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2018.01.20
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カテゴリ: 史劇
1022 ソドムとゴモラ

『1022 ソドムとゴモラ』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  ジョセフ・サージェント
             「サブウェイ・パニック」
・製作総指揮 ジェラルド・ラフシヨーン
・脚  本  ロバート・マッキー
・撮  影  ラファエル・メルテス
・音  楽  エンニオ・モリコーネ(テーマ曲)
        「マレーナ」「海の上のピアニスト」
       マルコ・フィリシナ


【キャスト】
・リチャード・ハリス
  「ハリー・ポッターと賢者の石」「グラディエーター」
・バーバラ・ハーシー「ライディング・ザ・ブレット」
・マクシミリアン・シェル「ディープ・インパクト」
・カロリーナ・ロシ
・ビットリオ・ガスマン

『1022 ソドムとゴモラ』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  MATF-07004
・製作年度  2000年
・製 作 国  ドイツ=イタリア=アメリカ
・原  題  ABRAHAM

       株式会社トーン
・販  売  有限会社マグネット
       株式会社トーン
・提  供  ----
・定  価   500円

・吹替翻訳  ----
・吹替監修  ----
・吹替演出  ----
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録   112分
・サ イ ズ   4: 3 スタンダード
・音  声  1.オリジナル <英語> (Stereo)
・字  幕  1.日本語字幕
・そ の 他  片面 1層、MPEG-2、COLOR、DVD、
       DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、
       セル専用
・映像特典  ----

『1022 ソドムとゴモラ』ピクチャディスク
※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:神の怒りが その街を消した
・ウラ面 :観る者を奇跡と冒険の旅に誘う
      歴史スペクタクル超大作!!

黒雲の立ち込める天空から一筋の雷が走り、地上の都市を爆発させているイラストが中央に描かれている。そして、エイブラハムと妻のサラ、そしてロトの顔。邦題が『ソドムとゴモラ』だから、当然、こういうジャケットになるわな。(笑)
ウラ面のデザインも、本編からの取り込み画像に手を加え、緊迫感のある仕上がりになっている。炎に包まれているのはソドムの街だろう。それを遠くに見るようなアブラハムとサラ。権力を行使する者、戦う者、3人の神の使者……。本作品のテーマから外れているが、悪くない出来映えだ。(苦笑)

【感  想】
「超高齢化社会における性生活」

佳作『サブウェイ・パニック』のジョセフ・サージェント監督がメガホンを取った旧約聖書の映像化。どうやらTVMらしく、程良いところで暗転が入る。そういう点では見易かったが、信仰をテーマにした作品なだけに重く感じるのは否めない。

正直なところ、神棚に手を合わせ、仏壇にお線香を立て、お墓参りもするし、ヤバイ時には「ああ、神さま!」と天を仰いだりするけど、生まれて此の方、ずっと無宗教の私にとっては、さほど面白い作品ではなかった。(苦笑)

物語は、神の声を聞いたアブラハムが、“約束の地”カナンを目指すところから始まる。甥のロトが同行し、大勢の人たちが旅を一緒にする。
彼らが何者なのか私には分からなかった。(苦笑) てっきり、旅をするのはアブラハムと妻だけだと思い込んでいたので、あんなにゾロゾロとついて行く人たちがいるなんて予想だにしていなかった。アブラハムは“私の民”という言い方をしていたから、彼は人々を統治する立場にあるのだろう。
でも、結局、使用人を抱える裕福なジイサマの信仰なんて信用できないと思うな。(苦笑)

旅路は厳しく、多くの犠牲を出しながらも、カナンに辿り着く。アブラハムたちは、そこで繁栄するが、人が増えすぎて、甥のロトがソドムに移住することになる。
しかし、ソドムは退廃していた。神は、アブラハムにソドムを滅ぼすと伝える。彼は慈悲を乞い、誠実な者が10人いれば助けると約束をとりつけるが、マトモだったのはロトの家族だけだった。……という展開。

「50人!」「30人!」と、アブラハムが“値切って行く”様子が面白かった。(苦笑) 結局、神とアブラハムは10人で手を打つのだが、その10人すら誠実な人間が見つからず、ソドムは滅亡する。
旧約聖書には、ソドムの退廃ぶりは具体的に描かれていない。個人的には、アブラハムの信仰よりもソドムの乱れぶりの方が見たかった。(笑)

一方で、子宝に恵まれなかったアブラハムは、妻サラの勧めで召使いの女性に子供を作る。彼は、この子を溺愛するが、神がイジワルをする。
「お前に子供を授ける」
時にアブラハム 100歳、妻のサラは90歳。(おいおい) そうして生まれたのがイサクである。……超高齢化社会が進むと、いつか日本も、こんな時代になるのだろうか。(苦笑)

アブラハムを演じるのは、リチャード・ハリス。いまの若い人たちには『ハリー・ポッター』シリーズのダンブルドア校長先生でお馴染みだが、私たち世代には『ジャガーノート』や『カサンドラ・クロス』、『オルカ』等のアクション映画が真っ先に思い浮かぶ。(笑)
本作品では、主人公アブラハムを演じているが、ジョン・ヒューストン監督の『天地創造』ではカインを演じた。

その妻サラには、バーバラ・ハーシー。『明日に処刑を…』や『エンティティー/霊体』かな。『最後の誘惑』ではマグダラのマリア役だった。出番は少ないながら、なかなか好演だったと思う。
ほかにも、『ディープ・インパクト』のマクシミリアン・シェルも出演し、TVMながら豪華なキャスティングだった。

ただ、題材としては、地味過ぎたと思う。確かに、本作品には“ソドムとゴモラ”のエピソードが盛り込まれている。でも、全体の一部でしかない。あくまでも、主人公はアブラハムである。彼の信仰を描くことが本作品の目的なので、端からスペクタクル・シーンなんか考えちゃいない。

映画的なダイナミズムを求めるなら、“ノアの箱舟”や“バベルの塔”を真っ正面から描いた方が、一般人にはウケが良かっただろう。
そうしなかったのは、本作品があくまでも宗教映画だからだと思う。
そうなると、評価は難しいが、『天地創造』で旧約聖書に興味を持たれた方が、各エピソードをもう少し詳しく知りたいと思った時に、本作品はちょうど良いかも知れない。

そんな方にオススメ!( 100歳まで出来ますように!)





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Last updated  2018.01.20 08:23:50
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