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2017.01.28
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0665 エンドレス・フィアー

『0665 エンドレス・フィアー』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・監督・脚本 アンソニー・ピアース
・製  作  ウナ・ジョー・ブレイド
       アンソニー・ピアース
・編  集  デヴィッド・ウェスター

【出  演】
・マイケル・マドセン「シン・シティ」…(雨宮正武)
・ウナ・ジョー・プレイド「スピーク」…(斉藤あゆみ)
・ハンク・カートライト…(東 十條)
・メイコ・ミッチェル……(貞本有加)

・ジョージ・カスティーヨ……(伊藤緑茶)

『0665 エンドレス・フィアー』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  TWAD-1339
・製作年度  2013年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  Terrible Angels
・そ の 他  片面1層、カラー、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本国内向、DVD、セルorレンタル
・発  売  株式会社トランスワールドアソシエイツ
・販  売  株式会社トランスワールドアソシエイツ
・価  格  4,700+税

・サ イ ズ  16: 9 LB スクイーズ
・音  声  1.オリジナル (英 語):2.0ch ステレオ
       2.日本語吹替:2.0ch ステレオ
・字  幕  1.日本語字幕
・映像特典  オリジナル予告編

『0665 エンドレス・フィアー』ピクチャディスク


【ジャケット】
・オモテ面:絶望の審判が始まる
・ウラ面 :地中に生き埋めにされた複数の男女…
      そこにまた追加される新たなる犠牲者!
      謎めいた動機と予測不能の展開で描かれる
      不条理サスペンス
        【誘拐】+【監禁】+【生き埋め】
        極限まで追い詰められた者達の恐怖!!
        絶望的シークエンスから生まれる戦慄の
        シチュエーション・スリラー

山道を裸足で歩く女性の足。傷ついて血だらけになっている。そこに主要な登場人物3人の画像が重なっている。このジャケット、どこかで見たような気がする……。たぶん、似たようなデザインのジャケットがあるのだろう。(笑)
ウラ面は、首輪をさせられた女性、棺桶の中の犠牲者、木に繋がれた女性、叫んでいる女性、――それらの画像にキャッチコピーが重なっている。作品の結末を考えると、これらすべてがミス・リードを誘っていることになる。良い悪いは別にして、なかなかの手腕だ。
或る意味、パッケージすべてが“作品”であることを物語る好例と言えるだろう。

【感  想】
「依存症に寛容な国」

『NAKED/』シリーズのようなバイオレンス系のホラー映画だとばかり思っていた。(苦笑)
でも、違った。正直なところ、意外だった。途中で「おや?」と思う場面もあるのだが、この展開は予想していなかった。

――薬物所持と2人の子供の育児放棄で逮捕されたリンダは、裁判を控えていた。
そんな或る日、リンダは拉致され、森の中に放置されてしまう。金属ワイヤーで木に繋がれ、逃げ出すことが出来ない。然も、地面から突き出たパイプからひとの声が聞こえてくる。複数人が棺桶に入れて埋められているようだ。
そこへ、彼女を拉致した男がやって来る。男は、誰を殺すか決めろと言う。リンダはパイプ越しに埋められた人たちと話すが、誰を殺していいのかなんて決められない。
その様子を見て、男は1本のパイプを引き抜いてしまう。
……というお話し。

序盤で描かれたリンダの荒んだ生活は、リアルだった。子供はほったらかし、処方薬を手に入れるために仲間の女に病院に通わせる、売春をする。そこそこ生活できているところが、逆に生々しい。変にシズル感を出さず、私たちの日常と隣り合わせにしたところに、怖さがある。いい演出だった。(予算の都合もあっただろうけど)

物語は、クスリの禁断症状に苦しむ姿から次第に死の恐怖に怯える姿へとシフトして行く。自分も棺桶に入れられて生き埋めにされるのではないかと、リンダが思い始める辺りから加速して行く。何とか逃げなければと必死で算段をする。
客観的に見て、もっと追い詰めて行く様子が必要だったと思う。正直、甘い脚本だ。しかし、それは、最後に語られる真相から逆算してのことなので、或る意味、仕方ない。

でも、それが故に“予定調和”になってしまっているのも事実だ。もっとトコトン追い詰めて、それでも、あの結末に着地することが出来たら、素晴らしい作品になったかも知れない。そう考えると、実に惜しい作品だった。

リンダを演じるのは、ウナ・ジョー・ブレイド。本作品ではプロデューサーを兼任している。彼女のフィルモグラフィを見ても、女優さんよりも製作サイドで作品に関わる本数の方が多い。そういう方なのだろう。
確かに、本作品でも時間の進行とともにメイクを変えて行くきめ細かさは、全体感をもって作品づくりに取り組んでいる証左のようにも思える。

クレジットのトップに来ているマイケル・マドセンは、チョイ役。いつも通りといった感じだ。もう少し本筋に絡むかと思っていたので、これは残念だった。(苦笑)

“ドンデン返し”とまではいかないものの、善意に満ちたエンディングは悪くない。
ジャケットに騙されず、素直な気持ちで観ることが出来たら、存外いい作品かも知れない。

ちょっとだけオススメ!





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Last updated  2017.01.29 22:11:33
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