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2018.09.20
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1265 アウトロー/強奪者


※オモテ面

【スタッフ】
・監督・脚本 ジェフリー・カウパー
・脚  本  ヘスス・ジョベラス
・製  作  ヘスス・モーラ・マス
・撮  影  ギル・ヴェンチュラ
・音  楽  ダニ・トゥルヒージョ

【キャスト】
・ヘスス・ジョベラス
・サラ・カサスノヴァス
・ハビエル・ベルトラン

・フェラン・ラホズ


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  TWAD-1397
・製作年度  2015年
・製 作 国  スペイン
・英  題  DAY RELEASE
・発  売  株式会社トランスワールドアソシエイツ
・販  売  株式会社トランスワールドアソシエイツ
・販売協力  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ----

・吹替監修  ----
・吹替演出  ----
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録  本編 approx.80分

・音  声  1.オリジナル (スペイン語) 2.0ch
・字  幕  1.日本語字幕
・そ の 他  片面 1層、COLOR、MPEG-2、DVD、
       DOLBY DIGITAL、NTSC 日本国内向け、
       セルorレンタル
・映像特典  オリジナル予告編


※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:殺人犯が強盗組織に挑む!
      必ず奪ってみせてやる!!
・ウラ面 :一攫千金を狙い
      強盗団から強奪に挑む男と
      行きずりの女の逃走劇を描く
      ノンストップ
      クライム・アクション!!

アクション映画風のジャケット。でも、本作品は、さほどスピーディな展開でもないし、ハデな爆発シーンもない。どちらかと言えば、地味な仕上がりである。雰囲気としては、70年代のクライム・サスペンスといった趣き。個人的には、そのテイストが好きなんですけどね。(笑)
ウラ面も、モロにハードなアクション映画風。キャッチコピーも間違っちゃいないが、ちょっとミスリードが過ぎるかな。(笑)

【感  想】
「季節はずれの花は咲かない」

40年くらい前なら、カルト映画になっていたかも知れない。

ピーター・フォンダを主演に据え、ヒロインにはブレンダ・バッカロあたりがいいな。監督には、ドン・シーゲルを起用したい。脚本はマイケル・チミノ。中盤から終盤は、もう一捻り欲しいし、反体制と家族の問題を対比させることで、ラストシーンをやるせない雰囲気に仕立てることが出来る。
それに、警察側の動きも入れたい。保安官役にL.Q.ジョーンズがいいな。そうなると、サム・ペキンパー監督ってセンもあるな。
勿論、カメラはルシエン・バラード。彼しかいない。
音楽は、ジェリー・ゴールドスミスに現代音楽風の楽曲を提供して貰い、エンドロールにはセンチメンタルな歌を入れたいところだ。(笑)
これなら間違いなく、今頃はカルト映画だ。

さて、本作品である。(笑)
銀行強盗を目撃した男の1日を描き出したクライム・サスペンス。スペイン映画である。劇場未公開だが、なかなかの佳作だった。邦題を付け直して、ポスターのデザインをアートっぽく仕上げ、単館のレイトショーにかけたら意外とお客さんが入ったのではなかろうか。

――行きずりの女をショッピングモールまで送ったマルクは、そこで銀行強盗の現場に遭遇する。
逃走する車の後を追ったマルクは、犯人たちをワナにかけ、彼らからバッグを奪うことに成功する。しかし、散弾銃で背中を撃たれた上に、バッグの中身はお金ではなかった。犯人たちが犯行に使ったマスクなどの証拠品の数々だった。何としてもお金が必要なマルクは、モールで別れたばかりの女に電話を入れて助けを求める。
……というお話し。

主人公マルクのバックボーンについて説明台詞はほとんどなく、彼が実家を訪れるシーンや行きずりの女に“1日だけの外出”と話す場面から推測するしかない。
食事のシーンでは『幸せの黄色いハンカチ』の高倉健を思い出してしまった。あれは、カツ丼とビールだったと思う。厳しい刑務所暮らしを思わせ、つい見入ってしまう名シーンだ。残念ながら、本作品のそれは、さほどではないが、マルクの過去を推し量るには充分だった。

監督さんは、わりと細かい演技指導をされる方のようで、随所でそれがうかがえた。行きずりの女が車から下りる時にミニスカートの裾を直す仕草に彼女の素性をのぞかせたり、マルクがコーラのプルトップを開ける時の強盗犯の目の動きとか……。キチンと鑑賞すると、気づく箇所が多々あるかも知れない。

物語は、おさまるべきところにおさまる。ド派手なカーチェイスや銃撃戦があるわけではないので、宣伝コピーに惑わされると、失望することになるだろう。
でも、クライム・サスペンスとしては、なかなか良い出来映えなので、このまま埋もれさせるには惜しい気がする。
70年代の半ば頃に映画を観まくっていた方なら、この作品に惹かれるのではないかと思う。
ツメの甘い作品であるのは確かだが、ハリウッドで撮れないテイストなので、是非ともご覧いただきたい。

年配者にオススメ!(おいおい)





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Last updated  2018.09.20 06:49:33
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