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2017.08.16
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カテゴリ: ゾンビ映画
0865 ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/最終版 [コレクターズ・エディション]

『0865 ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/最終版 [コレクターズ・エディション]』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・製作総指揮 ジョセフ・ウルフ
         「ハロウィン」「エルム街の悪夢」
・製  作  ラッセル・ストレイナー
・S F X  ヴィンセント・グアスチーニ
・脚  本  ジョン・A.ルッソ「バタリアン」
・監  督  ジョーズ・A.ロメロ

【キャスト】
・デュラン・ジョーンズ
・ジュディス・オデア

・マリリン・イーストマン

『0865 ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/最終版 [コレクターズ・エディション]』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  BBBF-1675
・製作年度  1999年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  NIGHT OF THE LIVING DEAD
・提  供  マグネット
・発 売 元  株式会社クリエイティブアクザ
・販 売 元  株式会社ビーム エンタテインメント
・価  格  税抜 4,800円
・字幕翻訳  ----

・脚  色  ----
・公  開  ----
・リリース  ----
・収  録  本編 96分
・サ イ ズ   4: 3 スタンダードサイズ

         (ドルビー・デジタル・ステレオ)
       2.日本語 (ドルビー・デジタル・ステレオ)
・字  幕  1.日本語字幕
・そ の 他  片面2層、COLOR、MPEG-2、DOLBY DIGITAL、
       NTSC 日本市場向、DVD、セル専用
・映像特典  1.ナイト・オブ・ザ・リビングデッド
         1998年バージョン
       2.メイキング・オブ・ナイト・オブ・
         ザ・リビングデッド 最終版
       3.ナイト・オブ・ザ・リビングデッド
         最終版 オリジナル予告編
       4.ダンス・オブ・ザ・デッド

『0865 ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/最終版 [コレクターズ・エディション]』チャプターリスト1
※チャプターリスト1

【ジャケット】
・オモテ面:30TH ANNIVERSARY EDITION
・ウラ面 :ゾンビ映画の金字塔、鮮血の復活。
      新たなるプロローグ
      そして衝撃の新エンディングを含む
      15分のショック・シーンを追加した
      最長!最恐!最終版!

『0865 ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/最終版 [コレクターズ・エディション]』チャプターリスト2
※チャプターリスト2

モノクロであることを活かしたジャケットのデザインは、なかなか秀逸だと思う。オモテ面にもウラ面にも、“リビングデッド(生ける屍)”しか出て来ないところに、デザイナーさんの“ゾンビ愛”を感じる。好きなんだろうなぁ。(笑)
30周年記念バージョンも1998年バージョンも、本編の出来映えは、褒められたものではないが、ジャケットだけは良い出来映えだ。

『0865 ナイト・オブ・ザ・リビングデッド/最終版 [コレクターズ・エディション]』ピクチャディスク
※ピクチャディスク

【感  想】
「30th Anniversary Edition」

『コレクターズ・エディション』としてリリースされた本ディスクには、『30周年記念バージョン』と『1998年バージョン』の2つが収録されている。
後者は、オリジナル版をリマスタ、修復したものに新しい音楽や音効をかぶせたもの。1997年にリリースされた『デジタル修復版』とは違うようだ。照合したわけではないので確証はないが、まぁ間違いあるまい。
一方、前者が、いわゆる『最終版』と呼ばれているヤツ。マニアに限らず、滅法評判が悪い。確かに、観てみると、追加撮影した部分と新録の音楽が、オリジナルの良い雰囲気をダメにしていた。特に、冒頭と最後の神父のくだりは、不安感や緊張感を削いでしまい、何の足しにもなっていない。バカなことをしたものだ。(溜息)

そのバカなことをしたのは、オリジナル版の脚本を書いたジョン・A.ルッソ。何故か、この作業にジョージ・A.ロメロは関与していない。何だか不思議な感じだ。

映画会社が編集の権利を持っている話しは、よく聞く。本作品を製作したのは、G.A.ロメロらが設立したラテント・イメージだし、J.A.ルッソも、そのメンバーだから、会社の決議事項だったのかも知れない。
オリジナル版が著作権標記のミスでパブリックドメイン化しているため、著作権を主張する措置が必要だったと、何かで読んだ。

トム・サビーニによるリメイク版も製作されているが、同じ理由らしい。
それでオリジナルの尊厳が保たれるのなら、『最終版』も『/死霊創世記』も存在価値があると言うものだ。

さて、本作品は、多くの方が指摘されている通り、いわゆるヒロインが茫然自失の状態で、全く役に立たない。(笑) そこが、本作品のポイントだろう。父親の墓参りに来る親孝行な娘で、茶化す兄を諫める常識も持ち合わせている。しかし、“理解不能な状態”に対処できない。何を言おうとしているのか、自明のことだろう。

思えば、彼らが立てこもった一軒家に現代社会の縮図を見るのなら、薄ら寒い恐怖を感じることが出来る。
複雑怪奇で理解できない世界情勢を前に、私たちは茫然自失の状態だ。「戦え!」「自分の国を守れ!」と声高に叫ぶ大統領がいて、国境に壁を作ろうとする姿は、ベンそのものではないか。(笑)

間近に迫るゾンビの姿に怯えて、「地下室なら大丈夫、安全だ」と逃げようとする男は、米国以外のほかの国々みたいだ。やがて、身内がゾンビとなって自分も妻も喰い殺される。
北はミサイルを発射し、よくわからないイ○ラ○国はどこかでバスや劇場を爆破する……。
自滅した若い恋人たちは、経済新興国のように見える。体力だけで知識も智恵もない。

いまの時代だからこそ、本作品を観る価値があるのかも知れない。

ちなみに、追加撮影された部分に、どんな意味があるのか、私には解らなかった。(むしろ、余分に思えた)
そもそも、公開後の追加撮影なんて愚の骨頂だ。著作権の問題があったにしても、公開から30年も経っているのだ、どれほどの効力があったのか、疑問だと思う。(おいおい、さっきと言ってることが違うゾ)
本作品は、時代の流れのうちに淘汰されてしまうのだろうが、優れたオリジナルは、色褪せることがない。現段階では、[スペシャル・エディション]をお勧めするが、出来ればオリジナルから再度、4Kでリマスタして丁寧にレストアして欲しいと思っている。きっと初公開当時より素晴らしい映像で楽しめるに違いない。

そんな日が来ることを期待して……、オススメ!(笑)





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Last updated  2017.08.16 07:42:28
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