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2018.01.21
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1023 シンティラ・プロジェクト

『1023 シンティラ・プロジェクト』オモテ面
※オモテ面

【スタッフ】
・監督・脚本 ブライアン・オブライエン
           「エイリアン・パンデミック」
・脚  本  ロブ・グリーン
       GP・テイラー
・撮  影  マグニ・アグストン
・編  集  スティーブ・マーサー
            「ナルニア国物語/第3章」
    「ジョニー・イングリッシュ/気休めの報酬」

    「007/スカイフォール」「プロメテウス」

【キャスト】
・ジョン・リンチ
     「スライディング・ドア」「ザ・トーナメント」
・モルジャーナ・アラウィ「マーターズ」
・クレイグ・コンウェイ「ディセント」
・ネッド・デネヒー「ストレージ24」

『1023 シンティラ・プロジェクト』ウラ面
※ウラ面

【仕  様】
・型  番  LBXC-708
・製作年度  2014年
・製 作 国  イギリス
・原  題  SCINTILLA

・販 売 元  株式会社ファインディスクコーポレーション
・提  供  ----
・定  価  ----
・字幕翻訳  ----
・吹替翻訳  ----

・吹替演出  ----
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録  本編 約94分
・サ イ ズ  16: 9
・音  声  1.ステレオ 英語
・字  幕  1.日本語字幕
・そ の 他  片面 1層、MPEG-2、COLOR、DVD、
       DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向、
       セル専用
・映像特典  ----

『1023 シンティラ・プロジェクト』ピクチャディスク
※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:エリート傭兵部隊が、
      地下実験施設で遭遇した、
      想像を絶する「存在」…。
・ウラ面 :地下実験室で生まれた、
      地球外生命体と人類を結合させた「存在」と
      エリート傭兵部隊との息詰まる闘い。
        人知想像の域を超えた、
        驚愕のビジュアル・ショック!
      クリーチャーSFアクション
      衝撃の問題作!!

分かりにくいが、本編の内容をキチンと表現したジャケットだと思う。背景は宇宙空間、星が見える。宇宙から飛来した隕石の有機体と人間のDNAで作られた「存在」が、真ん中にデカデカと載っている。目の辺りを“複眼を思わせる幾何学模様”で隠し、ネタバレを避けている。(ウラ面でネタバレしているのは、ザンネン) その下には、地下施設に侵入する傭兵たちの姿。(でも、中央の女性は主人公ではない) そして、「存在」が暮らしていた酸素テント。これで、本作品の重要なモチーフのすべてだ。あまり好みのデザインではないが、優れていると思う。
ウラ面は、一転してSFアクション映画を彷彿させる。少々、とっ散らかっている印象だが、必要な画像は漏れなく使われている。そういう点では優秀だと思うが、どうも好みではない。
なんだろう。落ち着かない感じだ。これって、本作品のモンスターを見た時の居心地の悪さと同じだと思う。(笑)

【感  想】
「生理的嫌悪感が導く快感」

小品ながら割りと面白かった『エイリアン/パンデミック』の監督ビリー・オブライエンが手掛けたSFスリラー映画。今回はスケールUPしていて、見応えがあった。

――傭兵のジムは、或る組織の依頼で、旧ソ連の研究施設から科学者を連れ帰ることになる。集められたのは、彼の元部下ばかり。それに科学者の部下だった女性と護衛が加わり、チェチェンに赴く。
施設のある一帯は、ゲリラに占拠されていたが、何とか潜入に成功する。研究施設は地下 800mに位置していた。
……というお話し。

似たような設定と展開の映画は何本か観たような気がする。紛争地帯の秘密の研究施設に潜入した傭兵部隊が未知のモンスターと遭遇、それは禁断の実験によって生み出されたものだった、というヤツ。『アザーズ/捕食者』とかね。(笑)

従って、どんなモンスターを創出できるかが、キーポイント。その点、本作品は合格点、優秀だった。『エイリアン/パンデミック』もそうだったが、この監督さんは、生理的な嫌悪感を伴うデザインが得意らしい。
モンスターの“眼”が、シャッターのような瞬きなのか、瞳孔が光を反射するのか、チラチラと動いている様子が、おぞましくも美しかった。(汗) 巻き戻し(?)て何度も見てしまった。(苦笑)

また、そうした造形以外に、冷たく暗い映像にも監督さんのセンスを感じる。嗜好とでも言うのだろうか。地面の湿った冷たさが伝わって来る。SFスリラーを撮る監督さんとしては、珍しいのではなかろうか。
たいてい一般ウケがいいようにアクションに傾倒して、そうした描写がおざなりになって行くのが常だからだ。本作品では戦闘シーンは最小限に抑えられ、ひとつ一つの殺戮にこだわりを見せている。個人的には、勢いのままに流れてしまうアクションよりも、この静謐感と衝撃の方が好みだ。

ただ、ずいぶん削除されたシーンがあるようで、説明不足に陥っている部分が幾つか見受けられた。出身地の嘘がバレた男の顛末とか、ハエのようなヘルメットをかぶった少年たちの出自とか、容易に想像はつくものの、観客としては、キチンと描いて欲しかったと思う。
モンスターと同じように、少年たちには気色の悪いバックボーンがあるはずだし、嘘がバレた男はグロテスクで歪んだ拷問をされていて欲しいと、心の何処かで思っており、それを映像として観たいのだ。(笑)

不気味で気持ち悪いモノに惹かれるのは、人間の本能だと思う。それを見て、心の健康なバランスを保つのか、リスクを推し量ろうとするのか、理由は分からない。でも、見ずにはおれないのが人間で、本作品の監督さんは、その辺りのことを良く認識しており、自ら受け入れているのだと思う。

短絡的なアクションやショックシーン(直接的な刺激)を求める方には、退屈な作品だろう。けれど、雰囲気や、じわりと染み込むような嫌悪感と快感を求める方には、唯一無二の作品かも知れない。(ホントかよ)

オススメ!





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Last updated  2018.01.21 07:52:24
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