B級映画ジャケット美術館

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2019.06.18
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1536 ローグ・ウォリアー/全面戦争


※オモテ面

【スタッフ】
・製  作  トレーシー・バーゾール
       ニール・ジョンソン
・監督・脚本 ニール・ジョンソン
・音  楽  アレックス・スタロポリ
       (ラプソディー・オブ・ファイア)
・撮  影  カイル・ライト
        『宇宙戦争/ファイナル・インパクト』

【キャスト】
・トレーシー・バーゾール

・ダズ・クロウフォード『ブレイド2』
・スティーヴン・マンリー
  『スタートレック3/ミスター・スポックを探せ!』
・ティム・マクグラス
・アシュリー・パーク
・マリリン・ギリオッティ『クラークス』


※ウラ面

【仕  様】
・型  番  TMSD-439
・製作年度  2016年
・製 作 国  アメリカ
・原  題  Rouge Warrior: Robot Fighter

・販 売 元  株式会社トランスフォーマー
・提  供  ----
・価  格  ----
・字幕翻訳  ブレインウッズ
・吹替翻訳  ----

・吹替演出  ----
・日本公開  ----
・リリース  ----
・収  録  本編 101分
・サ イ ズ  16: 9 LB ビスタ
・音  声  1.英語 ステレオ
       2.日本語吹替 ステレオ
・字  幕  1.日本語字幕
・そ の 他  片面 1層、COLOR、MPEG-2、
       DOLBY DIGITAL、2 NTSC 日本国内向、
       DVD VIDEO、RENTAL ONLY
・映像特典  ----


※ピクチャディスク

【ジャケット】
・オモテ面:AIロボット vs 人類。
      勝つのはどっちだ――!?
・ウラ面 :AIロボット vs 人類の戦いを
      圧巻のVFXで描く、
      近未来SF・アクション超大作!!
        古代兵器を求め惑星アビスへと
        旅立った兵士たち、
        行く手を阻む大量のロボットを
        かいくぐり、
        人類を救うことができるのか?!

うん、わりと正直なジャケットだと思う。まぁ、多少の誇張はあるが、オモテ面のヴィジュアルに登場するマシンやキャラクタは、すべて本編に登場する。主人公シエナやスカルクラッシャーの衣装も、こんな感じだった。
ウラ面も、まずまずの出来映え。いい仕上がりだ。ひとつ不満があるとすれば、シエナと一緒に旅立ったブリスターと恋人ロボットのリアーナの画像がないこと。それに、オモテ面にも登場している長髪の男は、オープニングのシーンに登場しただけで、本筋には絡まない。見た目の問題もあるだろうが、そこはメインキャラクタを中心にジャケットを構成して欲しかった。

【感  想】
「私も欲しい恋人ロボット」

CGやVFXの出来映えは、まずまず及第点と言ったところ。悪くない。さすがに質感や重量感、背景映像との親和性では、メジャー作品に大きく劣るが、必要充分な出来映えだろう。
それに、ロケーションが魅力的で、俯瞰映像が多用されていることも評価に値する。誤魔化しが効かないからだ。力作だ。

――21世紀、大きな戦争があって、先進国は疲弊し、途上国は荒廃した。絶滅の危機に瀕した人類を救ったのは、人工知能=AIだった。
人類とAIは力を合わせて、新たな世界を作った。科学技術が飛躍的に進歩し、ワームホールや惑星改造も可能となった。
けれど、人類はAIに嫉妬し、やがて、それは偏見となり、疎んじるようになった。
AIは、生き残るために人間との融合を図ろうとする。ところが、逆に人類を脅かす災厄(スカージ)となってしまう。しかし、AIと人類の協調こそが生き残る道だった。
……というのが、物語の背景である。

人類対AIという構図を伝えるために長いナレーションが用いられている。『スター・ウォーズ』以来、SF映画では定番化しているが、もうちょっと何とかならないものかと思う。映画はシンプルなのが一番。

――近未来。産業マフィアのシエナは、遠い昔、人類がAIを倒した歴史があることを知る。然も、宇宙の果てにある銀河コアの惑星アビスに、今もその兵器=EMP爆弾が残されているかも知れないと言う。
周囲の反対を押し切り、シエナはシャトルで銀河コアを目指して旅立つ。
……というお話し。

シエナと一緒に旅立ったのは、若い男ブリスターと古いAIロボットのホーグランド。途中で捕まっていた筋肉男を救い出す辺りは、まるで『スター・ウォーズ』だ。(ルークとR2D2とC3POとハンソロってことね)
宇宙船の修理で立ち寄った惑星で出会うのが、恋人ロボットのリアーナ。(笑) 実は、この恋人ロボットってのが、後々のキーになる。わりとシニカルな仕掛けだ。

気になったのが、『未知との遭遇』で使われた5つの音階「レミドドソ」が、本作品の音楽として使われていること。
調べてみたら、本作品の音楽を担当したのが、アレックス・スタロポリ。イタリアのシンフォニックメタルバンド《ラプソディー・オブ・ファイア》の創立メンバーだった。なかなか雰囲気のあるスコアを提供しており、5つの音階は意図的に用いたのかも知れない。

ハードSFに有りがちなのだが最後は思索的な表現で幕を降ろす。それを残念に思うか、感動の余韻に浸るか、それによって作品全体の評価が、随分と変わると思う。

本作品のテーマは、人間と人工知能である。そう言えば、ロバート・ワイズが監督した『スタートレック』も同じテーマだったようか気がする。そろそろ、『スタートレック』シリーズも見直さなければ。

ちなみに、本作品は、アサイラムのデタラメSF映画に較べたら、遥かに出来の良い作品だった。
ちなみに、本作品をベースに、シエナ(トレーシー・バーゾール)を主演にしたTVシリーズ『AGE OF DARKNESS』が、現在、ポストプロダクション中とのこと。このクオリティを維持してくれるなら、是非とも観たいものだ。また、同じ物語世界で、同じキャラクタも登場する『EVOLUTION WAR』もポストプロダクション中のようだが、トレーシー・バーゾールは別のキャラクタで出演の模様)

なので、オススメ!





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Last updated  2019.06.18 05:30:05
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