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2017.08.24
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カテゴリ: アクション映画
0873 007 ムーンレイカー [ブルーレイ]

『0873 007 ムーンレイカー [ブルーレイ]』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・原  作  イアン・フレミング
・製  作  アルバート・R.ブロッコリ
       マイケル・G.ウィルソン
・監  督  ルイス・ギルバート
・脚  本  クリストファー・ウッド

【キャスト】
・ジェームズ・ボンド…ロジャー・ムーア(広川太一郎)
・ドラックス…ミシェル・ロンズデール(石塚運昇)
・グッドヘッド博士…ロイス・チャイルズ(藤本喜久子)


『0873 007 ムーンレイカー [ブルーレイ]』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  ----
・製作年度  1979年
・製 作 国  イギリス/アメリカ
・原  題  MOONRAKER
・発 売 元  20世紀フォックス ホーム
        エンターテイメント ジャパン株式会社
・販 売 元  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  菊地浩司
・吹替翻訳  桜井裕子

・公  開  ----
・リリース  ----
・収  録   126分(本編)
・サ イ ズ  HDワイドスクリーン 1920x1080p/
       シネマスコープ

         マスター・オーディオ(ロスレス)
       2.日本語 5.1ch DTS
・字  幕  1.日本語字幕
       2.英語字幕
・そ の 他  カラー、DOLBY DIGITAL、dts-HD MasterAudio、
       dts Digital Surround、日本市場向、Blu-ray、
       セル専用
・映像特典  1.ロジャー・ムーア卿による音声解説
       2.ルイス・ギルバート監督と
         製作スタッフによる音声解説
       3.MI6:機密書類保管庫
         ・リオ ロケの舞台裏
         ・『ムーンレイカー』のボンド
         ・ケン・アダムのロケ秘蔵映像
         ・スカイダイビングのテスト映像
         ・ストーリーボード:スカイダイビング
         ・サーカス撮影秘話
         ・ストーリーボード:
          ロープウェーでの格闘シーン1
         ・ストーリーボード:
          ロープウェーでの格闘シーン2
         ・クレジット
       4.秘密任務
         ・007の履歴書
         ・ボンド・ガール
         ・味方
         ・敵
         ・アクション・マニュアル
         ・Qの秘密兵器
         ・魅力的なロケ地
       5.任務遂行レポート
         ・メイキング・オブ・『ムーンレイカー』
         ・ドキュメンタリー:
          “007のSFX/特殊効果”
       6.007プロパガンダ
         ・オリジナル劇場予告編集
       7.イメージデータベース:
         1979年『ムーンレイカー』
         公開当時のフォト・ギャラリー

『0873 007 ムーンレイカー [ブルーレイ]』ピクチャディスク
※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:----
・ウラ面 :007シリーズ第11弾。
      スペースシャトルに乗って
      遂に宇宙へ飛び出したボンド!

ようやく本編を象徴する出で立ちのボンド=ロジャー・ムーアが登場。……でも、何と言うか、アルミ箔を巻いたUFOマニアのオタクくんみたいだ。(苦笑) 銃を右手に持っているところが、イタイタしい。もう少しカッコいいイラストはなかったのか? 公開時のポスターは、アメコミのようでカッコ良かったぞ。(笑)
そもそも、007シリーズなのに、ジャケットにボンド・ガールが出て来ないなんて、間違っている。ハーレム状態でなくちゃ、007ではありません。(笑)

【感  想】
「荒唐無稽の頂点に立つ」

ルイス・ギルバート監督が引き続きメガホンを取ったシリーズ11作目。如何にも彼らしい荒唐無稽さが頂点に達した作品である。
公開当時、その荒唐無稽さから滅茶苦茶な言われ方をした“鬼子”だが、個人的には好きな一本である。スティーブン・スピルバーグ監督が『レイダース』を撮った時、昔の連続冒険活劇の再現を謳ったが、それ以前に、L.ギルバート監督は007映画の中で実現していたように思う。今回、再度見直してみて、その感を新たにした。ストーリー性は無視して、ひたすらジェームズ・ボンドが危機を脱する様子が描かれる。

