B級映画ジャケット美術館

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2018.08.17
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1231 ハンティングパーク


※オモテ面

【スタッフ】
・監督・脚本 ミッキー・キーティング
・製  作  ジェレミー・アイエロ
      「シャッターアイランド」「ヴィレッジ」

【キャスト】
・アシュリー・ベル
 「THE DAY/ザ・デイ」「ラスト・エクソシズム」
・パット・ヒーリー
  「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」
・ジェームス・エイバート「L.A.ギャングストーリー」

           「スキャンダル/託された秘密」


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  FMDR-9768
・製作年度  2016年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  CARNAGE PARK
・発  売  AMGエンタテインメント
・販  売  AMGエンタテインメント
・提  供  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  町野健二

・吹替監修  ----
・吹替演出  ----
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録  本編 81分

・音  声  1.英 語 [ドルビーデジタル 5.1ch]
       2.日本語吹替 [2.0chステレオ]
・字  幕  1.日本語字幕
       2.日本語吹替用字幕
・そ の 他  片面 1層、MPEG-2、COLOR、DVD、
       DOLBY DIGITAL、NTSC 日本国内向、
       レンタル専用
・映像特典  ----


※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:ようこそ、虐殺公園へ。
        (SXSW映画祭)(サンダンス映画祭)
      大ヒットTVシリーズ
      「ウォーキング・デッド」の
      スタッフが仕掛ける新世紀ソリッド・
      アトラクション・サバイバル!!
・ウラ面 :その広大な公園は、
      奴の狩場だった…。
        「π」「ソウ」「メメント」など刺激的な
        話題作を発信し続ける、
        サンダンス映画祭で絶賛!
      「ウォーキング・デッド」のスタッフが
      仕掛ける《新世紀》ソリッド・
      アトラクション・サバイバル!!

ガスマスク男が、どうやら死体の上に腰掛けているイラストがジャケットのオモテ面に使われている。ダラリと下げた右手には拳銃。銃口からは硝煙が煙っている。背景には鉄条網。頭から袋をかぶせられた男たちが杭に縛りつけられている。本作品に相応しいかどうかは兎も角、なかなか迫力のある出来映えだと思う。
ウラ面は、本編の印象に近いデザインになっている。主人公の女性をフィーチャーしており、雰囲気を上手く伝えられている。
あまり好きなデザインではないが、力作だと思う。(でも、これでは誰も手に取らないと思うぞ)

【感  想】
「ひと見知りする監督」

“実話”との触れ込みだが、該当する事件は見つからなかった。これだけの事件ならネットを検索すれば、何かしら引っ掛かりそうなものだが、カスリもしない。広告のための演出だろうか。まさしく70年代だ。(それが狙い?)

――融資を頼みに銀行に遣って来たヴィヴィアンは、行員に「担保がない」と簡単に断られてしまう。一度は銀行を後にしたものの、腹の虫がおさまらず、とって返したのが運の尽き。強盗事件に巻き込まれてしまった。
トランクに押し込まれ、人質として連れ去られた彼女は、見知らぬ荒野で1人になってしまう。強盗犯が何者かに殺されてしまったのだ。
そして、ガスマスクをつけた男に狙われることになる。そこは、ガスマスク男が、人間を狩る“虐殺”パークだった。
……というお話し。

ビミョーな感じの作品だった。舞台設定は1978年。日本で『スターウォーズ』が封切りされた頃だ。映像は、セピア調に調整され、殺伐とした荒野の雰囲気を演出している。
けれど、被害者が少なく、少々物足りない。銀行強盗犯2人(1人はDOA)、瀕死の女性、トラバサミの男性、保安官……。いまの時代、この設定なら、もっと被害者を増やして貰わないと、観客としては満足感を得られない。(サバイバルを中心に描くなら、これでもOKだが、ボディカウント・ムービーなら最低でも2ケタは虐殺して貰わないと……)
確かに、全裸の女性が追いかけ回される『NAKED(07)』のようなマン・ハンティングものもあるので、一概には言えないが、こじんまりし過ぎていることは否めない。(服を着ているし……) 製作の基本的な方針が間違っていたんだろうなぁ。ちなみに、ガスマスク男を演じたパット・ヒーリーが製作者だ。(苦笑)

ただ、プロダクション・デザインは雰囲気があって良かった。赤茶けた荒野に廃屋、朽ちて行く何台もの車。そして、地下道。それは、終末感を抱かせるし、個人的には好みだ。(笑)

ヴィヴィアンを演じたのは、アシュリー・ベル。キャラとしてはイマイチだったが、“絶叫クィーン”の異名を取る彼女らしいお芝居だった。『ラスト・エクソシズム』シリーズに出演されていた女優さんなので、堂々たる絶叫ぶり。本作品が良い雰囲気だったのは、彼女のおかげと言えるだろう。

監督は、ミッキー・キーティング。コンスタントに作品を発表しているが、日本では未紹介の作品ばかりだ。
それに、ひと見知りをする監督さんなのか、同じ役者さんばかり使う傾向ある。(苦笑)

トラバサミ男を演じたラリー・フェセンデンなんか全作品に出演している。『スイング・オブ・ザ・デッド(12)』や『アイス・トレマーズ(10)』等、B級映画が好きな方なら、1本や2本は必ず観ているはずだ。いい役者さんなのだろう。でも、だからって、毎回使わなくてもいいんじゃない?(笑)

アシュリー・ベルも、本作品に続いて同監督の『Psychopaths(17)』に出演しているし、本作品より前は“ジャンル映画の新女王”と呼ばれたローレン・アシュリー・カーターを好んで起用していた。

同じ役者、同じスタッフは、スタジオシステムが生きていた頃なら兎も角、いまの時代は進化を阻害する。「好きなジャンルの映画を、気の合った仲間たちで撮る」のは、傍目には微笑ましいが、結局は似たような作品ばかりフィルモグラフィに並んでしまう。市場への感度も鈍るし、時代から取り残される。思うに、本作品の監督さんは、既に時代遅れになりつつある。

90分かけて見ても満足できるワケではないので、あまりオススメ出来ません!





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Last updated  2018.08.17 06:46:35
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