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2017.08.06
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カテゴリ: ゾンビ映画
0855 ナイト・オブ・ザ・リビングデッド [デッドリー・カラー・エディション/コレクターズBOX]

『0855 ナイト・オブ・ザ・リビングデッド [デッドリー・カラー・エディション/コレクターズBOX]』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  ジョージ・A.ロメロ
           「ランド・オブ・ザ・デッド」
           「死霊のえじき」「ゾンビ」
・製  作  ラッセル・ストライナー
       カール・ハードマン
・原  案  ジョージ・A.ロメロ
・脚  本  ジョン・A.ルッソ
・撮  影  ジョージ・A.ロメロ

『0855 ナイト・オブ・ザ・リビングデッド [デッドリー・カラー・エディション/コレクターズBOX]』ウラ面


【キャスト】
・ジュディス・オディア
・ディアン・ジョーンズ
・ラッセル・ストライナー
・カール・ハードマン
・キース・ウェイン
・ジュディス・リドリー
・マリリン・イーストマン
・ビル・ハイツマン
・カイラ・ショーン

『0855 ナイト・オブ・ザ・リビングデッド [デッドリー・カラー・エディション/コレクターズBOX]』ピクチャディスク
※ピクチャディスク

【仕  様】
・型  番  DXDB-0005A

・製 作 国  アメリカ
・原  題  NIGHT OF THE LIVINGDEAD
・発 売 元  株式会社デックスエンタテインメント
・販 売 元  株式会社デックスエンタテインメント
・価  格  7,140円(税込) 6,800円(税抜)※BOXの価格

・吹替翻訳  ----
・脚  色  ----
・公  開  ----
・リリース  ----
・収  録  約 96分(本編)
・サ イ ズ   4: 3 スタンダードサイズ
・音  声  1.オリジナル 英語 ドルビーデジタル
         5.1chサウンド
       2.オリジナル 英語 5.1ch DTS
       3.日本語オリジナル音声解説
・字  幕  1.日本語字幕
・そ の 他  片面1層、COLOR、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向、DVD、セル専用
・映像特典  1.豪華メンバーが集結した
         日本オリジナルのコメンタリー!!
          柳下毅一郎(特殊翻訳家)、
          中原昌也(ミュージシャン)、
          篠崎誠(映画監督)、
          伊藤美和(ゾンビ映画大辞典著者)
          山崎圭司(映画ライター)
       2.劇場版予告編
       3.TVスポット

『0855 ナイト・オブ・ザ・リビングデッド [デッドリー・カラー・エディション/コレクターズBOX]』アウターケース1
※アウターケース1

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :伝説のホラー映画が、驚異の最新技術
      “DEADLY COLOR”で蘇る!!

カラーであることを示すジャケットになっており、名場面がコラージュされている。面白いのは、[スペシャル・エディション]とは違う場面が選ばれていること。
ウラ面に使われている画像も、[スペシャル・エディション]とは違う。
然も、アウターケースに使われている画像も、[スペシャル・エディション]とも[デッドリー・カラー・エディション]とも違う。
なかなかの凝りようだ。
リリース側の気合いがうかがえて好ましい。いいジャケットだ。

『0855 ナイト・オブ・ザ・リビングデッド [デッドリー・カラー・エディション/コレクターズBOX]』アウターケース2
※アウターケース2

【感  想】
「御冥福をお祈り致します」

2017年 7月17日、映画監督のジョージ・A.ロメロ氏逝去。享年77歳だった。70~80年代に映画館に通いつめた私たちにとって、『ゾンビ』は忘れ得ぬ1本である。(ショッピング・モールで暮らしたいと真剣に思った)

そのG.A.ロメロ監督のデビュー作である『ナイト・オブ・ザ・リビングデッド』のカラーライゼーション版が本作品。カラーライゼーションは80年代に流行し、スティーブ・マックィーン主演のTVシリーズ『拳銃無宿』もカラー版がリリースされた。むしろ、オリジナルのモノクロ版よりも多く市場に出回っていた印象すら残っている。個人的にはモノクロ派だったので、買い求めるのに苦労したっけ。(苦笑)

私が、カラーライゼーションが嫌いなのは、不自然だから。これに尽きる。(笑) “色温度からカラーを再現している”との説明だったが、フィルムを着色しただけにしか見えない。以前、フレッド・アステアの古い作品のカラーライゼーション版をVHSで持っていたが、盛大に色がはみ出していた。

でも、本作品は、さほど悪くはない。色の不自然さは抑えられているし、色がはみ出しているところもない。上々の仕上がり具合だ。オリジナルは16mmフィルムだから、35mmだったら、かなり鮮やかに再現できるのではなかろうか。

本作品にも、幾つかのバージョンが存在する。
1968年に公開されたものが、オリジナル。
1998年に製作者のジョン・A.ルッソが追加撮影して編集したものが、『最終版』としてリリースされている。
それ以外にも、デジタル修復版があり、ジョージ・A.ロメロ監督作品としては、特典をつけた『スペシャル・エディション』が、国内でリリースされているソフトの中では一番ではなかろうか。(ブルーレイにはメイキングが収録されている)
パブリックドメイン版がソフト化されているためか、少々分かり辛いのが現状だが、デックスエンタテインメントからリリースされた3枚組のDVD―BOXが満足感が高い。

本作品は、劇場公開版がカラーライゼーションに使われたようだ。従って、『スペシャル・エディション』も『デッドリー・カラー・エディション』も着色されているかいないかの違いだけで、本編内容としては同じである。(苦笑)

そういう意味では、BOXの3枚目の特典ディスクの方が、資料的な価値が高く、必見かも知れない。(何に価値を見出すかは、その人次第だが……)

映画史においてエポック・メイキングとなった本作品は、“死者が蘇って人を食う”という不道徳で馬鹿げた内容ながらニューヨーク近代美術館にアーカイブズとして残されている。黒人を主人公に起用したこととか、衝撃的なエンディングが当時の世相を反映しているとか、いろいろな見方があるだろう。

個人的には、亡くなった方を悼み、もっと生きていて欲しかったと思う心、それがヒトと動物とを分ける境界線であることを明確に示したのが、本作品だと思っている。スティーブン・キング原作の『ペットセメタリー』も同じだ。心を失えば、ヒトは牛や豚と同じく食糧でしかない。

本作品が数多のゾンビ映画とは一線を画しているのは、“心”を描こうとした点にある。それを見落としてはならないと思うのだ。

オススメ!





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Last updated  2017.08.06 06:48:40
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