今回もあちらこちらに舞台を移しながら物語が展開する。ヴェネツィア、リオデジャネイロ、アマゾン、宇宙へと……。アクションも、冒頭のスカイダイビングからボートのチェイスに至るまでバラエティに富んでいる。宇宙基地でのレーザー銃の銃撃戦もある。
しかし、やはり、オープニング早々のスカイダイビングが白眉だろう。特撮ではなく、実際に数十回もダイビングを行って撮り上げたシーンは見事である。アクション大作たるもの、こうでなければならない。

しかし、その一方、『スターウォーズ』の影響が顕著で、クライマックスの宇宙基地でのアクションは、個人的には好きではない。007たるもの時代を先取りしなければならない。
その点、スペースシャトルの打ち上げシーンは見事だった。実際の打ち上げが本作品公開の後だったことを考えると、あのリアリティは素晴らしいの一語に尽きる。まだ起きていない事象を想定し視覚的に組み上げて行くには並々ならぬ知力と映像センスが必要だ。然も、『007は二度死ぬ』に較べたら遥かに迫力がある。
けれど、レーザー銃による銃撃戦はどうだ? 映画館で観た時は、あまりの幼稚さにズッコケた記憶がある。レーザーの光線が相手に当たっていなかったり、銃の向きとは違う方向に光線が走ったり、合成の技術者のセンスのなさが露骨に現れていた。『スターウォーズ』以来、あまた公開されたスペースオペラを貪るようにして観た者には、その仕上がりは痛々しかった。正直、「これでシリーズは終わった」と観念したものである。

しかし、私の個人的な感想とは裏腹に、本作品はシリーズ最高の興収を更新する。ビックリである。
確かに、ロイス・チャイルズはボンドガールには珍しく知性的だし、エキセントリックではないもののユーモラスな演技を見せて好感度が高い。前作に続いてリチャード・キール演じる殺し屋“JAWS”が出演しているのも人気のある要因だろう。勿論、ユーモラスなシーンばかりでなく、コリンヌ・クレリーが森で猟犬に追いかけられて殺される場面は冷たい印象を残しながら詩的で美しかった。『O嬢の物語』以来、彼女のファンだった私には、なおのこと強く印象に残った。
しかし、ロープウェイ上のアクションはモタモタしていて目を背けたくなるし、ボンドが美女たちに迎えられる基地のセットは60年代のSF映画のように陳腐だった。

意味のないコンセプトの秘密兵器がたくさん出て来るのは楽しいが、どうも“やりっぱなし”の感じは否めない。
ゴンドラがホバークラフトになってサンマルコ広場を走り回るシーンがある。けれど、私はあの後どうしたのか気になって仕方なかった。(笑)
アマゾンで使用されたモーターボートにしても、あっさりとハンググライダーに乗って、捨て去ってしまう。もったいない限りである。(笑)
もともとJ.ボンドのスタイルは“使い捨て”だ。生死を賭けた闘いの最中に道具のことなど気にしていられるか、ということである。それがどんなに高価な品であったとしても……。なのに「もったいない」と思えるのは、きっとそれに値しない、生死を賭けた闘いに見えないってことだろうなぁ。

よく出来た場面と、どうにもならない場面が渾然一体となっているのが、本作品の特長だろう。こういうオモチャ箱のようにゴチャゴチャとしたところが、私の好きな所以である。もしかしたら、監督サンの求心力は薄れ、セカンドユニットが力をつけて来た証なのかも知れない。『ユア・アイズ・オンリー』をジョン・グレンが監督することになる布石だったと考えると興味深い。

L.ギルバート監督最後の作品だし、取り敢えずオススメ!(笑)





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Last updated  2017.08.24 05:49:55
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