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2017.11.22
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カテゴリ: コメディ映画
0963 明日の私に着がえたら

『0963 明日の私に着がえたら』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・製作総指揮 ジェームズ・W.スコッチドーブル
        「奥さまは魔女」「スパイ・ゲーム」
・製  作  ミック・ジャガー
         (ザ・ローリング・ストーンズ)
・監督・脚本 ダイアン・イングリッシュ
     「TVキャスター マーフィー・ブラウン」

【キャスト】
・メアリー:メグ・ライアン
 「ニューヨークの恋人」「ハリウッド式 恋のから騒ぎ」

「アメリカン・ビューティー」「ハサミを持って突っ走る」
・クリスタル:エヴァ・メンデス
     「ゴースト・ライダー」「最後の恋のはじめ方」
・イーディ:デブラ・メッシング
  「さよなら、さよならハリウッド」「ラッキー・ユー」
・アレックス:ジェイダ・ピンケット=スミス
     「コラテラル」「マトリックス/リローデッド」

『0963 明日の私に着がえたら』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  DABP-1350
・製作年度  2008年
・製 作 国  アメリカ

・発  売  角川映画
・販 売 元  角川映画
・提  供  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----

・吹替監修  ----
・吹替演出  ----
・日本公開  ----
・リリース  2010.08.06.
・収  録  本編 115分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタサイズ
・音  声  1.英 語 オリジナル 2.0chステレオ
         ドルビーデジタル
       2.日本語 吹替 2.0chステレオ
         ドルビーデジタル
・字  幕  1.日本語字幕
       2.日本語吹替用字幕
・そ の 他  片面 1層、MPEG-2、COLOR、DVD、
       DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、
       レンタル専用
・映像特典  ----

【ジャケット】
・オモテ面:服を変えれば、私も変わる
・ウラ面 :幸せがいっぱい!
      観れば前向きな気持ちになれる
      ハートフル・コメディ!

このコピーは、ウソばっかだな。(苦笑)
ジャケットのオモテ面には、“服を変えれば、私も変わる”とあるが、そんな場面もセリフもない。オシャレな感じのコピーだが、本作品の内容とは全く関係ない。こういうのをオモテ面で堂々と使うということは、DVDを売りたいってだけで、作品に対する愛情は、毛ほども感じられない。
ウラ面にしても、“幸せがいっぱい!”とあるが、夫に浮気され、子供には愛想を尽かされ、親友に裏切られて、親のお金でブランドを立ち上げる中年女性のお話しである。幸せであるワケがない。(苦笑)
まぁ、百歩譲ってハッピーエンドであることは確かだが、かなりシニカル。やっぱり、本編内容に相応しいコピーを使って欲しかった。(溜息)

『0963 明日の私に着がえたら』ピクチャディスク
※ピクチャディスク

【感  想】
「酷い吹き替え」

タイトルを観ていて、本作品がジョージ・キューカー監督の『女たち(39)』のリメイクであることを知った。どちらかと言えば、オリジナルの方を観てみたい。特に、本作品を観た後だと、そう思える。(笑)

何しろ、主人公のメアリー役を、『マリー・アントワネットの生涯(38)』のノーマ・シアラーが演じている。彼女は、この作品でベネチア国際映画祭主演女優賞を受賞している。
親友のシルビア役には、ジョシュア・ローガン監督の『ピクニック(55)』に出演したロザリンド・ラッセル。
夫の浮気相手のクリスタル・アレン役に『何がジェーンに起こったか?(62)』の名女優ジョーン・クロフォードだ。(ちなみに『アナコンダ3』『4』の主演女優の名前がクリスタル・アレン。関係ないけど……)
脇を固めるのは、チャールズ・チャップリン監督の『モダンタイムス(39)』や『チャップリンの独裁者(40)』のポーレット・ゴダード。(当時はチャップリンの奥さんだった)
そして、アルフレッド・ヒッチコック監督の『レベッカ(40)』や『断崖(41)』のジョーン・フォンテイン。
そうそうたる顔ぶれだ。ストーリーなんか関係ない。これだけ名女優が登場するなら、観ているだけでお腹一杯になるに違いない。(笑)

然も、脚本には『華麗なるギャッビー』のF.スコット・フィッツジェラルド。(前述した『マリー・アントワネットの生涯』にも携わっている)
カラーパートの撮影には、『ブリガドーン(54)』や『恋の手ほどき(58)』のジョセフ・ルッテンバーグ。
美術監督には、『子鹿物語(46)』『若草物語(49)』のセドリック・ギボンズ。オスカー像をデザインされた方だと言われている。やはり、『マリー・アントワネットの生涯』も手掛けている。

これで面白くないわけが、ない。(笑) いつか機会があったら、観てみたいものだ。

というわけで、本作品である。完全完璧に女性向けの作品なので、男の私にはめんどくさい作品だった。というより、何が面白いのか分からない。(溜息)
女性の自立がテーマなのだろうけど、ウーマンリブ以前なら兎も角、21世紀に入ってマジメに見せられても困る。

いつの時代も“自立”は作品のテーマになるのは理解しているが、どのポジションから、どう自立するかが問題だ。本作品の主人公たちは、80年前の主人公たちと同じ位置にいるように見える。そんな訳はなかろう。セリフをとってみても、時代錯誤な感じは否めない。劇場未公開に終わるわけだ。

主人公のメアリー役に、メグ・ライアン。嘗ての輝きは、全くなかった。
親友のシルビア役には、『アメリカン・ビューティー(99)』のアネット・ベニング。
夫の浮気相手のクリスタル・アレン役には、『ゴースト・ライダー(07)』のエヴァ・メンデス。
脇を固めるのは、『マトリックス』シリーズのジェイダ・ピンケット・スミス。
そして、『スター・ウォーズ』シリーズのキャリー・フィッシャーや『砲艦サンパブロ(66)』のキャンディス・バーゲン、『ローズ(79)』のベット・ミドラーといった私たち世代には懐かしい顔が並ぶ。話題性は十分だ。なのに凡庸な作品になってしまったのは、ひとえに監督さんの力量不足と言えるだろう。いやいや、センスの問題かな。
タイトルの陳腐さやショーの盛り上がりのなさなど、幾つものポイントで外している。

そもそも、お金持ちの奥様が、夫の浮気をきっかけに自分らしさを取り戻すお話しなんて、リアリティ番組で大富豪の娘がおバカぶりを披露して人気を博す現代では、誰も見向きもしない。映画的な説得力はない。

日本語の吹き替えも酷かったし、オススメ致しません!





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Last updated  2017.11.22 07:29:31
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