGA PIRANHA
・収  録  93分
・音  声  1.オリジナル <英語> (Stereo)
       2.日本語吹替 (Stereo)
・字  幕  1.日本語字幕

       3.日本語吹替用字幕
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタ
・そ の 他  片面 1層、MPEG-2、COLOR、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向、DVD、セル専用
・発  売  アルバトロス株式会社

・映像特典  予告編収録

『0489 メガ・ピラニア』ピクチャディスク
※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:絶望は、群れで噛み砕く。
・ウラ面 :底無しの食欲!無数の牙!
      川から海へ、そして世界へ
      史上最凶モンスター襲来!!
       「メガ・シャークvsジャイアント・オクトパス」
       に続く、巨大モンスター・パニック最新作!!

空母を噛み砕くメガ・ピラニア。然も、1匹じゃない、背後には無数のメガ・ピラニアが牙をむき出しにして空を飛んでいる。巨大モンスター・パニック映画の“ジャケット”決定版! それくらい素晴らしい出来映えのイラストだ。(笑)
ウラ面にもイラストが用いられている。主人公の男とティファニーが1カット。取り込み画像も5枚ほど配置されている。スタンダードなレイアウトだが、いい雰囲気に仕上がっている。悪くない。
いいジャケットだ。(笑)

【感  想】
「馬鹿力の原動力」

数年前、ホホジロザメを捕食した巨大生物の記事が雑誌に載ったことを思い出した。
サメに取り付けた追跡装置が回収され、データを解析したところ、500mも潜ったかと思うと、温度が急上昇。何かに食われ、消化器官に入ったものと推測された。その捕食動物は深海と浅瀬を何度も行き来し、やがて、装置は体外に排出された。
3メートルものホホジロザメを丸呑みする生物とは、どんな生き物か。メガ・シャークか、メガ・ピラニアか……。この手の記事は、空想力を刺激されて、なかなか楽しい。(笑)

本作品は、そんな巨大生物が登場する1本。今回は、ピラニア。ロジャー・コーマンが製作した『ピラニア』、そのリメイク版の『ピラニア3D』、その続編の『ピラニア/リターンズ』と、楽しい作品も多い。いい題材だ。

――でも、「ヘタクソだなぁ」というのが、正直な感想。
始まって3分も経たないのに、そう思ってしまった。(汗)
「この先、90分もあるのに、耐えられるだろうか」
そんな不安は、あまりのバカバカしさに吹き飛んでしまった。或る意味、バカのチカラ技は凄い。これこそ馬鹿力だ。(笑)

――南米ベネズエラ。オリノコ川で、米国大使と外相がボートの事故で死亡する。テロの可能性を疑った国務長官は、1人の男を派遣する。
しかし、男が現地で突きとめた事実は、事故でもテロでもなかった。
食糧難を解消するために遺伝子操作されたピラニアが、オリノコ川で繁殖、巨大化していたのだ。然も、科学者の予想を上回るスピードで大型化して数を増やしている。男が遭遇したピラニアは50cmもあった。
ピラニアには群れとなって河口を目指して移動を始める。ベネズエラ軍は、これを殲滅すべく武装ヘリで出撃する。
……というお話し。

バカですねぇ~。(笑)
実のところ、映像も演出も、あらすじほどにはカッコよくない。極めてチープだ。それもそのはず、“現代のロジャー・コーマン”アサイラムの制作なのだから推して知るべしである。

――ベネズエラ軍の攻撃は失敗し、さらに凶暴で巨大化したピラニアが、河川沿いの街を襲う。
男は、国務長官と連絡を取り、米国の駆逐艦でピラニアを掃討する作戦を立てる。
ところが、怒り狂ったベネズエラ軍の士官が、男と女性科学者を狙い始める。男は追撃を振り切り、ベネズエラ軍のヘリを奪って脱出を図る。
……という展開。

無駄にカーチェイスやヘリの空中戦が盛り込まれている。勿論、予算がないので、カットは足りないし、CGは最低のレベル。ライブラリーの映像に頼りっきりな上、同じ映像を何度も使い回す。お金を払った以上、「モトをとらなければ!」というヘンな情熱がほとばしっている。スゲー監督さんだ。(笑)

――当然、駆逐艦の攻撃は失敗し、数メートルに成長したピラニアの攻撃を受けて、あえなく沈没してしまう。
米国がとる最終手段は、核攻撃。原潜が駆けつけて核魚雷を打ち込むものの、ピラニアは一瞬、動きを止めただけ。復活したピラニアは、原潜をも轟沈させてしまう。
……何だか、バカバカしくなって来た。(笑)

どう決着をつけるのかと思っていたら、
「共食いさせましょう」

……はい?

男が率いる精鋭チームが海に潜って、特殊な銃でピラニアを撃とうとする。一匹でもキズつければ、血の匂いに刺激されて共食いが始まるわけだ。でも、銃も役に立たず、ピラニア君はヘリを墜落させたり、やりたい放題。(笑)

“共食い”で解決するなら、オリノコ川で男がピラニアを共食いさせて難を逃れた時、すべて終わったんじゃないか?(笑)

ま、このクラスの作品で水中撮影をしたのは、お見事。(拍手) ほめておきましょう。


……というより、制作スタッフは、単にダイビングがしたくて、本作品を撮ったんじゃないか?
うん、そうだ。きっと、そうに違いない。陸上のシーンは、やたら手抜きが目立つのに、水中シーンだけはダイバーの数が多かったもの。(笑)

――制作費用でダイビングかぁ。うらやましい。そんなことなら呼んで欲しいなぁ。声を掛けてくれよ。1日5本くらい潜ってみせるからさ。(笑)



……ほかのことは、どうでも良かったんだろうなぁ、きっと。潜ることだけが目的だったわけだから。(笑)

そういう姿勢は好きです。

でも、オススメしませんけどね。(笑)





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Last updated  2016.08.05 07:14:22
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