B級映画ジャケット美術館

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2018.09.22
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1267 デス・リベンジ


※オモテ面

【スタッフ】
・監  督  ウーヴェ・ボル
・脚  本  ダグ・テイラー

【キャスト】
・ファーマー……ジェイソン・ステイサム(東地宏樹)
・ミュリエラ……リリー・ソビエスキー(樋口あかり)
・ガリオン………レイ・リオッタ(大塚芳忠)
・ノーリック……ロン・パールマン(石塚運昇)


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  FXBR-38117

・製 作 国  アメリカ
・原  題  IN THE NAME OF THE KING
        – A DUNGEON SIEGE TALE
・発 売 元  20世紀 フォックス ホーム
         エンターテイメント ジャパン株式会社
・販  売  ----
・販売協力  ----
・価  格  12,500円(税抜)
・字幕翻訳  神代知子
・吹替翻訳  中村久世
・吹替監修  ----

・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録   127分(本編)
・サ イ ズ  16: 9 LB シネマスコープ・サイズ
・音  声  1.英 語 5.1chサラウンド

・字  幕  1.日本語字幕
       2.英語字幕
・そ の 他  片面 2層、COLOR、MPEG-2、DVD、
       DOLBY DIGITAL、NTSC 日本市場向け、
       レンタル専用
・映像特典  ----


※ディスク

【ジャケット】
・オモテ面:“最凶”の復讐
・ウラ面 :「トランスポーター」「アドレナリン」
      シリーズ
      ジェイソン・ステイサム主演で放つ、
      臨界点突破のソード・アクション!

ジャケットのオモテ面の下に、まるで本屋のPOPのような宣伝コピーが印刷されている。
「『トランスポーター』シリーズの“天才運び屋”が、
今度は銃を剣に持ち替えて豪快なソードアクションを
炸裂させる!!
新境地を切り開いたジェイソンから目が離せない!」
レンタル版だけの仕様らしい。(セル版にはみられない)
ちょっとショボいけど、何か楽しい。(笑)
スターを揃えたアクション作品らしく、使われている画像は、彼らの顔が視認できるくらいのサイズが用いられている。これはこれで良いが、もう少し背景を出さないと、物語の雰囲気が伝わって来ない。その点は、残念だった。
でも、まぁ、B級ファンタジー・アクション映画としては、良い出来映えのジャケットではなかろうか。(苦笑)

【感  想】
「さすがラジー賞最低功績賞受賞者の作品は、ひと味ちがう」

ジェイソン・ステイサムが主演したソード・アクション。ヒロイック・ファンタジーで、なかなかの大作だ。メジャースタジオの配給なので、予算が潤沢についたらしい。さすがにジェリー・ブラッカイマーの製作作品のようなワケにはいかないが、B級映画としては破格のスケールだ。
何しろ、ロン・パールマンやジョン・リス=デイヴィス、リリー・ソビエスキー、レイ・リオッタなど、出演俳優陣の顔ぶれが充実している。(笑)

然も、衣装も豪勢だし、ワイヤーワークや空撮など多彩な撮影も魅力的だ。エキストラを動員した撮影規模も大きい。『デス・リベンジ2』に較べたら、カット数が段違いだ。小道具等の細部も凝っているし、CGやVFXのクオリティも高く、充分に大作と言えるだろう。
監督したのは、『ハウス・オブ・ザ・デッド』シリーズのウーヴェ・ボル。本作品で、めでたく第29回ラジー賞の最低監督賞を受賞。(苦笑) 凡庸で、他のヒット作のパクリを臆面もなく用いたところが評価されたのだろう。何であれ、一番になるのは良いことだ。遅ればせながら、お祝いを言いたい。(笑)

“農民(ファーマー)”を演じるのは、ジェイソン・ステイサム。「魔法を使うのか、卑怯だぞ!」と魔術師ガリオンに向かって言う辺りが面白い。ガリオンが仰向けに宙に浮いた時、すかさず下から剣でツンツン刺したら簡単に勝てたんじゃないか?(笑)

コンリード王を演じるのは、バート・レイノルズ! さすがハリウッド・スター。(笑) 出て来ただけでオーラが溢れる。少し面変わりしたが、いい雰囲気だった。
“農民”が実は死んだと思われていた息子だった、というド定番の展開は、70年代の彼なら絶対に受けなかっただろうな。

いち早く“農民”の素性を見抜いた魔術師メリックを演じるのは、ジョン・リス=デイヴィス。スティーブン・スピルバーグ監督の『レイダース/失われた聖柩(81)』のサラー役が思い出される。どちらかと言うと、コミカルな役柄が多いような気がするが、本作品のようにマジメな顔の方が、精悍な印象だ。こっちの方が良いなぁ。

その娘ミュリエラ役を演じるのは、リリー・ソビエスキー。『ディープ・インパクト(98)』の少女が、こんなに大きくなったんだなぁと、シミジミ。お芝居は褒められものではないが、陶器のような肌とガラス玉のように光る青い目は、まるでビスクドールのようだ。それを見られるだけでも、本作品を観る価値があるかも知れない。
本作品のクライマックスでは魔術に開眼して“農民”を助ける。(唐突だけど……)

彼女をたぶらかし、王国を乗っ取ろうとする魔術師ガリオンを演じるのは、レイ・リオッタ。さすがに歳をとった。肌は凸凹で汚いし、顔全体がむくんでいるような感じだ。昔の精悍さは、どこに行ったんだ?(笑)

魔術師に家族を殺された“農民”の妻ソラナ役を演じるのは、クレア・フォーラニ。TVシリーズ『CSI:NY』でマックの恋人役で出演していたので、親しみがある。時々、映画やTVM等で見掛けるけど、ビミョーな顔立ち。(笑)

“農民”を育てたノーリック役を演じるのは、ロン・パールマン。『人類創世(81)』や『薔薇の名前(86)』など、大作名作がフィルモグラフィに並ぶが、やはり『ヘルボーイ(04)』は外せない。変な作品にも出ているが、いまや一枚看板のスターになった。

“森の民”のリーダーであるエロラ役を演じるのは、クリスタナ・ローケン。『ターミネーター3(03)』が真っ先に思い出されるが、ウーヴェ・ボル監督とは息が合ったのか、『ブラッドレイン(06)』等でタッグを組んでいる。

国王の甥ファロー役を憎々しげに、然も楽しそうに演じていたのは、マシュー・リラード。『スクリーム』シリーズの悪役もいいが、本作品もなかなかだ。ピッタリとハマっていた。

さて、知らなかったのだが、本作品は、マイクロソフトがリリースしたアクションRPG『ダンジョン・シージ』の実写映画版とのこと。なるほど、原作があったから、ウーヴェ・ボル監督作品にしてはストーリーがマトモだったんだな。(笑) でも、興行収入は上がらず、評論家から酷評され、ゲームの実写映画化作品としては「サイテー!」とすら言われている。(さすが、ウーヴェ・ボル監督だ)
個人的には「彼も予算があれば、ちゃんとフツーの作品が撮れるんだな」と思ったくらいだから、まずまずの出来映えなのではなかろうか。(笑)

ちょっとだけ、オススメ!





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Last updated  2018.09.22 05:30:08
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